コンテンツにスキップ

Xceed

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Xceed(エクシード)は、かつて全日本プロレスで活動していたプロレスラーユニット

略歴

[編集]

2013年11月18日、バーニングを脱退した潮崎豪が、同様にバーニングからの脱退の意思を表示した鈴木鼓太郎青木篤志、3日後の11月21日にタッグを組むKENSOを加えた4選手で、新ユニットの結成を発表。「追い越す、超越する」を意味する英語「Exceed」から頭文字のEを取り、「X」をかけ算の算術記号に見立て、メンバーの力を掛け合わせる意味を込めた「Xceed」と命名する[1]

3日後の11月21日後楽園ホール大会がXceedの初陣となり、潮崎とKENSOが組んでディーロ・ブラウン&バンビ・キラーを迎え撃つことになったが、試合中の誤爆などがきっかけにより、試合後にKENSOが離反。潮崎の救援に鼓太郎、正式加入を表明した青木、フリー参戦中の宮原健斗が駆けつけ、この4人での再スタートとなった[2]。奇しくも、2011年の同時期にKENSOが結成したTEAM ビチッと!と同じスタート戦を、当時裏切られたKENSO本人が演出することになってしまった。

2014年2月5日、Jr. BATTLE OF GLORY公式戦で鈴木を破った青木が脱退。7月27日、めんそ〜れ親父として活動していた中島洋平がマスクを脱ぎ、鈴木の勧誘に応えて加入[3]。同年9月15日に初のファンミーティングを開催。

2015年9月28日、潮崎が退団[4]。11月16日、鈴木が11月いっぱいで退団することを発表し、宮原と中島の協議の結果、Xceedは解散となった[5]

タイトル歴

[編集]
三冠ヘビー級王座
潮崎豪(第51代)
世界タッグ王座
潮崎豪&宮原健斗(第70代)
アジアタッグ王座
鈴木鼓太郎&青木篤志(第92代、ユニット加入時から所持)
宮原健斗&鈴木鼓太郎(第95代)
世界ジュニアヘビー級王座
鈴木鼓太郎(第38代)
GAORA TV チャンピオンシップ
鈴木鼓太郎(第4代)
中島洋平(第7代)
王道トーナメント優勝
潮崎豪(2014年)
Jr. BATTLE OF GLORY優勝
鈴木鼓太郎(2014年、2015年)

メンバー

[編集]
  • 潮崎豪(リーダー、2013年11月21日 - 2015年9月28日)
  • KENSO(2013年11月21日、結成初日に脱退)
  • 青木篤志(2013年11月21日 - 2014年2月5日)
  • 鈴木鼓太郎(2013年11月21日 - 2015年11月16日)
  • 宮原健斗(2013年11月21日 - 2015年11月16日)
  • 中島洋平(2014年7月27日 - 2015年11月16日)

合体技

[編集]
SHIN-SEKAI

潮崎と宮原の合体技[6]。宮原が2段式ジャーマンで相手を持ち上げ、潮崎がジャンピングラリアットを打ち込み、そのままジャーマン・スープレックスで相手を落とす。2014年世界最強タッグ決定リーグ戦にあわせて開発された技。

備考

[編集]
  • 片手の親指・中指・小指を立て、人差し指・薬指を折り曲げるサインを「Xceedポーズ」と名付け、披露していた[7]

脚注

[編集]