アメリカのルビオ国務長官は、ウクライナが合意した30日間の停戦案について、12日にロシア側と協議を行う考えを示しました。
アメリカ・ルビオ長官:
今日、ロシア側と接触する。すでに様々なレベルで、政権メンバーと接触しており、今後も継続する。
ルビオ長官はウクライナが合意した30日間の停戦案について、「12日にロシア側に直接働きかけ、戦争の恒久的な終結に向けた交渉を開始する用意がある」と述べました。
その上でロシアに対し、「肯定的な回答を得られることを期待している。今まさにボールは彼らのコートにある」と呼びかけました。
またホワイトハウスのレビット報道官は日本時間13日午前、ウォルツ大統領補佐官がロシア高官と電話で会談し、ウィトコフ中東担当特使が今週後半にモスクワを訪問すると明らかにしました。
こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、記者団に「我々はアメリカ側が提案した30日間の停戦に同意する」と述べた上で、「我々は占領された地域をロシアとして認めない」として停戦交渉で領土に関して譲歩しない姿勢を改めて強調しました。