烏丸駅
烏丸駅 | |
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西改札口(2021年6月) | |
からすま Karasuma | |
◄HK-84 大宮 (1.1 km) (0.9 km) 京都河原町 HK-86► | |
下は四条駅 | |
所在地 | 京都市下京区四条通烏丸東入ル長刀鉾町17番地先[1] |
駅番号 | HK85 |
所属事業者 | 阪急電鉄 |
所属路線 | ■京都本線 |
キロ程 |
44.4 km(十三起点) 大阪梅田から46.8 km |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
81,471人/日 -2022年- |
乗降人員 -統計年次- |
(通年平均)66,086人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1963年(昭和38年)6月17日 |
乗換 | 京都市営地下鉄烏丸線(四条駅) |
烏丸駅(からすまえき)は、京都府京都市下京区四条通烏丸東入ル長刀鉾町にある、阪急電鉄京都本線の駅。駅番号はHK-85。
概要
[編集]四条烏丸交差点の直下(おおむね室町通と東洞院通の間)に位置する。当駅は1963年に阪急京都線が大宮駅から河原町駅(現在の京都河原町駅)まで延伸した際に開業した。京都市営地下鉄烏丸線の四条駅が近接しており、両駅間を乗り継ぐ乗客が多いこともあって全営業列車が停車する。京都市営地下鉄の駅と駅名が異なるのは、阪急京都線が四条通沿いに走るため「四条」を略すのに対し、地下鉄烏丸線が烏丸通沿いに走るため「烏丸」を略しているためである。
阪急京都線の終点である東隣の京都河原町駅とは、直上を走る四条通の真下を貫く地下道で連絡しており、徒歩10分ほどでたどり着ける(両駅間の営業キロは0.9km)。この通りは「地下街」ではなく、構内には両駅の売店や地上へと抜ける連絡階段程度しかない。ただし、四条通沿いに立地する各百貨店へは地下道内に面する出入口や連絡階段を通って出入りできる。
歴史
[編集]- 1963年(昭和38年)6月17日:京都本線の大宮駅と河原町駅間の延伸に伴い開業する[3]。
- 1983年(昭和58年)6月1日:東西連絡地下道工事のため、東改札口を閉鎖する[4]。
- 1984年(昭和59年)
- 1985年(昭和60年)4月1日:急行10両運転対応に伴うホーム延長工事が完成する[6]。
- 2013年(平成25年)12月21日:駅番号を導入する[3]。
駅構造
[編集]島式1面2線のホームを有する地下駅。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。よって、当駅で緩急接続や折り返しはできない[7]。
改札口は東西の2か所に設けられている。西改札口は四条烏丸交差点の直下に当たり、地下鉄四条駅へは西改札の方が近い。四条東洞院通地下にある東改札は無人状態のことが多い。
西改札口とホームとの間は階段のほかエレベーター・エスカレーターにより連絡している。東改札口とホームとの間は階段のみである。
トイレは狭いホームのもっとも梅田寄りに、上り下り両側から入れるように設置されている。オストメイト対応の多機能タイプも設置されている。
のりば
[編集]号線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■京都本線 | 上り | 京都河原町行き |
2 | 下り | 桂・高槻市・大阪梅田・天下茶屋・北千里・神戸・宝塚方面 |
利用状況
[編集]2022年(令和4年)の通年平均乗降人員は66,086人である[8]。阪急電鉄の駅では大阪梅田駅・西宮北口駅・神戸三宮駅に次ぐ第4位で、京都線の単独駅としては第1位と、阪急電鉄全体でも大きな役割を果たしている主要駅である。2007年までは大阪梅田駅・神戸三宮駅に次ぐ3位だったが、2008年に阪急西宮ガーデンズが開業してから西宮北口駅に抜かれた。京都市営地下鉄烏丸線四条駅との乗り換え客が多いことから、阪急京都線の終点であり、京都最大の繁華街である四条河原町に位置する京都河原町駅より当駅の方が利用者数が多い。
年度別一日平均乗降・乗車人員
[編集]近年の1日平均乗車・乗降人員は下表のとおりである。降車人員が乗車人員より約3,000人多いが、始発駅である隣の京都河原町駅は逆に乗車人員が降車人員より約4,000人多い。
年度 | 1日平均 乗降人員[9] |
1日平均 乗車人員[10] |
---|---|---|
1995年(平成 | 7年)44,378 | |
1996年(平成 | 8年)43,866 | |
1997年(平成 | 9年)90,205 | 43,865 |
1998年(平成10年) | 86,688 | 42,712 |
1999年(平成11年) | 88,362 | 42,041 |
2000年(平成12年) | 87,131 | 41,194 |
