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神指村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 福島県 > 会津若松市 > 神指町
こうざしむら
神指村
廃止日 1955年昭和30年)1月1日
廃止理由 編入合併
北会津郡高野村神指村一箕村門田村東山村大戸村湊村会津若松市
現在の自治体 会津若松市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 福島県
北会津郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 12.07 km2.
総人口 5,166
1954年(昭和29年)10月1日
隣接自治体 若松市北会津郡高野村門田村荒舘村川南村河沼郡金上村勝常村笈川村
神指村役場
所在地 福島県北会津郡神指村大字高瀬字高瀬新田1,107番地
座標 北緯37度31分03秒 東経139度54分04秒 / 北緯37.51753度 東経139.90108度 / 37.51753; 139.90108座標: 北緯37度31分03秒 東経139度54分04秒 / 北緯37.51753度 東経139.90108度 / 37.51753; 139.90108
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神指村(こうざしむら)は、福島県にかつて存在した北会津郡に属していた。現在は会津若松市の一部であり、当項目では現在の会津若松市神指町についても述べる。

沿革

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  • 1875年明治8年)8月12日 - 上神指村、下神指村、東神指村および横沼村が合併し北四合村となったほか、天満村、如来堂村、小見村および西城戸村が合併して中四合村、幕ノ内村、柳原村、深川村および鍛冶屋敷村が合併して南四合村となった。
  • 1877年(明治10年)1月20日 - 新屋敷分および石上分の一部が合併して新屋敷村となった。
  • 1877年(明治10年)2月20日 - 若宮分、石上分および千石町分のそれぞれ一部が合併して若宮村となった。
  • 1883年(明治16年)3月5日 - 新屋敷村、若宮村、東城戸村が合併して黒川村となった。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制が施行され、北会津郡南四合村、黒川村、中四合村、高瀬村、北四合村および高久村が合併し、神指村が成立した。
  • 1955年昭和30年)1月1日 - 当時の若松市に編入され、廃止された。

現在

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現在の会津若松市北西部にあたり、商業地、工場、住宅地、農村集落、水田、畑地などが広がる。また、地区の西側を阿賀川が流れており、北会津地区との間に会津大橋蟹川橋が架かる。加えて、磐越自動車道が経由している(インターチェンジ等はない)。

工業施設として、SPANSION JAPANの工場が北部にあるほか、神指町南部の国道118号沿いにはドン・キホーテなどの商業施設が立ち並ぶ。

自然

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史跡・神社・寺院など

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  • 高瀬の大木
  • 神指城
  • 新選組殉難の地
  • 神明神社
  • 十二天神社
  • 熊野神社
  • 一本木稲荷神社
  • 住吉神社
  • 八幡神社
  • 菅原神社
  • 稲荷神社
  • 伊佐須美神社
  • 十二天神社
  • 福昌寺
  • 延命寺
  • 新城寺
  • 正法寺
  • 極楽寺
  • 長福寺
  • 真徳寺
  • 昭明寺

交通

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施設

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  • 会津若松市下水浄化工場
  • 会津自動車学校

学校

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商業施設

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観光地

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主要地区

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主要地区の現況を述べる。

高瀬

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神指町中部の地区。水田、集落などが広がり、地区内には高瀬の大木などがある。また、地区周辺には神指城の跡地がある。周辺には高瀬新田地区があり、国道49号が経由しているほか、市立神指小学校がある。加えて、本地区の周辺には高瀬新田、高瀬本田などの集落がある。神指城の跡地にある高瀬のケヤキと呼ばれる欅の木があり樹齢500年と言われている木で、国指定天然記念物に指定されている。その隣に福昌寺という寺があり金売り三兄弟の伝説が残る。

黒川

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神指町東部の地区。水田、集落などが広がる。また、地区内を国道252号福島県道328号中沢西若松停車場線が縦断しており、福島県道326号浜崎高野会津若松線も東側を縦断している。国道沿いには会津自動車学校などの施設が立つほか、地区の東部に市立第六中学校がある。また、地区を旧湯川が流れている。加えて、本地区周辺には、東城戸などの集落がある。

南四合

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神指町南部の地区。国道118号若松西バイパスが地区を縦断するほか、福島県道59号会津若松三島線などが通る。また、地区の西側を阿賀川が流れており、阿賀川には蟹川橋が架かる。加えて、湯川放水路が地区の北側を通っている。そのほか、地区の南部には松本産業などの工場や、アピタ、ケーヨーデイツーなどの商業施設が立つ。本地区の周辺には、幕内、深川などの集落がある。

中四合

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神指町中部の地区。福島県道328号中沢西若松停車場線などが通る。水田、集落などが広がるほか、地区南部には花春酒造の工場があり、地区の西側を阿賀川が流れる。加えて、地区周辺には、天満、小見、如来堂などの集落がある。

北四合

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神指町北部の地区。磐越自動車道が通過するほか、国道49号が地区を縦断する。その他、会津広域農道が地区を横断し、地区の西側を流れる阿賀川には会津大橋が架かる。地区内には水田などが広がるほか、神指温泉、会津若松市の下水浄化工場がある。加えて地区周辺には、上神指、東神指、榎木壇、下神指、横沼などの集落がある。

高久

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神指町北部の地区。国道49号が地区を縦断する。また、地区の西側を阿賀川、東側を旧湯川が流れている。地区内には水田、集落などが広がるほか、地区北部の国道49号沿いにはSPANSION JAPANの工場がある。地区内には高久集落がある。

参考文献

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  • 『会津若松史』「第7巻 大正・昭和の会津」1967年、会津若松市
  • 『会津若松史』「第12巻 史料便覧編」1967年、会津若松市
  • 『神指村勢要覽』 1940年 昭和15年 皇紀2600年 福島縣北會津郡神指村役場