宍道駅
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宍道駅 | |
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リニューアル後の駅舎(2017年8月) | |
しんじ Shinji | |
所在地 | 島根県松江市宍道町宍道908 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
電報略号 | シン |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
470人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1909年(明治42年)11月7日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■山陰本線 |
キロ程 | 368.9 km(京都起点) |
◄来待 (4.4 km) (4.1 km) 荘原► | |
所属路線 | ■木次線 |
キロ程 | 0.0 km(宍道起点) |
(3.6 km) 南宍道► | |
備考 |
直営駅[2] みどりの券売機プラス設置駅 |
宍道駅(しんじえき)は、島根県松江市宍道町宍道にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。
山陰本線を所属線としており[3]、当駅が起点となる木次線[4]を加えた2路線が乗入れる。事務管コードは▲640738[5]。
歴史
[編集]- 1909年(明治42年)11月7日:鉄道院山陰本線松江駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開設。旅客・貨物取扱開始[1]。
- 1910年(明治43年)6月10日:山陰本線当駅 - 荘原駅間延伸、途中駅となる。
- 1916年(大正5年)10月11日:簸上鉄道線(後の木次線当駅 - 木次駅間)開通、接続駅となる[4]。
- 1934年(昭和9年)8月1日:簸上鉄道が国有化[4]、鉄道省木次線に編入され、国鉄単独駅に戻る。
- 1983年(昭和58年)12月31日:貨物取扱廃止[1]。
- 以前南宍道駅との間から分岐して、オーエム製作所宍道工場へ資材を搬入するためのオーエム線があった。
- 1986年(昭和61年)11月1日:荷物扱い廃止[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となる[3][4]。
- 1992年(平成4年)11月1日:みどりの窓口営業開始[6][7]。
- 2009年(平成21年)11月8日:開設100周年記念式典開催。
- 2015年(平成27年)
- 3月9日:みどりの券売機プラス導入。
- 3月13日:みどりの窓口営業終了。
- 2016年(平成28年)12月17日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[8][広報 1]。ICカード専用簡易改札機で対応。
- 2017年(平成29年)
駅構造
[編集]単式・島式ホーム複合型2面3線を有する、列車交換可能な地上駅。両ホームは跨線橋で連絡している。
直営駅である[2]が、早朝・深夜の他昼間でも係員が不在となる時間帯がある。単式1番のりば側に駅舎があり、乗車券類はこちらで購入する。旧4・5番のりばは廃止後、隣接する月極駐車場利用者専用の通路となっていたが、現在は跨線橋内にICカードリーダーが設置されており、事実上の南改札口として機能している(但し自由通路としては開放していないため、入場券なしに構内を通過することは認められていない)。
2017年(平成29年)6月22日のTWILIGHT EXPRESS 瑞風運行開始に合わせて、内部ホール壁面をガラス化、外観壁白化、床材は来待石で格子・腰壁は木材を活用した改修が同年5月18日に完了した[9][10]。また、専用入口も新設予定[広報 2][10]。
のりば
[編集]のりばは駅舎側から以下の通り。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 山陰本線 | 上り | 松江・米子・鳥取・岡山方面[12] | |
下り | 出雲市・浜田方面[12] | |||
2 | 対向列車がある場合 | |||
3 | 木次線 | - | 木次・出雲横田・備後落合方面[12] | |
山陰本線 | 下り | 出雲市・浜田方面[12] | 一部列車のみ | |
上り | 松江方面 | 木次線からの直通のみ |
- 付記事項
- 上り列車でも対向列車が通過列車である場合は2番のりばに入る。停車列車同士の行違いの場合、米子方面行(上り)が1番のりばに、出雲市方面行(下り)が2番のりばに入るが、後者は稀に3番のりばに入ることがある。平日朝のみ当駅始発・出雲市行が設定されている。
- 松江方には留置線があり、木次線列車待機に使われている。
- 3番のりばには架線は張られておらず、気動車のみが乗入れる。
-
駅構内の様子。3番のりばに列車が停車中(2008年9月)
-
廃止された旧4・5番のりば跡と月極駐車場(2010年9月)
-
旧4・5番のりば跡への跨線橋の様子(2010年9月)
※現在はこのバリケードは撤去済み
利用状況
[編集]2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は470人である。
近年の1日平均乗車人員はの推移以下の通り[統計 1]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1984 | 635 |
1994 | 739 |
1999 | 652 |
2000 | 635 |
2001 | 597 |
2002 | 581 |
2003 | 573 |
2004 | 553 |
2005 | 562 |
2006 | 532 |
2007 | 514 |
2008 | 523 |
2009 | 505 |
2010 | 593 |
2011 | 602 |
2012 | 631 |
2013 | 650 |
2014 | 633 |
2015 | 611 |
2016 | 572 |
2017 | 588 |
2018 | 600 |
2019 | 585 |
2020 | 488 |
2021 | 470 |
駅周辺
[編集]- 宍道郵便局(当駅に隣接)
- 山陰合同銀行 宍道出張所
- しまね信用金庫 宍道支店
- 松江市役所宍道支所
- 松江市立宍道小学校
- 松江市立宍道中学校
- 島根県立宍道高等学校
- 雲松寺
- 宍道湖
- 国道9号
- 国道54号
- 島根県道195号宍道停車場線
隣の駅
[編集]- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 山陰本線
- 特急「やくも」「スーパーおき」「スーパーまつかぜ」一部停車駅、「サンライズ出雲」停車駅
- 木次線
- 観光列車「あめつち」停車駅(木次線での運転日のみ停車)
- ■普通
- 宍道駅 - 南宍道駅
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 石野 1998, p. 309.
- ^ a b 『学研の大図鑑 JR全駅・全駅舎西日本編(JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州)』学習研究社、2004年4月30日、167頁。
- ^ a b c 石野 1998, p. 310.
- ^ a b c d 石野 1998, p. 329.
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 『JR時刻表』 1992年11月号、12月号 弘済出版社[要ページ番号]
- ^ 「指定席券を直接検索 POSシステム導入 -JR宍道駅」『山陰中央新報』山陰中央新報社、1992年11月10日、出雲、19面。
- ^ 奥平真也 (2016年12月18日). “イコカ使って改札通り初め 松江・米子駅”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 島根版
- ^ a b “JR宍道駅、「瑞風」迎える準備万端 専用出入り口や「撮影スポット」も 島根”. 産経新聞. 産経ニュース (産経新聞社). (2017年5月19日). オリジナルの2017年5月19日時点におけるアーカイブ。 2018年11月5日閲覧。
- ^ a b c 松江市議会議員 はせがわ修二 (2017年5月18日). “宍道駅リニューアル完成記念式典”. 公明党. 2017年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月5日閲覧。
- ^ 井潟克弘 (2017年6月23日). “松江・宍道駅で歓迎 「瑞風」初停車に沸く”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 島根版
- ^ a b c d “宍道駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月15日閲覧。
広報資料・プレスリリース等1次資料
[編集]- ^ 山陰線(出雲市~伯耆大山駅間)、伯備線(根雨駅、生山駅、新見駅)ICOCAご利用開始日・自動改札機ご利用開始日決定! - 西日本旅客鉄道(2016年10月18日付)
- ^ a b 『TWILIGHT EXPRESS 瑞風 お客様をお迎えする立ち寄り駅の改修(宍道・松江エリア)』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2016年7月29日 。2016年7月31日閲覧。
統計資料
[編集]- ^ 出典:島根県統計書
参考文献
[編集]- 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 宍道駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道