2001年(平成13年) | 84,597 | 40,717 |
2002年(平成14年) | 83,444 | 39,895 |
2003年(平成15年) | 82,115 | 39,567 |
2004年(平成16年) | 80,590 | 38,720 |
2005年(平成17年) | 85,589 | 42,021 |
2006年(平成18年) | 84,775 | 41,219 |
2007年(平成19年) | 87,441 | 42,923 |
2008年(平成20年) | 89,153 | 43,158 |
2009年(平成21年) | 82,786 | 38,956 |
2010年(平成22年) | 83,485 | 40,432 |
2011年(平成23年) | 85,044 | 40,658 |
2012年(平成24年) | 86,575 | 41,756 |
2013年(平成25年) | 89,568 | 43,055 |
2014年(平成26年) | 86,118 | 41,844 |
2015年(平成27年) | 92,714 | 44,784 |
2016年(平成28年) | 95,711 | 45,899 |
2017年(平成29年) | 96,617 | 45,732 |
2018年(平成30年) | 95,586 | 46,411 |
2019年(令和元年) | 97,563 | 47,344 |
2020年(令和 | 2年)73,225 | 35,526 |
2021年(令和 | 3年)71,424 | 34,844 |
2022年(令和 | 4年)81,471 | 39,399 |
年次別一日平均乗降・乗車人員
[編集]1日平均乗降・乗車人員は下表のとおりである。
年次 | 平日限定 | 通年平均 | ||
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乗降人員 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗車人員 | |
2007年(平成19年) | 78,679 | 38,042 | - | |
2008年(平成20年) | 77,820 | 37,782 | ||
2009年(平成21年) | 77,068 | 37,064 | ||
2010年(平成22年) | 78,167 | 37,671 | ||
2011年(平成23年) | 79,318 | 38,186 | ||
2012年(平成24年) | 79,830 | 38,389 | ||
2013年(平成25年) | 80,711 | 39,281 | ||
2014年(平成26年) | 83,227 | 40,458 | ||
2015年(平成27年) | 85,039 | 41,387 | ||
2016年(平成28年) | - | 78,825 | 37,996 | |
2017年(平成29年) | 79,934 | - | ||
2018年(平成30年) | 80,508 | |||
2019年(令和元年) | 82,325 | |||
2020年(令和2年) | 56,083 | |||
2021年(令和3年) | 57,182 | |||
2022年(令和4年) | 66,086 |
駅周辺
[編集]バス路線
[編集]隣の駅
[編集]- 阪急電鉄
- ■京都本線
脚注
[編集]- ^ 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、112頁。ISBN 4-89485-051-6。
- ^ オフィスJ.B、旭和則『都市鉄道完全ガイド 関西私鉄・地下鉄 2022-2023年版』双葉社、2022年8月31日、7頁。
- ^ a b 生田誠『阪急京都線・千里線 街と駅の1世紀』彩流社〈懐かしい沿線写真で訪ねる〉、2013年、4-6・48-49頁頁。ISBN 978-4-7791-1726-8。
- ^ a b c 『阪急沿線 No.108』(1984年10月1日、阪急電鉄発行)[出典無効]
- ^ “連絡地下道近く完成 阪急京都線烏丸地下駅”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1984年9月7日)
- ^ 『阪急沿線 No.114』(1985年4月1日、阪急電鉄発行)[出典無効]
- ^ 阪急の全旅客列車停車駅で停留所構造は、当駅以外には神戸本線の岡本駅のみである。
- ^ 阪急電鉄 駅別乗降人員
- ^ 京都市統計書 第8章 都市施設 07 私鉄市内駅乗降客数(JRを除く)年度数値を日数で除して算出。
- ^ |title=京都府統計書 第10章 運輸・情報通信・観光 10-1.鉄道乗車人員 年度数値を日数で除して算出。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 烏丸駅 - 阪急電鉄