競輪場
競輪場(けいりんじょう)とは、競輪を開催するための施設である。
概要
[編集]2024年9月時点で、全国各地に計43か所の競輪場がある。
過去には、最大で63か所の競輪場があった。現在でも同一都道府県内に複数あるケースもあり、最大は神奈川県の3か所(過去最大は神奈川県、大阪府と兵庫県の4か所。但し大阪府は現在1か所のみ、兵庫県は全廃)。また、ナイター競走およびミッドナイト競輪開催のために照明設備が設置されている場もある。
函館・青森・弥彦・富山・福井の各競輪場は、例年冬季は降雪の関係で開催を休止(休止期間は競輪場ごとに異なる)し、場外発売のみを行う(代わりに、春から秋にかけてその休止分の代替開催を行う)。
一般入場料は、計3パターン(2021年10月時点)。有料では50円ないし100円(自場開催時。場外発売時は無料になる場もある)、2000円(千葉・ただし千葉市自転車競走実施規則の上ではそう定められているものの、実際は2024年度は全開催で入場無料)。そして無料の競輪場(函館、いわき平、弥彦、前橋、取手、伊東温泉、松阪、奈良、玉野、高松、高知、佐世保、別府、名古屋など)もある。ただ、一般入場料が無料・有料いずれの競輪場でも、特別観覧席(特観席)は別途有料となっている。
1997年4月時点では、弥彦、花月園、名古屋、別府、熊本の5場がホームページを既に開設していた[1]。
2000年には場内での酒類販売の試験導入(花月園と平塚)を実施し[2][3]、その後いくつかの競輪場で解禁された[4][5]。
他の自転車競技場よりも交通アクセスが良く観客席や照明などの設備が整っていることから、競輪選手でないロードレースチームによるトラックレースの興行リーグ「バンクリーグ」にも利用されており、2020年の開幕年は名古屋、宇都宮で、2021年は別府、名古屋、宇都宮で開催された[6]。
構造
[編集]ほぼ全ての競輪場が屋外だが、前橋競輪場(日本トーターグリーンドーム前橋)と小倉競輪場(北九州メディアドーム)、TIPSTAR DOME CHIBAの3場は屋内型となっている。
全てのバンクは左回りである。バンクの周長は、以下の計5種類。
- 250m(TIPSTAR DOME CHIBA[7])
- 333.3m(松戸、小田原、伊東温泉、富山、奈良、防府)
- 335m(前橋。開設当初は333m)
- 400m
- 500m(宇都宮、大宮、高知)
競輪が始まった当初は500mバンクが多かったが、現状では最も多いのは400mで、西武園や熊本、甲子園(廃止)など、開設当初は500mであったがのち施設改修に併せて400mに変更した競輪場も含まれる。また、TIPSTAR DOME CHIBAは国際自転車競技連合規格である伊豆ベロドローム、JKA250(日本競輪選手養成所内)同様の木製バンクである(2021年5月竣工)[8]。
バンクの緩和曲線は、マッコーネル(マッコンネル)とレムニスケートの2種類。クロソイドは最後まで残っていた和歌山競輪場が1999年にマッコーネル曲線に改修されて消滅した[9]。同じ周長でも競輪場によって緩和曲線や直線の長さは異なるため、競輪場によっては捲りが決まりやすいなど『クセ』が出ることがある。
観客スタンドや車券売り場などの施設は、他の公営競技と比べいち早く鉄筋コンクリート化が進んだ。これは1950年に発生した鳴尾事件を受けたもので、競輪廃止論が飛び交う中、施設改善が開催継続を認める条件とされたことによる。ただ、それ以降は現在まで大掛かりな施設改善がなされていない競輪場も多く、奈良や久留米のように耐震基準を満たさない一部のスタンドを立ち入り禁止としたり、向日町のように大掛かりな改修が必要ながらその予算の確保に悩まされている競輪場もある[10]。2000年代の競輪場の廃止要因は売上減少が第一であったが、それに伴い施設改修資金を確保できないという理由が付随していることも多かった。しかしネット投票の普及やライブ中継番組の浸透によって2013年を底に競輪全体の売上は回復傾向にあること、老朽化が著しいこともあり、大規模改修に踏み切る自治体も出てきた。
