九条道成
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時代 | 昭和時代 - 現在 |
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生誕 |
1968年3月14日(56歳)[1][2] 日本、東京都 |
氏族 | 九条家(藤原北家九条流嫡流) |
父母 | 父:九条道弘、母:九条千鶴子[1] |
奉職神社 | 明治神宮 |
九条 道成(くじょう みちなり、1968年3月14日 - )は、五摂家の一つ、元公爵九条家の35代目当主。旧字体:九條道成。明治神宮宮司。知られているなかで実在する最後の藤原氏直下の人物および血族最末裔である[注 1]。日本会議代表委員[3]。
生涯
[編集]1992年(平成4年)、國學院大學文学部神道学科卒業[2]。
明治神宮に奉職し、2012年(平成24年)には禰宜、2016年(平成28年)9月には権宮司となる[2]。2020年(令和2年)10月、裏千家の若宗匠格式奉告献茶式に参加し、千敬史に「丹心斎」の斎号を授けた[* 1][注 2]。同年11月の明治神宮鎮座百年に際しては、神道教派各派からの訪問に応対した[注 3]。2021年(令和3年)4月1日、宮司に就任した[2][注 4]。
親族
[編集]- 高祖父:九条道孝
- 高祖母:野間幾子
- 曾祖父:九条道実[注 5]
- 曾祖母:九条恵子
- 祖父:九条道秀
- 祖母:九条文子
- 継祖母:九条成子
- 父:九条道弘(平安神宮宮司)
- 母:九条千鶴子
- 次男:九条陸[要出典]
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 直男系の系譜としては、藤原鎌足─不比等─房前─真楯─内麻呂─冬嗣─長良─基経─忠平─師輔─兼家─道長─頼通─師実─師通─忠実─忠通─九条兼実─良経─道家─二条良実─兼基─道平─良基─師嗣─持基─持通─政嗣─尚基─尹房─晴良─鷹司信房─信尚─教平─九条兼晴─輔実─幸教─二条宗基─治孝─九条尚忠─道孝─道秀─道弘─道成と続く。
- ^ 曾祖父の妹に大正天皇の后である貞明皇后がおり、そこから三笠宮崇仁親王─千容子─千敬史と繋がる。すなわち、道成と千敬史とは実の三従兄弟にあたる。
- ^ 芳村正徳神習教教主や宍野史生扶桑教管長など[* 2]。
- ^ 前任の中島精太郎は、4月1日付で明治神宮名誉宮司となった[2]。
- ^ 妹に大正天皇の后である貞明皇后がおり、そこから昭和天皇─明仁上皇─今上天皇と繋がる。すなわち、道成と今上とは実の三従兄弟にあたる。
書籍出典
[編集]- ^ a b 『平成新修旧華族家系大成』上巻, p. 538.
- ^ a b c d e f 『代々木』令和3年夏号, p. 22.
- ^ “役員名簿(令和4年7月1日現在)”. 日本会議. 2022年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月23日閲覧。
サイト出典
[編集]- ^ 「千宗史氏が十七代継承の決意を新たに 茶道裏千家の若宗匠格式奉告献茶式」『京都新聞』2020年10月9日。オリジナルの2021年8月2日時点におけるアーカイブ。2022年9月24日閲覧。
- ^ “明治神宮を参拝しました”. 冨士道神道扶桑教. 神道扶桑教大教庁 (2020年11月11日). 2021年8月31日閲覧。
参考文献
[編集]- 『平成新修旧華族家系大成』上巻、霞会館編、吉川弘文館、1996年。
- 『代々木』第525号(令和3年夏号)、明治神宮社務所、2021年7月1日。