上中里駅
上中里駅 | |
---|---|
駅舎(2019年1月) | |
かみなかざと Kami-Nakazato | |
◄JK 36 王子 (1.1 km) (1.7 km) 田端 JK 34► | |
所在地 | 東京都北区上中里一丁目47-31 |
駅番号 | JK35 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 |
■京浜東北線 (線路名称上は東北本線) |
キロ程 |
8.8 km(東京起点) 大宮から21.5 km |
電報略号 | ミサ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
6,895人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1933年(昭和8年)7月1日[1] |
備考 |
上中里駅(かみなかざとえき)は、東京都北区上中里一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。駅番号はJK 35。
当駅には電車線を走る京浜東北線電車のみが停車し[1]、旅客案内では「東北(本)線」とは案内されていない。また、JRの特定都区市内制度における「東京都区内」に属する。
田端信号場駅と東京新幹線車両センターの北端部に隣接している。
歴史
[編集]- 1933年(昭和8年)7月1日:鉄道省の駅として開設[3]。
- 1949年(昭和24年)7月15日:荷物扱い廃止[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[3]。
- 2001年(平成13年)11月18日:11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2005年(平成17年)3月:みどりの窓口を廃止、指定席券売機を設置[4]。
- 2006年(平成18年)3月31日:改札前のKIOSKが閉鎖。
- 2007年(平成19年)4月1日:業務委託駅化。
- 2013年(平成25年)6月4日:近隣の西ケ原研修合同庁舎建設地において2013年3月4日に発見された、旧日本軍の高射砲弾の不発弾の爆破処理のため、上中里駅付近を通る各線が日中の11時頃から14時頃にかけて運休となる[5][6]。
- 2021年(令和3年)2月3日:スマートホームドアの使用を開始[7]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する[1]地上駅、橋上駅舎を有している。ホーム中程に駅長事務室(忘れ物取扱い)があるが、久しく使われていない。忘れ物取扱等は全て改札口での対応となる。
ホームと線路は全体的に王子寄りに向かって下り勾配となっている。北行(大宮方面)電車は当駅を出ると下り勾配から上り勾配に変わる。
JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託する、王子駅管理の業務委託駅。お客さまサポートコールシステムが導入されており、一部の時間帯はインターホンによる案内となる[2]。自動券売機、多機能券売機[2]、指定席券売機[2]が設置されている。
改札(自動改札機設置)とホームを連絡するエスカレーター・エレベーター、および多機能トイレが設置されている。
かつてはホームから良く見える場所にアジサイが多く植えられ、当駅の名物となっていたが、1981年(昭和56年)に新しい駅舎を建設する際に撤去され、一部は近所にある寺院等へ移された[8]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 京浜東北線 | 北行 | 赤羽・浦和・大宮方面 |
2 | 南行 | 上野・東京・横浜方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
改札口(2023年5月)
-
ホーム(2023年5月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は6,895人である[利用客数 1]。京浜東北線・根岸線の駅では最も乗車人員が少なく、東京23区のJR駅の中では越中島駅に次いで2番目に利用客数が少ない。
1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)11,323 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)11,385 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)11,268 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)11,121 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)10,608 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)10,344 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)10,000 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)9,693 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 9,115 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 8,790 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]8,574 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]8,471 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]8,300 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]8,241 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]7,948 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]7,624 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]7,531 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]7,654 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]7,646 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]7,339 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]7,052 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]6,983 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]6,973 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]7,094 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]7,244 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]7,409 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]7,640 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]7,708 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]8,062 | [* 29] |
2019年(令和元年) | [JR 20]8,041 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]5,888 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]6,157 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 23]6,547 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 24]6,895 |
駅周辺
[編集]駅の立地が台地の斜面部分にあり、駅前は切り立った地形で平地面積が狭く、駅前にある施設は限られたものとなっている。また、路線南に位置する西ケ原側の駅周辺は閑静な住宅地、路線北側の尾久側も住宅地ではあるが、尾久車両センターと京浜東北線等の線路に囲まれた特殊な立地となっており、付近に大きな商店街やまとまった商業地区は無い。
- マルエツプチ 上中里店(旧ポロロッカ) - 駅周辺で唯一のスーパーマーケット。
- 国立印刷局 東京工場
- 花と森の東京病院
- 旧古河庭園
- 西ヶ原一里塚(日本橋から岩槻街道2里目)
- 東京都北区防災センター(地震の科学館)
- 滝野川消防署
- 滝野川公園
- 北区滝野川体育館
- 滝野川警察署
- 北区滝野川会館
- 北区滝野川文化センター
- 北区立滝野川図書館
- 北区役所 滝野川区民事務所
- 北区滝野川福祉保健センター
- 北区滝野川地域包括支援センター
- 西ヶ原郵便局
- 瀧野川女子学園中学校・高等学校
- 七社神社
- 平塚神社
- 東京ゲーテ記念館
- 東京地下鉄(東京メトロ)南北線 西ケ原駅
- 宇都宮線・高崎線 尾久駅
- 北区コミュニティバス「旧古河庭園」停留所・「花と森の東京病院」停留所
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 05号 上野駅・日光駅・下館駅ほか92駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月9日、22頁。
- ^ a b c d “駅の情報(上中里駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月11日閲覧。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、390頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “みどりの窓口 リストラ JR東 昨年〜今年63駅で廃止 後釜は券売機、客イライラ”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 23 夕刊. (2006年7月11日)
- ^ 『西ケ原の不発弾処理を6月4日に実施』(プレスリリース)北区、2013年4月12日。オリジナルの2014年3月26日時点におけるアーカイブ 。2021年2月3日閲覧。
- ^ 『線路に近接する不発弾処理に伴う列車の運転見合わせについて』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2013年4月12日。オリジナルの2013年4月24日時点におけるアーカイブ 。2020年7月19日閲覧。
- ^ 『より安全な駅ホーム・踏切の実現に向けた取組みについて』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年4月7日。オリジナルの2020年4月7日時点におけるアーカイブ 。2020年4月7日閲覧。
- ^ 『鉄道ファン』1981年10月号より。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
[編集]- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月23日閲覧。
利用状況
[編集]- JRの1日平均利用客数
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- JRの統計データ
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(上中里駅):JR東日本