走路と観客エリアを隔てる外側の仕切りには、金網の他、ポリカーボネートの透明板(西武園競輪場など)があるが、TIPSTAR DOME CHIBAのようにそのような仕切りを設けていない競輪場もある。バンク内に観客エリアがある構造の場合、バンク内側にも柵を用いている競輪場がある(いわき平、小倉)。
選手が入退場する「敢闘門」の位置は、バックストレッチが多数(川崎など)を占めるが、ホームストレッチ(いわき平、小倉など)、バンクの内側(取手、名古屋、岸和田など。バンクの外側から地下通路を通って入退場する)の、3パターンがある[11]。
大型ビジョンが設置されている競輪場もある一方で、未だに文字情報のみの確定板のみ設置されている競輪場や、近年はその確定板も撤去されている競輪場もある(そのような競輪場の場合、着順は場内ビジョンで表示される)。
場内に元選手による初心者ガイダンスコーナーを設置しているところもある。
選手宿舎は敷地内に併設されていることが殆どだが、スペースの都合などで敷地外に別途宿舎を設けている競輪場もあり(2015年現在は川崎、弥彦、前橋、千葉、小田原、名古屋、福井、岸和田、熊本の9場)、その場合選手は専用バスで宿舎と競輪場の間を往来する[12]。なお、一部の競輪場では競輪開催期間外に限り選手宿舎を団体客に一般開放し、宿泊施設として活用しているケースがあり(小田原、四日市、松阪、松山など)、団体での宿泊等の利用が可能である。玉野では場内に全国初となる選手宿舎と一体となったホテルが開業し、競輪開催日でも一般客の利用が可能となっている(但し、競輪開催日では一般客は設備の利用が制限される)[13]。
2023年より、「報道関係者と選手・自転車との接触トラブルを避けるため」という理由で検車場内での取材・撮影を禁止する「ミックスゾーン」の制度ができた(そのため、現在は選手の写真は指定された区域でガッツポーズだけ、など味気ないものになっている)[14]。
2024年10月時点で、多くの競輪場でスタンドを中心に老朽化が進行していることから、本場開催を長期間休止した上で施設改善を行う競輪場が出てきている。同月時点で、小田原、広島、佐世保、京都向日町にて、スタンド建て替えとともに大規模な再整備が行われている。このほか、久留米においても今後スタンド建て替えなどの大規模改修工事が計画されている。
- 広島では、市民がスポーツやレジャーを楽しめる複合施設に再整備する計画を打ち出しており、2021年度中に競輪場の建て替えとともに事業運営を委託する民間事業者を公募し契約を結ぶ方針を示した[15]。その後2022年1月7日に株式会社チャリ・ロトが民間事業者として選定された[16]。2025年4月再開予定。
- 佐世保では、2022年12月より既存のスタンドを解体のち建て替えし、2024年12月に改修を完了する予定である。計画では、メインスタンドの収容人数は3100人から800人に規模を縮小する一方、競輪場周辺に市民向けの施設を整備する予定である[17]。なお、佐世保では本場開催は休止しておらず工事と並行して行われている。
- 小田原では、2024年10月より1センター付近にあるスタンドを解体するため、約1年の予定で休催している。
- 向日町では、2024年9月の開設記念終了後に本場開催を休止し、2025年の第79回国民スポーツ大会(自転車競技会場として使用)後にバンクを解体。計画されているアリーナ建設に合わせてバンクを再整備し、2029年度の完成を目指す。改修工事期間中は、2025年の記念競輪は奈良での実施が発表されているほか、普通開催は松阪での実施が発表されている。
競輪場の一覧
[編集]競輪における地区の分類は、かつての日本自転車競技会合併発足以前における各自転車競技会の管轄地域に拠るものであり、一般的な地方区分とは異なることに注意。
地区の8区分
[編集]現在は全43場がある[18]。太字は同一の都道府県内に複数の競輪場がある都道府県で、数字は同一の都道府県内にある数。()は各地区で競輪場の無い都道府県。東西分けについては、高松宮記念杯競輪においての区分。
計 | 東 18 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北日本 | 3 | 北海道 | 青森 | 福島 | (秋田) | (岩手) | (山形) | (宮城) | |
