Microsoftが、「Outlook.com」での「Facebook Chat」および「Google Chat」のサポートを、「数週間」以内に終了することになった。
MicrosoftのOutlook.comチームは米国時間2月24日、Outlook.comユーザーに対してメールを送り、近々行われるこの変更について通知した。
Microsoftは、Google Chatのサポートを終了するという今回の決定について、Googleが「Google Talk」プラットフォームで使用されているチャットプロトコルの使用打ち切りを決定したためだと説明している。
サポート終了通知メールに記された、Googleの「決定」という部分に貼られたリンク先のページには、「Google+ Hangouts」がGoogle Talkに取って代わり、こちらでは「XMPP」はサポートされないとの注記がある。
なお、Facebook Chatのサポート終了については、Microsoftは理由を明らかにしていない。
Outlook.comチームのメールには次のように書かれている。「今回の決定に一部の顧客は失望するかもしれない。我々もそのことは理解しているが、今後はOutlook.comでのチャット、音声通話、ビデオ通話には『Skype』を試し、友人や家族と連絡をとるためのより確実な手段を活用してもらえればと考えている」
筆者はMicrosoftに対し、この件についてさらにコメントを求めた。
その結果、広報担当者からは以下の声明が送られてきた。
「Outlook.comユーザーの大半はすでに、チャットの際にはSkypeを好んで使っている。当社としては、Google Talkと関連のAPIの利用停止というGoogleの決定、またはOutlook.comでのFacebook Chatのサポート終了の影響を受けるすべてのユーザーにとって、Skypeは素晴らしい選択肢だと考えている」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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