ひつじ書房
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ひつじ書房 | |
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正式名称 | 株式会社ひつじ書房 |
現況 | 事業継続中 |
種類 | 株式会社 |
出版者記号 | 938669,89476 |
取次コード | 7256 |
法人番号 | 8010001095535 |
設立日 | 1990年 |
代表者 | 代表取締役 松本功 |
本社郵便番号 | 〒112-0011 |
本社所在地 |
東京都文京区千石2-1-2 大和ビル 2F |
外部リンク | http://www.hituzi.co.jp/ |
株式会社ひつじ書房(ひつじしょぼう)は、日本の学術出版社。1990年(平成2年)に創業。
神戸市岡本に同名の児童書店があるが、本項目のひつじ書房とは無関係である。また、かつて存在していた出版社の一つである羊書房と混同されることがあるが、そちらとも無関係である。
出版の特徴
[編集]日本語学・言語学など、言語についての研究を主に刊行している。刊行した研究書が新村出賞を4年間、連続で受賞するなど、言語学の分野では実績がある。英文での学術書も多数刊行しているとともに、欧米での学術書の流通に取り組んでいる。
加えて日本語教育や英語教育に関する研究書も刊行している。日本語の教科書も刊行している。
研究者を対象に「研究書出版」相談のためのオープンオフィスを開催する[1]。
創業者
[編集]創業者は松本功。国語学・国文学の学術出版社おうふうにて、編集・製作・営業面での経験を積み、1990年(平成2年)に独立、創業した。おうふう時代に『ケーススタディ日本文法』、『日本語概説』、『日本語教授法』などを企画担当した。著書に『ルネッサンスパブリッシャー宣言』、『税金を使う図書館から税金を作る図書館へ』がある。ビジネス支援図書館の発起人メンバーの一人であり、1998年(平成10年)には投げ銭システムという名称の少額決済システムが必要であるということを提唱した。言語学出版社フォーラムも発起人の一人である。朝日新聞の「ひと欄」にて取り上げられたことがある。青空文庫の最初のバナー広告出稿社であるとともに、機器メーカーの閲覧端末に準拠することが前提となっている「電子書籍」には批判的。
会社情報
[編集]所在地 〒112-0011 東京都文京区千石2-1-2 大和ビル2F
沿革
[編集]- 1990年(平成2年)2月 - 創業。
- 1991年(平成3年)2月 - 日本語研究叢書刊行開始。1巻目は『日本語動詞の諸相』(村木新次郎)
- 1993年(平成5年)10月 - ひつじ研究叢書(言語編)刊行開始。1巻目は『方言地理学の展開』(徳川宗賢)
- 1994年(平成6年)5月 - 未発選書刊行開始。1巻目は『フィクションの機構』(中村三春)
- 1995年(平成7年)3月 - 文科系学術出版社としては初めてHPを持つ。
- 1998年(平成10年)10月 - 『インターネット快適読書術』(富田倫生)出版とともに株式会社ボイジャーと提携し、T-Timeを書店で発売する。
- 1998年(平成10年)11月 - 言語学出版社フォーラムを7社で立ち上げる。
- 2000年(平成12年)12月 - ビジネス支援図書館推進協議会を立ち上げる。
- 2005年(平成17年)10月 - 有限会社から株式会社となる。
- 2006年(平成18年) - シリーズ言語学と言語教育、刊行開始。1巻目は『日本語複合動詞の習得研究』(松田文子)
- 2006年(平成18年) - Hituzi Linguistics in English刊行開始。1巻目は『Lexical Borrowing and its Impact on English』(Makimi Kimura-Kano)
- 2010年(平成22年) - 20周年を記念して「ひつじ意味論講座」「21世紀日本文学ガイドブック」刊行開始。