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 兵庫県姫路市は14日、子育てをテーマにしたワークショップの出欠確認メールを委託業者が送信した際、計52人分のメールアドレスが分かる状態だったと発表した。

 市デジタル戦略室によると、13日午前11時過ぎ、アドレスが他人に表示されない「BCC」を宛先入力欄にすべきところを、2回にわたって全員分が見られる「TO」を使っていたという。

 委託業者がメールを一斉送信した約3時間後、受信者がこの業者に指摘。業者側は52人に、おわびと当該メールの削除を依頼するメールを送った。同室は「宛先のダブルチェックの徹底を指導する」としている。(有島弘記)