関東 | 8 | 新潟 | 群馬 | 栃木 | 茨城 | 埼玉 2 | 東京 2 | (山梨) | (長野) |
南関東 | 7 | 千葉 2 | 神奈川 3 | 静岡 2 | |||||
計 | 西 25 | ||||||||
中部 | 7 | 富山 | 愛知 2 | 岐阜 2 | 三重 2 | (石川) | |||
近畿 | 5 | 福井 | 京都 | 奈良 | 大阪 | 和歌山 | (兵庫) | (滋賀) | |
中国 | 3 | 岡山 | 広島 | 山口 | (鳥取) | (島根) | |||
四国 | 4 | 香川 | 徳島 | 愛媛 | 高知 | ||||
九州 | 6 | 福岡 2 | 佐賀 | 長崎 | 大分 | 熊本 | (宮崎) | (鹿児島) | (沖縄) |
一覧
[編集]- 左から2番目の二桁数字は、場番号(電話投票番号)。
- 所在地の太字は主催者。
- 重勝式投票:K - Kドリームス(17場)、L - チャリロト(18場)、O - オッズパーク(4場)
- レース開催時間帯(2023年度〜2024年度上半期)[19]:モ - モーニング競輪、デ - デイ(※は、G3記念競輪のみデイ開催)、ナ - ナイター、ミ - ミッドナイト競輪
地区 | 番 | 競輪場 | 所在地 | 周長 | 重勝 | 直線 | 開催時間帯 | ★ナイターの愛称、※備考 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北日本 | 11 | 函館 | 北海道 | 函館市 | 400 | K | 51.3 | ※[20] | ナ | ミ | ★スターライトレース | |
12 | 青森 | 青森 | 青森市 | 400 | O | 58.9 | モ | デ | ナ | ミ | ★もりんトワイライトレース 「Jomon Bank」「みちのく競輪」 | |
13 | いわき平 | 福島 | いわき市 | 400 | L | 62.7 | モ | デ | ナ | ミ | ★エキサイティングナイター 「空中バンク」 | |
関東 | 21 | 弥彦 | 新潟 | 西蒲原郡弥彦村 | 400 | K | 63.1 | デ | ナ | ミ | ★伊夜日子(いやひこ)マジェスティックナイター 「Dream Bank」※日本で唯一の村営公営競技場。 | |
22 | 前橋 | 群馬 | 前橋市 | 335 | K | 46.7 | デ | ナ | ミ | ★ドームナイトレース ※屋内型。現行競輪では日本最大のカント(36°)。「日本トーターグリーンドーム前橋」 | ||
24 | 宇都宮 | 栃木 | 宇都宮市 | 500 | K | 63.3 | モ | デ | ナ | ミ | ★ RAIZINナイトレース500 「RAIZIN BANK(雷神バンク)」「風のワンダーランド」 | |
23 | 取手 | 茨城 | 取手市 | 400 | K | 54.8 | モ | デ | 「楽天Kドリームスバンク取手」「砦の森のバンク」 茨城県と取手市が別個に主催を行う | |||
26 | 西武園 | 埼玉 | 所沢市 | 400 | K | 47.6 | モ | デ | ナ | ミ | ★ブルーウイングナイトレース | |
25 | 大宮 | 埼玉 | さいたま市大宮区 | 500 | K | 66.7 | モ | デ | ※日本で最初に完成した競輪場。旧小倉競輪場は大宮の設計をコピーして建造された。「大宮双輪場」「大宮Big Bank」 | |||
27 | 京王閣 | 東京 | 調布市 | 400 | K | 51.5 | デ | ナ | ミ | ★TOKYOミリオンナイトレース 「東京オーヴァル京王閣」 主催は東京都十一市競輪事業組合 | ||
28 | 立川 | 東京 | 立川市 | 400 | K | 58.0 | モ | デ | ||||
