大人の休日パス　スペシャルで秋田付近を一泊二日でがたごとと移動。<br />花輪線（好摩ー大館）と北上線（横手ー北上）を完乗です。<br /><br />気動車よ永遠に。<br /><br />

花輪線と北上線で行ったり来たり

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2024/12/01 - 2024/12/02

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この旅行記のスケジュール

2024/12/01

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大人の休日パス　スペシャルで秋田付近を一泊二日でがたごとと移動。
花輪線（好摩ー大館）と北上線（横手ー北上）を完乗です。

気動車よ永遠に。

エリア

秋田

同行者: 一人旅

交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル

旅行の手配内容: 個別手配

初めの計画では湯瀬温泉とほっとゆだにて日帰り温泉の予定でしたが、何しろ本数が少なく断念。
花輪線は（始発から終点までは）1日5本、北上線は一日6本と、難易度はかなり高め。

代わりに青森の端っこまで足を延ばしました。
だって温泉に入りたかったのだもの。
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昨日も乗ったな、と思いつつ、こちらのはやぶさに乗ってまずは盛岡へGO。

東京駅駅
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盛岡駅に到着し、駅中の立ち蕎麦屋で軽くかけそばを食べ（美味しい）、IGRいわて銀河鉄道のホームにやってきた。

しかし、この路線名は反則だよなあ。
宮沢賢治の作品世界の気分で乗れてしまうので、旅情の濃さったらない。

盛岡駅駅
ただ、この日に乗るのは銀河鉄道ではなく、花輪線。
初めて乗るのです。
2両編成で到着です。
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盛岡から3駅目かな、巣子駅ですって。
可愛い駅名。
スコッチエッグが食べたくなる。

巣子駅駅

車窓からは岩手山がくっきり。
今日も晴天なり。
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北森駅。
次は松尾八幡平駅。

北森駅駅
さすがにもう紅葉は終わってしまっているな、と車窓を見ていると
雪じゃないか！
紅葉どころではなかった。
東北の冬は早いのだ。
内装はこんな感じ。
だいぶ空いたのでやっと写真が撮れました。

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赤坂田駅付近では積雪に。
ここらの安比高原前後の辺りが難所と言われる龍ヶ森越え。
蒸気機関車の時代は補助機関車を付けて登っていたそうです。

赤坂田駅駅
八幡平駅付近で雪は消える。
十和田南駅でスイッチバックをし、この後は米代川に沿って走ります。
扇田駅付近の美しい田んぼに移るキハ110の影。
いつもうすらぼんやりと車窓を眺めているので、タイミングよくこういう写真が撮れると最高にうれしい。

終点の大館駅に着いたら、もう寒い寒い。
先日から少々腰を痛めておりまして、湯瀬温泉も大滝温泉も諦めたが、なんとしてもここは温泉に入りたい。
ということで、その足で奥羽本線に乗り換えて、
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大鰐温泉駅にやってまいりました。

ここには徒歩3分ほどで行ける駅近温泉、「日帰り温泉　鰐の湯」がございます。
大鰐町地域交流センター鰐comeに併設されており、営業時間は9:00-22:00。
タオル別で入浴料は大人1名500円。
露天風呂もあり、とっても綺麗で感じのよいお気に入りの温泉なのです。
入ったことはないけど、予約制の家族風呂もあります。
サウナもあるのでサウナーの方も安心。

地域交流センターやお土産屋さん、食堂はもっと早く閉まってしまうので注意。
いつかもっと早い時間について、名物の大鰐もやしのラーメンなどを食べてみたい。

ほっかほかに温まって、さあ、今夜の宿のある大館駅に向かいましょう。

大鰐町地域交流センター鰐come 名所・史跡

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大鰐温泉駅は内部で弘南鉄道　大鰐駅とつながっています。
入口は違うんですがね。
こちらのJRの駅舎の方が立派です。
ちょうどこの時テレビでニュースが流れていて、弘南鉄道大鰐線が3年後ほどに廃止になってしまう、と。
おお、なんということだ。

大鰐温泉駅駅
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JRの改札を入ったすぐ左には弘南鉄道の大鰐駅の駅舎（というか通過する場所、というのが適当かもしれない）。
これ、なくなっちゃうのよ？
残念だ。
とっても。
廃止になるまで何度か乗りに来るからね。

大鰐駅駅
跨線橋を渡ってJR側のホームに降りる。
まっすぐ行くと弘南鉄道のホーム。
青森県内のJRの駅名標の林檎デザインとフォント、可愛いよね。
宮城県内のむすび丸に匹敵すると思う。
向こうには弘南鉄道のホームが見える。
しかし、弘南鉄道は学生さんの足としてかなり重要なのではないかと思うが、廃止になってしまったら沿線の高校生たちは大丈夫なんだろうか。

大館駅に着くころにはお腹がペコペコ。
意外と駅前は栄えていない大館駅。
GoogleMapで検索してたらなんとかっぱ寿司を発見。
何にも真新しくないけど、この寒さ、腹具合、疲れなどを加味し、一番リラックスできる空間と踏んで、今夜の食事処と決める。

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ビール、あおさのお味噌汁、レールを走るお寿司。
最高です。

ホテルに向かう途中、コンビニでお酒も買い足して、ホテルルートイン大館駅南に宿泊です。

ホテルルートイン大館駅南宿・ホテル
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翌朝は、言わずと知れた秋田犬の里に寄ってみる。
しかし、ちょうどこの日（月曜日）はワンちゃんたちはお休みと調べ済み。
では蛙でも見に行こう。

