杭瀬駅
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杭瀬駅 | |
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駅舎(2020年9月) | |
くいせ Kuise | |
◄HS 06 千船 (0.9 km) (1.2 km) 大物 HS 08► | |
所在地 | 兵庫県尼崎市杭瀬本町一丁目1-1 |
駅番号 | HS07 |
所属事業者 | 阪神電気鉄道 |
所属路線 | 本線 |
キロ程 | 6.8 km(大阪梅田起点) |
駅構造 | 高架駅[1] |
ホーム | 2面2線[1] |
乗降人員 -統計年次- |
7,576人/日 -2020年- |
開業年月日 | 1905年(明治38年)4月12日[1] |
杭瀬駅(くいせえき)は、兵庫県尼崎市杭瀬本町一丁目にある、阪神電気鉄道本線の駅[1]。駅番号はHS 07。阪神本線で兵庫県最東端に位置する。
歴史
[編集]過去には阪神国道線の北杭瀬までの連絡線(旅客営業はなかった)が分岐していたが、国道線とともに廃止され現存しない。
年表
[編集]- 1905年(明治38年)4月12日:本線の開業と同時に開業[1]。
- 1930年(昭和5年)6月:国道線への連絡線が開通。
- 1967年(昭和42年)11月12日:本線の架線電圧昇圧(直流600V→1,500V)に伴い、連絡線は休止状態となる。
- 1975年(昭和50年)5月6日:国道線廃止とともに連絡線も廃止。
- 1978年(昭和53年)6月10日:本線姫島駅 - 大物駅間高架化工事竣工、高架駅となる。
- 2009年(平成21年)3月20日:本線準急設定消滅により、全優等列車通過駅となる。
- 2014年(平成26年)4月1日:駅番号導入[2][3]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を持ち、カーブ上にある高架駅である[1]。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。ホーム上には待合室も設置されている。梅田方面ホームは電車との隙間が広い箇所がある。改札・コンコースは2階、ホームは3階にある[1]。改札口は1か所のみ[1]。エレベーター塔には、横1.5m×縦0.7mという、巨大な阪神電気鉄道の社章が掲げられている[1][4]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■本線 | 上り | 大阪(梅田)方面 |
2 | 下り | 神戸(三宮)・姫路方面 |
※実際には構内にのりば番号表記はないが、公式サイトの構内図では上りホームが1番のりば、下りホームが2番のりばとされている。ホーム有効長は6両編成分である。
← 梅田方面 |
→ 三宮・元町方面 |
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凡例 出典:[1][5] |
-
券売機画面
-
運賃表
-
改札口
-
大阪梅田方面ホーム
-
神戸三宮方面ホーム
利用状況
[編集]2019年(令和元年)次の1日平均乗降人員は9,189人である
各年次の1日平均乗車・乗降人員数は下表のとおり。
年次 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
2001年 | 12,717 | 6,339 | [6] |
2002年 | 11,850 | 5,887 | [6] |
2003年 | 11,576 | 5,468 | [7] |
2004年 | 10,973 | 5,468 | [8] |
2005年 | 10,776 | 5,364 | [9] |
2006年 | 10,811 | 5,383 | [10] |
2007年 | 10,339 | 5,124 | [11] |
2008年 | 10,340 | 5,099 | [12] |
2009年 | 10,362 | 5,140 | [13] |
2010年 | 10,003 | 4,963 | [14] |
2011年 | 9,903 | 4,909 | [15] |
2012年 | 9,584 | 4,771 | [16] |
2013年 | 9,202 | 4,558 | [17] |
2014年 | 9,311 | 4,621 | [18] |
2015年 | 9,343 | 4,646 | [19] |
2016年 | 9,045 | 4,482 | [20] |
2017年 | 9,144 | 4,527 | [21] |
2018年 | 9,163 | 4,542 | [22] |
2019年 | 9,189 | 4,583 | [23] |
2020年 | 7,576 | 3,788 |
駅周辺
[編集]駅高架下に1979年に営業開始した商業施設「駅の街杭瀬」が2013年にリニューアル工事を行い[24]、2014年5月に「Yotte(ヨッテ)杭瀬」となった[25]。
バス路線
[編集]駅高架下に尼崎市内線[注 1]が発着する「阪神杭瀬」停留所が、国道2号(阪神国道)上にその他の阪神線[注 2]が発着する「阪神杭瀬駅北」停留所がある。
- 阪神杭瀬停留所
- 1番標柱
- ■12番 - 阪急塚口 行(杭瀬団地、工業高校、JR尼崎 (北)、下坂部、近松公園、若王寺、JR塚口、ピッコロシアター経由)
- ■24番 - 阪急園田 (北) 行(杭瀬団地、工業高校、JR尼崎 (南)、小田南生涯学習プラザ前、小園、額田経由、尼崎交通事業振興に委託運行)
- ■50-2番 - 阪神出屋敷 行(杭瀬団地、工業高校、JR尼崎 (南)、波洲橋、東難波町3丁目、尼崎総合医療センター、水道局、市役所、JR立花 (下)、労災病院経由、平日のみ運行)
- 2番標柱
- ■51番 - JR尼崎 (南) 行(小田南公園、東大物町1丁目、社協会館経由)
- 阪神杭瀬駅北停留所
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、52頁。ISBN 9784343006745。
- ^ 『阪神「三宮」を「神戸三宮」に駅名変更、駅ナンバリングを導入し、すべてのお客さまに分かりやすい駅を目指します』(PDFlink)(プレスリリース)阪神電気鉄道株式会社、2013年4月30日。オリジナルの2016年4月8日時点におけるアーカイブ 。2016年4月8日閲覧。
- ^ “[アラカルト]3月20日=兵庫 ◆駅ナンバリング、神鉄が導入”. 読売新聞(大阪朝刊) (読売新聞大阪本社): p. 32. (2014年3月20日)
- ^ “歴史のある風景 阪神沿線最大のイナズママーク”. まにあっく・阪神. 阪神電気鉄道 (1997年10月6日). 2009年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年11月26日閲覧。
- ^ 『東海道ライン 全線・全駅・全配線 第7巻 大阪エリア-神戸駅』川島令三 編著、講談社〈図説 日本の鉄道〉、2009年。ISBN 978-4-06-270017-7。 30頁
- ^ a b 尼崎市統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成18年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成19年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成20年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成21年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成22年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成23年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成24年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成25年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成26年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成27年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成28年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成29年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成30年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(令和元年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(令和2年) (PDF)
- ^ 杭瀬駅高架下の商業施設「駅の街杭瀬」リニューアル工事を実施 (PDF) 、阪神電気鉄道、2013年8月2日。
- ^ 杭瀬駅高架下の商業施設「駅の街杭瀬」をリニューアル「Yotte杭瀬」5月9日(金)にオープン! (PDF) 、阪神電気鉄道、2014年4月25日。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 杭瀬駅(路線図・駅情報) - 阪神電気鉄道