里耶秦簡
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里耶秦簡 | |
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里耶秦簡 | |
作製年代 | 紀元前208年(秦二世2年) |
発見年月 | 2002年6月 |
出土地 | 中国湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州竜山県里耶鎮里耶古城遺跡 |
資料データ | |
種別 | 竹簡 |
数量 | 36000枚余り |
内容 | 秦代の地方行政文書 |
書体 | 秦隷 |
『里耶秦簡』(りやしんかん)は、中国の里耶古城遺跡から出土した秦代の竹簡群。紀元前222年(始皇25年)から紀元前208年(秦二世2年)にいたる秦代の行政文書が秦隷で記載されている[1]。
発掘の経緯
[編集]2002年6月、湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州竜山県里耶鎮で緊急の考古発掘がおこなわれ、戦国時代の古城が発見された。その古城の古井戸の中から36000枚あまりの秦代の竹簡が出土した。
内容
[編集]秦代の地方行政文書であり、洞庭郡やその属県の記録とみられる。秦代の法律や制度を解明するための重要史料として研究が進められている。
脚注
[編集]- ^ 横田 2004, p.26
参考文献
[編集]- 横田恭三「統一秦における簡牘文字の実相」『書学書道史研究』第14巻、書学書道史学会、2004年10月、25-39頁、CRID 1390282680314139392、doi:10.11166/shogakushodoshi1991.2004.25。