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『ミッキー17』ポン・ジュノ監督、役所広司とのコラボを希望「アイデアが無限に浮かんでくる」

『ミッキー17』メイキング写真
『ミッキー17』メイキング写真 - (c) 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

 かつて「役所広司さんをお迎えして映画を作りたいと常に思っています」と語ったこともあるポン・ジュノ監督が、新作映画『ミッキー17』(公開中)に名優・役所広司が寄せたコメントを喜び、さらなるラブコールをした。

【動画】まさに地獄…死ぬのが仕事な『ミッキー17』特別映像

 『ミッキー17』は、第92回アカデミー賞作品賞に輝いた『パラサイト 半地下の家族』以来となるポン・ジュノ監督の新作。ブラック企業のトップに“使い捨てワーカー”として搾取され、命を落とすたびに複製されてついには17人目のコピーとなった“ミッキー17”(ロバート・パティンソン)の姿を描く、逆襲エンターテインメントだ。

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 同作を鑑賞した役所は「劇場は、独特のブラックなユーモアで笑い声に包まれるだろう。そして、我々は見たこともない世界に連れていかれる。幼少期に自分がやらかしていた残酷な遊びを思い起させられる…(-_-;)」とコメント。「今作もポン・ジュノ監督は、観客を大いに楽しませながら、人間の残酷さと変わらぬ美しさをみせてくれた」とその手腕をたたえた。

 このコメントを受け取ったポン・ジュノ監督は「役所さんのような大俳優の視点もあり、俳優以前に、観客である役所さんの率直な感想だと感じられて嬉しかったですし、自身のストーリーを投影させて自分のアンテナで観ていただけたと思うと、強く胸に響きました」と喜ぶ。「古くからのファンとして、役所さんの作品を拝見するたびに、これまで様々なインスピレーションを得ることができました。役所さんは大きな演技の幅を持った俳優さんなので、アイデアもインスピレーションも無限に浮かんでくるんです。実際にお目にかかれたらそのうち3つくらいをこっそりお伝えしたいなと思います。今はまだ秘密です」と続けており、映画ファン注目のコラボが近々実現となるか注目される。

 『ミッキー17』は本日より公開。衝突事故の実験台となったり、宇宙で放射線を浴びせられたり、謎のガス部屋に閉じ込められたり、とにかくひどい扱いを受けて命を落とすたびに複製されるミッキーの地獄のような任務と、意を決したミッキーが権力者に立ち向かっていく姿を捉えた特別映像も公開された。(編集部・市川遥)

死ぬのが仕事…映画『ミッキー17』特別映像 » 動画の詳細
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