南関東 | - | 千葉 | 千葉 | 千葉市中央区 | 250 | - | デ | ナ | ★※屋内型、木製バンク。独自の250競走「PIST6」を開催[8]。車券購入はインターネットサイト「PIST6公式投票サービス」「TIPSTAR」のみで、電話投票の取り扱いはない。「TIPSTAR DOME CHIBA」 | |||
31 | 松戸 | 千葉 | 松戸市 | 333 | L | 38.2 | モ | デ | ナ | ミ | ★ファンタジーナイトレース 「燦燦バンク」 | |
34 | 川崎 | 神奈川 | 川崎市川崎区 | 400 | L | 58.0 | デ | ナ | ミ | ★アーバンナイトレース 「URBAN BANK」 | ||
35 | 平塚 | 神奈川 | 平塚市 | 400 | L | 54.2 | モ | デ | ナ | ミ | ★湘南ミルキーウェイレース 「ABEMA湘南バンク」 | |
36 | 小田原 | 神奈川 | 小田原市 | 333 | L | 36.1 | モ | デ | 「戦国バンク」 | |||
37 | 伊東温泉 | 静岡 | 伊東市 | 333 | L | 46.6 | モ | デ | ナ | ミ | ★ミカリンナイトレース | |
38 | 静岡 | 静岡 | 静岡市駿河区 | 400 | L | 56.4 | デ | ナ | ミ | ★富士山バンクナイトレース 「富士山バンク[21]」 | ||
中部 | 46 | 富山 | 富山 | 富山市 | 333 | K | 43.0 | デ | 「ドリームスタジアムとやま」 | |||
45 | 豊橋 | 愛知 | 豊橋市 | 400 | L | 60.3 | モ | デ | ナ | ミ | ★ええじゃないか豊橋ナイトレース | |
42 | 名古屋 | 愛知 | 名古屋市中村区 | 400 | K | 58.8 | モ | デ | ナ | ミ | ★どえりゃー金シャチナイター 主催は愛知県と名古屋市から成る名古屋競輪組合 | |
43 | 岐阜 | 岐阜 | 岐阜市 | 400 | K | 59.3 | デ | ナ[22] | ミ[22] | |||
44 | 大垣 | 岐阜 | 大垣市 | 400 | K | 56.0 | デ | ミ | ||||
48 | 四日市 | 三重 | 四日市市 | 400 | K | 62.4 | [23] | ナ | ミ | ★ベイサイドナイトレース | ||
47 | 松阪 | 三重 | 松阪市 | 400 | - | 61.5 | モ | デ | ナ | ミ | ★ぎゅうっと松阪ナイトレース | |
近畿 | 51 | 福井 | 福井 | 福井市 | 400 | - | 52.8 | モ | デ | 「不死鳥バンク」 | ||
54 | 京都向日町 | 京都 | 向日市 | 400 | - | 47.3 | 休催中 | ◆ミッドナイト(ムッチーナイトレース) | ||||
53 | 奈良 | 奈良 | 奈良市 | 333 | L | 38.0 | ※ | ナ | ミ | ★まほろばナイトレース | ||
56 | 岸和田 | 大阪 | 岸和田市 | 400 | K | 56.7 | [24] | デ | ミ | 「ブッキースタジアム岸和田[25]」「浪切バンク」 | ||
55 | 和歌山 | 和歌山 | 和歌山市 | 400 | K | 59.9 | モ | デ | 「わかやまオレンジバンク」 | |||
中国 | 61 | 玉野 | 岡山 | 玉野市 | 400 | L | 47.9 | デ | ナ | ミ | ★シャイニングナイトレース 「シーサイドバンク」「チャリロトバンク玉野」 | |
62 | 広島 | 広島 | 広島市南区 | 400 | L | - | 休催中 | 「チャリロトバンクひろしま[26]」→「アーバンサイクルパークス広島」 | ||||
63 | 防府 | 山口 | 防府市 | 333 | O | 42.5 | モ | デ | ||||
四国 | 71 | 高松 | 香川 | 高松市 | 400 | L | 54.8 | モ | デ | ミ | ||
73 | 小松島 | 徳島 | 小松島市 | 400 | L | 55.5 | モ | デ | ミ | |||
