イベント「TENJIN STREET STAGE with FUKU MARCHE」が3月29日・30日、市道天神4号線（福岡市中央区天神1）と天神ツインビル公開空地で開催される。

　主催する「We Love天神協議会」は2021年7月から、「滞在時間の増加促進、集客他天神エリアの活性化」を目的に、福岡市役所前の広場と渡辺通をつなぐ「市道天神4号線」と天神ツインビル公開空地を、イベント期間中は歩行者天国にして憩いとにぎわい空間を創出する企画を行っている。

　7回目となる今回は「TENJIN STREET STAGE with FUKU MARCHE」と題し、九州産食材やグルメを集めたマルシェ「福マルシェ」と初めてコラボし、マルシェを開催。トマトの量り売りを行う「Tomato
　Farm西農園」、糸島で栽培された生キクラゲを販売する「agriK（アグリカァパ）」、福岡県嘉麻市の生乳を使って作るイタリアチーズを販売する「チーズ工房Cacio（カチョ）」、マフィンやクッキーなどを販売する「CLICK（クリック）」、種子島産の安納芋を使ったスイートポテトなどを販売する「種子島安納芋 ひょうたん島」など、各日約25店が出店する。

　福マルシェとのコラボについて、同協議会の荒牧正道さんは「一次生産者と直接触れ合う機会が天神ではあまりなく、天神ビッグバンによる再開発が進んでいく中、『天神』を介して多様な方々が触れ合える関係性を作りたかった」と話す。このほか、休憩スペースの設置や、花と花のオブジェの設置、ローストビーフやアクアパッツァなどを販売する「gozzoイタリアンフードトラック」、ホットドッグを販売する「TOBIKATAYA」などのキッチンカーの出店、地元アーテイストによる生演奏の音楽ライブなどを行う。

　荒牧さんは「この機会に、いつもの道がマルシェ会場になるという特別な2日間を、花の装飾とともに楽しんでもらえれば」と話す。

　開催時間は11時～16時。参加無料。