オフィス、カフェやレストランなどの飲食店、駅、公園など、現在は禁煙の場所が多い。タバコの煙や匂いが苦手な人にはありがたいものの、愛煙家は喫煙スペースを求めてさまようことになる。電子タバコもいいが、タバコ好きには物足りないだろう。そうした声に応えたのか日本でも、スウェーデンの伝統的な無煙タバコ、snus(スヌース)が、JTから販売されている。
今回紹介する「Pouchguard」は、このスヌースを入れて持ち運ぶための、スマートフォンと連携する小さな箱。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
スヌースは、粉状にしたタバコの葉をティーバッグのような小さな袋に詰めた、無煙タバコの一種。上唇と歯茎のあいだに挟んでおき、タバコの味と香りを感じるものだ。禁煙を最終目的として、紙巻きタバコを我慢する際の支援グッズとしても使えるかもしれない。
Pouchguardはスヌースを入れておく携行箱。ロック機能を備えており、いつでも好きなときに開けられるわけではない。一度開けてスヌースを使うと、あらかじめ設定した時間が過ぎるまで開けられなくなる。これにより、スヌースの使い過ぎを防ぐわけだ。
ロック用のタイマーは、Bluetoothで連携させたスマートフォンのアプリで設定する。設定方法は、1時間に1回、1日に5回、1週間に1回など、好みに合わせて決められる。
PouchguardのふたにはLEDディスプレイが設けられており、ロックが解除されるまでの残り時間が表示される。
Indiegogoでの目標金額は3万ドル。記事執筆時点(日本時間1月13日11時)で集まった資金は約2000ドル。キャンペーン期間はあと38日ある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)