75 | 松山 | 愛媛 | 松山市 | 400 | L | 58.6 | モ | ※ | ナ | ミ | ★瀬戸風ドリームナイトレース 「瀬戸風バンク」「であいフィールド」 | |
74 | 高知 | 高知 | 高知市 | 500 | L | 52.0 | モ | デ | ナ | ミ | ★よさこいナイター500 ※第2種公認陸上競技場併設。「りょうまスタジアム」 | |
九州 | 81 | 小倉 | 福岡 | 北九州市小倉北区 | 400 | L | 56.9 | ※[27] | ナ | ミ | ★スペースナイトレース ※屋内型。競輪発祥の地。「北九州メディアドーム」 | |
83 | 久留米 | 福岡 | 久留米市 | 400 | K | 50.7 | デ | ナ | ミ | ★エンジョイスピードパークナイトレース | ||
84 | 武雄 | 佐賀 | 武雄市 | 400 | O | 64.4 | モ | デ | ナ | ミ | ★タケマルナイトレース 「オッズパーク武雄」 | |
85 | 佐世保 | 長崎 | 佐世保市 | 400 | O | 40.2 | モ | デ | ナ | ミ | ★99(ナインティナイン)サンセットナイトレース | |
86 | 別府 | 大分 | 別府市 | 400 | L | 59.9 | モ | デ | ナ | ミ | ★べっぷ湧くわくナイトレース | |
87 | 熊本 | 熊本 | 熊本市中央区 | 400 | L | 60.3 | モ | デ | ミ[28] |
廃止・休止になった競輪場
[編集]- 左から2番目の二桁数字=当時の場番号(電話投票番号)。なお、休=休止扱いの場の中には、番号をキープしているものも見られる。
地区 | 競輪場 | 開設 | 廃止 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
北日本 | 札幌 | 1950 | 1960 | 現在は月寒屋外競技場。 | |
14 | 会津 | 1950 | 1963休 | 若松城敷地内にて開設。1958年に城外に移転し1963年休止のち廃止。現在は鶴ヶ城体育館。 | |
関東 | 29 | 後楽園 | 1949 | 1972休 | 現在は東京ドーム。地下に400mバンクが格納されている。 |
松本 | 1949 | 1951 | 開設からわずか2年で廃止。現在は南松本駅の西にある松本市立開明小学校。 | ||
南関東 | 32 | 千葉(旧) | 1949 | 2017.12 | 現在はTIPSTAR DOME CHIBA。 |
33 | 花月園 | 1950 | 2010.3 | 現在は鶴見花月園公園。 | |
中部 | 41 | 一宮 | 1950 | 2014.3 | 現在は商業施設ビバモール一宮(2022年2月23日開業)。敷地内の一角に場外発売所「サテライト一宮」を併設。 |
近畿 | 52 | 大津びわこ | 1950 | 2011.3 | 現在は商業施設ブランチ大津京。 |
京都 | 1949 | 1958 | 宝ヶ池競輪場。現在は宝が池公園内「こどもの楽園」。 | ||
豊中 | 1950 | 1955 | 現在は服部緑地。 | ||
大阪中央 | 1950 | 1962 | 現在は長居陸上競技場。 | ||
57 | 大阪住之江 | 1948 | 1964休 | 現在は住之江公園。大阪護国神社の隣にあった。 | |
58 | 甲子園 | 1949 | 2002.3 | 西宮競輪場と共に廃止。現在は住宅街(分譲マンションと戸建)。 | |
59 | 西宮 | 1949 | 2002.3 | 旧阪急西宮球場のグラウンドに仮走路を設置する形で開設。甲子園競輪場と共に廃止。現在は商業施設阪急西宮ガーデンズ。 | |
神戸 | 1949 | 1961 | 現在は御崎公園球技場。 | ||
明石 | 1950 | 1961 | 兵庫県立明石公園内。走路のみ残存し普段は現役選手の練習施設として活用。 | ||
中国 | 松江 | 1950 | 1953 | 開設からわずか3年で廃止。現在は松江市役所敷地の一部および近隣。 | |
