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ポプラ (歌手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポプラ
別名 福田ポプラ
(デビュー時)
出身地 日本の旗 日本栃木県
ジャンル ポピュラー
ジャズ
歌謡曲
アニメソング
職業 歌手
活動期間 1970年 -
レーベル グリーン・シティ
コロムビア
公式サイト http://bowz.main.jp/poplar

ポプラ(本名:福田 スミ子(ふくだ すみこ))は、日本の女性歌手。フリー。栃木県出身。『Gメン'75』や『夢戦士ウイングマン』、ディズニー映画『美女と野獣』の主題歌の歌唱で知られている。

略歴

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声楽家を目指してクラシックの勉強をしていたが[1]、芸能界にいた姉の紹介でビクターのオーディションを受け、1970年福田ポプラの芸名でデビュー。グリーン・シティレーベル(ビクター・ワールドグループ)から『チビと坊や』をリリース[2]。1月25日、新宿の東京厚生年金会館で初公演。

同年4月より3か月間、国賓としてソヴィエトへ渡り、18の共和国でコンサートを重ねる。モスクワのエストラーダ劇場での公演を終えて帰国。現地で流行していたフォークソングに自身で日本語詩を付け、2枚目のシングル『タパリャ』をリリース(“タパリャ”はロシア語で“ポプラ”の意味である)。

ビクターとの契約を2年で解消し、1973年春に渡米。アメリカのエンターテインメントを吸収して冬に帰国。

その後は東宝芸能のパッケージショウの歌手となり、日劇ダンシングチームのゲスト歌手として活動。その他ホテルや、赤坂にあったナイトクラブ「コルドンブルー」のショウなどに出演した。

1977年、東宝の仕事で振付家・中川久美と出会い、翌年ミュージカルショウ『ピープル'78』(音楽:前田憲男、演出・振付:中川久美) に出演。これがきっかけとなってミュージカルに夢中になり、1979年、ヨーロッパ経由で単身渡米。マーサ・グラハム、アルヴィン・エイリー、ルイジのスタジオなどでダンスを研鑽。

1980年以降は、コロムビア・レコードにおいてテレビ主題歌(ドラマ/アニメ)や、コミックス・イメージアルバムの歌も担当した。CMソングにも多数起用。'80年代はテレビのスイッチを入れれば、その歌声を耳にする機会はかなり多かった。

1992年に日本公開されたディズニー映画『美女と野獣』に登場するポット夫人の歌唱部分の吹き替えを担当。主題歌「美女と野獣」などを歌った。続編にも同役で出演。

1997年、定期的なライブ活動を南青山マンダラを拠点に開始。以後、会場を六本木のSTB139その他に移して現在に至る。ライブでのレパートリーはジャズやポップスのスタンダード曲が中心で、近年は日本語の曲も多く取り上げられている。

レコーディング曲

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ドラマ

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  • 遙かなる旅路 ~Wandering Man~(1980年、『Gメン'75』エンディングテーマ)[3]
  • 男と女のメロディー(同上、カップリング曲)

ミュージカル

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  • ホワイト・ボーイ (1980年、『ヘアー』挿入歌)

アニメ

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  • 愛ゆえに哀しく(1982年、『FUTURE WAR 198X年』主題歌)
  • 愛のソナタ(同上、カップリング曲)
  • 星空のエンジェルクイーン(1982年、アニメ映画『1000年女王』主題歌コロムビア・カヴァーヴァージョン)※オリジナル歌手はデラ・セダカ
  • CAT'S EYE (1984年、『CAT'S·EYE』主題歌 コロムビア・カヴァーヴァージョン)※杏里のオリジナル・ヴァージョンは1983年
  • SHOW ME YOUR SPACE 〜君の宇宙を見せて〜(1984年、『OKAWARI-BOY スターザンS』主題歌)
  • 異次元ストーリー(1984年、『夢戦士ウイングマン』主題歌)
  • 私のPretty Boy(1984年、『夢戦士ウイングマン』挿入歌)
  • Bad Dreamin'(1984年、『夢戦士ウイングマン』挿入歌)
  • Blue Sensation(1984年、『夢戦士ウイングマン』挿入歌)
  • 忘れない(1985年、『夢戦士ウイングマン』挿入歌)
  • わんぱくダック(1988年、『わんぱくダック夢冒険』主題歌)
  • チップとデール(1989年、『チップとデールの大作戦』主題歌)
  • 美女と野獣(1992年、『美女と野獣』主題歌)

コミックス・イメージアルバム

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特撮

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オリジナルビデオ

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  • No No Give-up(1990年、『女バトルコップ』主題歌)
  • believe my life ~わたしは私~(同上、エンディングテーマ)

CMソング [4]

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他多数

CD

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  • 『Songs of Love』(ライブコンサートCD) [5]
    • 「2010.8 スイートベイジル」と「2011.3 南青山マンダラ」でのライブコンサートをCDにしたもの。

出演

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舞台

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吹き替え

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  • 美女と野獣 - ポット夫人の歌唱部分(1992年9月23日 日本公開)
    • ~挿入歌~ 「ひとりぼっちの晩餐会」「愛の芽生え」「人間に戻りたい」「美女と野獣」
  • 美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント - ポット夫人の歌唱部分(1998年11月 VHS、DVD発売)

テレビ

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脚注

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  1. ^ 『アニメサウンドおもしろボックス ANIMEX』第6号(1984年4月20日 日本コロムビア)
  2. ^ [1]『歌謡曲 シングル盤ヒストリー(1970年)』
  3. ^ 第254話「警視庁の女スパイ」−第306話「サヨナラGメンの若き獅子たち!」
  4. ^ 『みんなCM音楽を歌っていた ~大森昭男ともうひとつのJ-POP~ 』田家秀樹 著(2007年 徳間書店刊)
  5. ^ http://bowz.shop-pro.jp/?pid=152539095
  6. ^ 『198X年』映画パンフレット

外部リンク

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