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ヴュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヴュ
Vu
ジャンル フォトジャーナリズム
刊行頻度 週刊
発売国 フランスの旗 フランス
言語 フランス語
発行人 リュシアン・ヴォージェルフランス語版
刊行期間 1928年3月21日 - 1940年5月29日
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『ヴュ』[1]Vu)は、1928年リュシアン・ヴォージェルフランス語版によって創刊されたフランスグラフ雑誌である。

1928年3月(第1号、1928年3月21日号)から1940年5月(638号、1940年6月5日号)まで週刊で刊行されており[2][3]、別冊、特別号等も含めて650冊程度が刊行された。『ライフ』誌と並んで、成功を収めたグラフ雑誌としてはもっとも初期のものである。「文章で説明し、写真で証明する」という編集方針により[2]写真を多用した。

『ヴュ』を創刊したリュシアン・ヴォーゲルは写真家でもあり、『ヴュ』誌創刊前に、ファッション雑誌『ガゼット・デュ・ボン・トン(Gazette du bon ton)』 (1912-1925) を刊行していた。

『ヴュ』誌には、アレクサンダー・リーバーマン(1912-1999、1932年からアート・ディレクター)やアドルフ・ムーロン・カッサンドルグラフィックデザイン)も参加した。VUのロゴは、カッサンドルの手によるものである[2]

写真では、ロバート・キャパの代表作《崩れ落ちる兵士》が最初に『ヴュ』誌に掲載されたり(1936年[4]と世の注目を受ける作品も多く、社会に対する影響力も大きかった。また、表紙に積極的にフォトモンタージュを使用したことでも知られる。

キャパのほか、ブラッシャイエリ・ロタールマン・レイジェルメーヌ・クルルケルテース・アンドルアンリ・カルティエ=ブレッソンドラ・マールら多くの独立写真家が参加した[2][3]

出典

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  1. ^ 佐藤守弘 (2008), “語る写真 : 『ライフ』誌と写真ジャーナリズム (第16回 (2007年度) 大学図書館学術資料講演会要旨)”, 時計台 (78): 2–11, https://hdl.handle.net/10236/1626 
  2. ^ a b c d Regarder VU” (フランス語). Maison Européenne de la Photographie (2006年). 2020年3月23日閲覧。
  3. ^ a b Emmanuel Hecht (2009年12月4日). “Vu, le magazine photographique 1928-1940” (フランス語). LExpress.fr. 2020年3月23日閲覧。
  4. ^ Mort d'un soldat républicain près de Cordoue, Espagne” (フランス語). www.centrepompidou.fr. Centre Pompidou. 2020年3月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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