Xceed
Xceed(エクシード)は、かつて全日本プロレスで活動していたプロレスラーのユニット。
略歴
[編集]2013年11月18日、バーニングを脱退した潮崎豪が、同様にバーニングからの脱退の意思を表示した鈴木鼓太郎と青木篤志、3日後の11月21日にタッグを組むKENSOを加えた4選手で、新ユニットの結成を発表。「追い越す、超越する」を意味する英語「Exceed」から頭文字のEを取り、「X」をかけ算の算術記号に見立て、メンバーの力を掛け合わせる意味を込めた「Xceed」と命名する[1]。
3日後の11月21日後楽園ホール大会がXceedの初陣となり、潮崎とKENSOが組んでディーロ・ブラウン&バンビ・キラーを迎え撃つことになったが、試合中の誤爆などがきっかけにより、試合後にKENSOが離反。潮崎の救援に鼓太郎、正式加入を表明した青木、フリー参戦中の宮原健斗が駆けつけ、この4人での再スタートとなった[2]。奇しくも、2011年の同時期にKENSOが結成したTEAM ビチッと!と同じスタート戦を、当時裏切られたKENSO本人が演出することになってしまった。
2014年2月5日、Jr. BATTLE OF GLORY公式戦で鈴木を破った青木が脱退。7月27日、めんそ〜れ親父として活動していた中島洋平がマスクを脱ぎ、鈴木の勧誘に応えて加入[3]。同年9月15日に初のファンミーティングを開催。
2015年9月28日、潮崎が退団[4]。11月16日、鈴木が11月いっぱいで退団することを発表し、宮原と中島の協議の結果、Xceedは解散となった[5]。
タイトル歴
[編集]- 三冠ヘビー級王座
- 潮崎豪(第51代)
- 世界タッグ王座
- 潮崎豪&宮原健斗(第70代)
- アジアタッグ王座
- 鈴木鼓太郎&青木篤志(第92代、ユニット加入時から所持)
- 宮原健斗&鈴木鼓太郎(第95代)
- 世界ジュニアヘビー級王座
- 鈴木鼓太郎(第38代)
- GAORA TV チャンピオンシップ
- 鈴木鼓太郎(第4代)
- 中島洋平(第7代)
- 王道トーナメント優勝
- 潮崎豪(2014年)
- Jr. BATTLE OF GLORY優勝
- 鈴木鼓太郎(2014年、2015年)
メンバー
[編集]- 潮崎豪(リーダー、2013年11月21日 - 2015年9月28日)
- KENSO(2013年11月21日、結成初日に脱退)
- 青木篤志(2013年11月21日 - 2014年2月5日)
- 鈴木鼓太郎(2013年11月21日 - 2015年11月16日)
- 宮原健斗(2013年11月21日 - 2015年11月16日)
- 中島洋平(2014年7月27日 - 2015年11月16日)
合体技
[編集]- SHIN-SEKAI
潮崎と宮原の合体技[6]。宮原が2段式ジャーマンで相手を持ち上げ、潮崎がジャンピングラリアットを打ち込み、そのままジャーマン・スープレックスで相手を落とす。2014年世界最強タッグ決定リーグ戦にあわせて開発された技。
備考
[編集]- 片手の親指・中指・小指を立て、人差し指・薬指を折り曲げるサインを「Xceedポーズ」と名付け、披露していた[7]。
脚注
[編集]- ^ 潮﨑選手が新ユニット「Xceed」結成を宣言!! - ウェイバックマシン(2013年12月2日アーカイブ分)
- ^ “Xceed初陣でKENSOがいきなり潮崎を裏切り、全日本に反旗!前哨戦で三冠王者と世界ジュニア王者が揃って挑戦者に完敗!”. バトル・ニュース. 2020年3月20日閲覧。
- ^ “7/28【全日本】宮原&鼓太郎アジア挑戦、中島加入で潮崎宣言「Xceedが中心になって全日本引っ張る」(写真あり)”. プロレス格闘技DX (2014年7月28日). 2020年3月20日閲覧。
- ^ “潮崎豪が全日本プロレス退団 今後はフリーで活動”. 東京スポーツ (東京スポーツ新聞社). (2015年9月28日) 2020年3月20日閲覧。
- ^ “鈴木鼓太郎が11月30日で全日本プロレスを退団!世界ジュニア王座は返上、Xceedは解散することが決定”. バトル・ニュース (2015年11月16日). 2020年3月20日閲覧。
- ^ “11/14【全日本】Xceedが最強タッグへ新合体技「SHIN-SEKAI」披露 宮原が優勝断言、潮崎は対他団体を視野に(写真あり)”. プロレス格闘技DX (2014年11月14日). 2020年3月20日閲覧。
- ^ goshiozaki54039の2015年4月4日1時24分のツイート- X(旧Twitter)