あの、素晴らしい をもう一度
>>26-90~91
- 90 :あの、素晴らしい をもう一度:2006/10/08(日)15:52:15
ID:UwtZ1Fyg0
- 【背景・前振りなど】
人間が住む地上に、時と世界の構成を司る天使リビリュートが、堕天使となって出現した。そこで、勇者ラ
イ、王女ミレイユ、女魔法使いリト、盗賊フスルトの四人が討伐隊として送り出される。
討伐隊は、あと一歩のところで仕留めそこね、ライとリト、ミレイユ、フスルトと三つに分かれて吹き飛ば
されてしまった。
【ストーリ】
ライ(主人公)は記憶喪失に、リトは「繰り返し病」にかかっていた。
「繰り返し病」とはあるタイミングで全ての記憶を失う病気で、リトの場合、一晩寝ると記憶が吹き飛ばさ
れた時点まで戻るというもの。つまり、彼女は、討伐失敗後の記憶がないのだ。
二人の旧友ヴェルは、リビリュートの呪いで発病したと推測。リビリュートを倒した直後に、リビリュート
の「天使の石」を使えば治るかもしれないと、ライに告げた。
ライは、リトのためにも堕天使のトドメを刺すべく、リトともに旅立つのであった。
堕天使にトドメを刺せなければ、「何者かの意志」でスタート地点に戻され、最初からやり直しとなる。つ
まり、堕天使を倒すまで繰り返される「繰り返しの世界」となっている。
【種明かしとエンディング】
最初の討伐で堕天使は倒されており、ゲームの世界は盗賊フスルト(の意志)が作り出したものだった。
彼は、最初の討伐で手に入れた「天使の石」でもって、自分の願いどおりの世界を再構築していた。
・自分は、過去を捨てて勇者ライと入れ替わるように。(→主人公ライに記憶喪失の呪い)
・片恋の相手リトは、自分が失敗してもそれを忘れてくれるように。(→リトに繰り返し病の呪い)
・自分が堕天使を倒して、そのあとリトとともに生きていくように。
けっきょく主人公は、作られた世界を拒否、自分を含めた歪みをただして堕天使を倒す。むろん主人公も倒
れるが、リトに見守られながら笑みを浮かべつつ死亡。
- 91 :あの、素晴らしい をもう一度:2006/10/08(日)20:21:37
ID:UwtZ1Fyg0
- >>90について、大事なことを忘れてました。
>90は、2006年10月現在の移植版(PC版)を元に書き上げました。
オリジナルのX68k版とは、多少違う点があるかもしれません。
最終更新:2020年02月23日 21:58