大館市観光交流施設秋田犬の里名所・史跡
そう、ここには渋谷のハチ公つながりで、昔の東急電鉄の車両が展示してあるのです。
この時は12/2のAM9:00過ぎ。

施設の中からこの青ガエルのある多目的広場に行けるはずなんだけどな、と思い、建物の中に入るが広場への入口が閉ざされている。
数人職員さんがいたので、「初めて青ガエルを見に来たのだが、どちらから行けばよいのか」と聞いてみたところ、外から回り込んでいけるという。
男性の職員さんがお仕事中なのにわざわざ一緒についてきてくれて、由来などを説明がてら案内してくれる。
実はこの日、青ガエルはカバーをかぶって冬眠する日だったそうで、ぎりぎりセーフでございました。
広場にポツンとしているのが堪らない。
昨日までは中も見学できたのだって。
実はうまいこと中央部分を切ってつなげて、本来よりも短い車体にしているのだそう。
移送の関係でしょう。
じっくり見たけどつなぎ目なんか全然わからなかった。
広場には廃線跡もある。
もとは貨物線だったがのちに客車も運ぶようになったとのこと。
パネル展示も結構面白く、じっくり見て歩く。
線路にも降りられるので、記念にそっと触る。
冷たくてキンキンに冷えている。

芝生の広場では地元の方が秋田犬の散歩をしていて、駈け寄りかったが我慢我慢。
大きくてかわいらしいモフモフのかたまりでした。
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駅まで回り道をしていたら、なんと手書き看板の映画館を発見！
御成座さんです。

クリスマスシーズンらしくラブ・アクチュアリーもかかっていたが（ビル・ナイにマーティン・フリーマン、コリン・ファース、ヒュー・グラント、アラン・リックマンと私好みの男優勢ぞろい映画）、イル・ポスティーノの看板が目を引きますね。
こんなところでイル・ポスティーノ観たら沁みてしまうだろう。

その手の界隈では有名なんだろうなと思わせる重鎮感。
入口には見学無料の文字も。
入ってみたかった！
でも時間が無い！
いつかまた来よう。

御成座(映画館) 名所・史跡
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大館駅に到着。
駅舎隣には大きな貨物ターミナル。
最近リニューアルしたのだろう、綺麗で広い駅舎です。

大館駅駅
次に乗る列車を待つ間、駅のホームをうろうろ。
ホームの端っこが好き。

来た来た、特急つがるです。
結構混んでいたが自由席に着席できました。
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秋田駅に着いたらお昼時。
駅中の「駅そば　しらかみ庵」でぎばさ蕎麦・・・ではなく今回はぎばさラーメン。
美味であります。
このねばねば海藻が好きなのだ。

駅そばしらかみ庵グルメ・レストラン
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しかし駅そば屋では酒が飲めぬ。
ということで、駅ビル内のお土産屋さん併設の立ち飲み「あきたくらす」にて一杯。

本日のおすすめの中から選んだのは「SilentNight」。
出羽鶴の純米大吟醸。
この「クリスマス意識しました！」なネーミングに負けた。
味を思い出そうとするが、全く思い出せません笑

他にも結構種類があって選ぶのに迷ったよ。

あきたくらすグルメ・レストラン
ここからは秋田新幹線こまちに乗って大曲まで一駅ワープ。

大曲からは奥羽本線に乗り換えて、横手駅に向かいます。
横手駅からは北上線に乗車。
ほんと、なんか毎日この車両に乗ってる気がする。
好きだから良いのですが。

職場の同僚に、沿線の錦秋湖が美しいと聞いていたので乗るのをとても楽しみにしていました。
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何やら立派な駅舎の相野々駅。
Googleの口コミを見ると、駅舎内にカラオケがあるそうだが、まだあるのだろうか。

相野々駅駅
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この黒沢駅を出ると岩手県に入ります。

黒沢駅 (横手市) 駅
車内はこんな柔らかい色使い。
外観は同じでも内装が違うとまた楽しい。
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お、ゆだ高原駅。
そろそろ湖だな。
ほんとはその前のほっとゆだでひと風呂浴びたかったのだが、実は朝お腹が痛くなってしまい、一つ前の列車に乗れなかったのだ。
仕方ない、リベンジしに来よう。

噂の錦秋湖は本当にとても美しくて、写真の代わりに動画を撮っていたためここに載せられないのが残念。

ゆだ高原駅駅
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岩沢駅。
ここも立派な駅舎。

岩沢駅駅

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横川目駅。
名前の由来は何だろう。
縦川目もあるのだろうかと思っていたら、次の駅が立川目駅だった。
そっちの漢字だったか。

横川目駅駅
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なんだかあっという間に北上駅に到着。
花輪線の半分くらいの時間でした。

北上駅の駅舎も立派。
校舎みたい。

新幹線で食べる駅弁を買いたかったのだが、こちら側の売店には売っておらず、

北上駅駅
おなじみジャミロクワイロードを通って駅の反対側へ。
購入したのはこちら、鮭いくらまぶし弁当と金蔵（地ビール）。
開けるとこんな感じ。
パッケージでは左側のおかずは隠されていましたが、なんと大好きなフキが入っていて踊りたくなる。
大好きなのだが家では面倒なので作らないのだ。
他には卵焼きと白滝のタラコ和え、昆布に柴漬け。
言う事なし。

さあ、ここからまた一度帰宅して、明日は会津に行くのだ。
タフだなあ。
私ばっかり風邪もひかないでうろうろして、なんだか申し訳ないなあ、なんて。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。