越川駅
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越川駅 | |
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越川駅跡地(1998年7月、国道244号上から) | |
こしかわ Koshikawa | |
◄下越川* (4.6 km) | |
所在地 | 北海道斜里郡斜里町字越川 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 根北線 |
キロ程 | 12.8 km(斜里起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1957年(昭和32年)11月10日 |
廃止年月日 | 1970年(昭和45年)12月1日 |
備考 | *この間に十四号仮乗降場、十六号仮乗降場あり。 |
越川駅(こしかわえき)は、北海道斜里郡斜里町字越川にかつて存在した、日本国有鉄道(国鉄)根北線の鉄道駅(廃駅)である。事務管理コードは▲111803[1]。
歴史
[編集]標津線の根室標津駅までの延長時には中間駅となる予定であったが、延長されることなく根北線の廃止とともに廃駅となった。
- 1957年(昭和32年)11月10日:根北線新設[2]に伴い開業[3]、営業範囲は一般運輸営業[4]。
- 1960年(昭和35年)7月25日:貨物の取り扱いを廃止[5][6]。
- 1962年(昭和37年)4月1日:荷物の取り扱い廃止[7]。同時に無人駅化[8]。
- 1970年(昭和45年)12月1日:根北線の全線廃止[9]に伴い、廃駅となる[10][11]。
駅構造
[編集]駅構内は比較的広く、有人駅時代は旅客ホームは島式1面2線を持ち、他に貨物用側線や転車台を有していた。無人駅化後、駅舎とは反対側の2番線ホームに列車が発着し、他の施設は放置された。駅舎はモルタル塗りの比較的大きな建物だったが、廃線直前は駅構内とともにかなり荒廃していた[12]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、248頁。doi:10.11501/1873236 。2023年4月2日閲覧。
- ^ 1957年(昭和32年)11月4日日本国有鉄道公示第436号「日本国有鉄道線路名称の一部を改正する件」
- ^ 『鉄道百年の歩み』p.94
- ^ 1957年(昭和32年)11月4日日本国有鉄道公示第437号「釧網本線斜里停車場から分岐し越川停車場に至る鉄道において鉄道一般運輸営業を開始する件」
- ^ 『鉄道百年の歩み』p.95
- ^ 1960年(昭和35年)7月21日日本国有鉄道公示第361号「根北線越川停車場における貨物及び配達の取扱は廃止する件」
- ^ 1962年(昭和37年)3月22日日本国有鉄道公示第81号「根北線越川停車場における手荷物及び小荷物の取扱は廃止する件」
- ^ 「通報 ●根北線越川駅の駅員無配置について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1962年3月22日、3面。
- ^ 1970年(昭和45年)11月11日日本国有鉄道公示第478号「日本国有鉄道線路名称の一部改正」
- ^ 『鉄道百年の歩み』p.103
- ^ 1970年(昭和45年)11月11日日本国有鉄道公示第480号「運輸営業の廃止の件」
- ^ 鉄道ジャーナル1971年2月号、「消えた‟さいはての鉄路” 根北線印象記・・・・」94、95頁
参考文献
[編集]- 北海道旅客鉄道釧路支社『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年)