四国 | 72 | 観音寺 | 1950 | 2012.3 | 現在は更地のままでほぼ未利用。旧敷地の一角に場外車券売場「サテライト観音寺」を設置。 |
九州 | 82 | 門司 | 1950 | 2002.3 | 場外車券売場「ハイビジョンシアター門司」のみ残されたが、これも2021年3月末で閉鎖。現在は住宅街、商業施設、公園。 |
福岡 | 1950 | 1962 | 現在は貝塚交通公園。 | ||
長崎 | 1949 | 1966休 | 休止のち1967年廃止。平和公園近隣。現在は長崎市営ラグビー・サッカー場。 |
脚注
[編集]- ^ 全国競輪場所在地マップ - 競輪らんど(1997年4月のアーカイブ)
- ^ 競輪場における酒類販売実施のお知らせ - Keirin.jp、2000年7月14日
- ^ 競輪場及び小型自動車競走場における酒類販売について - 経済産業省
- ^ 川崎競輪場内売店の使用者の選定結果(その2)について - 川崎市、2014年3月13日
- ^ 食堂案内 - 広島競輪公式サイト
- ^ 「バンクリーグ」始動 競輪場で始まる新たな自転車レースイベント - バンクリーグ プレスカンファレンス - 2019.4.12 cyclowired
- ^ “250競輪(仮称)、10月に開催が延期”. netkeirin (2021年5月22日). 2021年5月24日閲覧。
- ^ a b “「250競輪」とは”. 千葉市250競輪準備室. 2021年3月8日閲覧。
- ^ 競輪場/場外売場 競輪場情報 和歌山競輪場 - KEIRIN.JP
- ^ “京都向日町競輪の売り上げ急増 廃止危機から一転、その理由は”. 京都新聞 (京都新聞社). (2022年4月20日) 2022年5月1日閲覧。
- ^ 敢闘門 城のみち
- ^ 市民委員会資料 - 川崎市経済労働局・2014年3月17日
- ^ “玉野競輪場にホテル併設へ 市建て替え事業、訪日客需要狙う”. 山陽新聞 (山陽新聞社). (2020年2月15日) 2020年4月19日閲覧。
- ^ “【競輪】棒立ちやガッツポーズ写真ばかり…厳し過ぎる報道制約は業界発展の妨げにならないか”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2024年5月1日) 2020年5月2日閲覧。
- ^ “広島競輪 老朽化施設を「複合レジャー施設」に再整備へ 廃止論から一転「黒字」事業に変貌”. テレビ新広島 (2021年9月27日). 2021年9月27日閲覧。
- ^ “株式会社チャリ・ロトが広島競輪場における再整備・運営事業の受託候補者として選定されました”. 株式会社チャリ・ロト (2022年1月7日). 2022年1月10日閲覧。
- ^ “「ケイリンパーク」創出へ 周辺に市民が憩う施設を”. 長崎新聞. 2021年6月14日閲覧。
- ^ 一宮競輪場64年の歴史に終止符 - nikkansports.com、2014年3月16日
- ^ keirin.jp内開催日程表の表記に基づく
- ^ 2024年は記念もナイター
- ^ スクープ!競輪選手宿舎に潜入(前編) - しずふぁん、2013年1月
- ^ a b 2024年より
- ^ ナイターG3の配分のない年度は、記念をいったんデイ開催と組み込み、その後ナイターに変更という形をとっており、2019年以降午前中のレースは開催されていない。
- ^ モーニング競輪発祥の地であるが、2024年度の開催予定なし
- ^ お知らせ 岸和田競輪ホームページ 2019年3月6日
- ^ 2019年10月1日より「チャリロトバンクひろしま」が誕生します! チャリロト.com
- ^ 平年のデイ開催は無いが、不定期実施されるGIIIはデイ開催で実施・2025年実施の万博協賛競輪など
- ^ 2024年9月21日より実施。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 競輪場一覧 - KEIRIN.JP(最新)
- 競輪場一覧 - KEIRIN.JP(2016年2月時点)
- ホームページのある競輪場 - 競輪らんど(2001年2月時点)