99のなみだ
ジャンル | 涙でこころ洗浄ソフト |
---|---|
対応機種 | ニンテンドーDS |
開発元 | バンダイナムコゲームス |
発売元 | バンダイナムコゲームス |
人数 | 1人 |
メディア | DSカード |
発売日 | 2008年6月5日 |
対象年齢 | CERO:B(12才以上対象) |
コンテンツアイコン | セクシャル、犯罪、言葉・その他 |
『99のなみだ』は、バンダイナムコゲームスが2008年6月5日に発売したニンテンドーDS用ソフト。イメージキャラクターには、入山法子が起用されている。携帯電話向けに移植されている[1]。
概要
[編集]感動して「涙を流す」ことによって、ストレスの解消や気分のリフレッシュを図ることができる。
ゲーム開始時に登録するプレーヤーの個人データ(職業、年齢など)、現在の気分などから、プレーヤーが最も感動する「泣ける感動の話」(1話約10分)が提供される。視聴の際には「静かな環境にいること」・「1人になっていること」の条件を守り、リラックスした状態で進めることが重要である。
早稲田大学・河合隆史教授監修の「なみだのソムリエシステム」を導入しており、最初に入力した個人データや現在の気分、ゲームプレイ中の会話や質問などの様々な要素から、今の自分にあった最も感動する話が提供されるようになっている。ただし個人差があるため、必ず泣けるというわけではない点に留意しておきたい。
ゲーム内容
[編集]ストーリーは、とある店に入るところから始まる。日々の生活に疲れた主人公が、ふと見つけたのは「ナミダノモトあります」と書かれた看板が出ている店だった。店に入り、マスターに迎えられる主人公。そこは、感動する話を提供している不思議な店だった。
マスターからいくつか質問を受けた主人公は、「ナミダノモト」が入ったランプを手渡される。そのランプに火をつけることで、感動する話が始まる。
「話」の執筆作家
[編集]ほか
テーマソング
[編集]小説
[編集]リンダパブリッシャーズ発刊。ゲームのノベライズ。1冊につき12編の小説を収録[2]。
- 99のなみだ 涙がこころを癒す短篇小説集(2008年4月発売、ISBN 978-4803001266)
- 99のなみだ・雨 涙がこころを癒す短篇小説集(2008年9月発売、ISBN 978-4803001396)
- 99のなみだ・空 涙がこころを癒す短篇小説集(2009年1月発売、ISBN 978-4803001433)
- 99のなみだ・風 涙がこころを癒す短篇小説集(2009年4月発売、ISBN 978-4803001624)
- 99のなみだ・花 涙がこころを癒す短篇小説集(2009年8月発売、ISBN 978-4803001631)
- 99のなみだ・月 涙がこころを癒す短篇小説集(2009年12月発売、ISBN 978-4803001822)
- 99のなみだ・光 涙がこころを癒す短篇小説集(2010年4月発売、ISBN 978-4803001839)
- 99のなみだ・星 涙がこころを癒す短篇小説集(2010年8月発売、ISBN 978-4803001990)
- 99のなみだ・雲 涙がこころを癒す短篇小説集(2010年12月発売、ISBN 978-4803002041)
- 99のなみだ・心 涙がこころを癒す短篇小説集(2011年4月発売、ISBN 978-4803002256)
- 99のなみだ・友 涙がこころを癒す短篇小説集(2011年8月発売、ISBN 978-4803002294)
- 99のなみだ・旅 涙がこころを癒す短篇小説集(2011年12月発売、ISBN 978-4803002973)
- 99のなみだ・桜 涙がこころを癒す短篇小説集(2012年3月発売、ISBN 978-4803003192)
- 99のなみだ・海 涙がこころを癒す短篇小説集(2012年8月発売、ISBN 978-4803003543)
- 99のなみだ・雪 涙がこころを癒す短篇小説集(2012年11月発売、ISBN 978-4803003826)
- 99のなみだ・虹 涙がこころを癒す短篇小説集(2013年4月発売、ISBN 978-4803004434)
- 99のなみだ・蛍 涙がこころを癒す短篇小説集(2013年8月発売、ISBN 978-4803004441)
- 99のなみだ・結 涙がこころを癒す短篇小説集(2013年12月発売、ISBN 978-4803005004)
- 99のなみだ・純 涙がこころを癒す短篇小説集(2014年3月発売、ISBN 978-4803005615)
- 99のなみだ・波 涙がこころを癒す短篇小説集(2014年8月発売、ISBN 978-4803006001)
- 99のなみだ・春 涙がこころを癒す短篇小説集(2015年1月発売、ISBN 978-4803006339)
- 99のなみだ・夏 涙がこころを癒す短篇小説集(2015年3月発売、ISBN 978-4803007015)
- 99のなみだ・秋 涙がこころを癒す短篇小説集(2015年8月発売、ISBN 978-4803007657)
- 99のなみだ・冬 涙がこころを癒す短篇小説集(2015年12月発売、ISBN 978-4803008371)
リンダパブリッシャーズ発刊。読者からの実話集[2]。
- 99のなみだ 第一夜 本当にあったこころを癒す10の物語(2010年4月発売、ISBN 978-4803001884)
- 99のなみだ 第二夜 本当にあったこころを癒す10の物語(2010年12月発売、ISBN 978-4803002034)
- 99のなみだ 第三夜 本当にあったこころを癒す10の物語(2011年10月発売、ISBN 978-4803002690)
- 99のなみだ 第四夜 本当にあったこころを癒す10の物語(2012年11月発売、ISBN 978-4803003703)
- 99のなみだ 第五夜 本当にあったこころを癒す10の物語(2013年12月発売、ISBN 978-4803005011)
泰文堂発刊。1冊につき10編の小説を収録。
- ジュニア99のなみだ(2015年11月発売、ISBN 978-4803008173)
泰文堂発刊。1冊につき15編の小説を収録。
- 99のなみだ ベストセレクション(2016年4月発売、ISBN 978-4803009040)
徳間書店発刊。1冊につき15編の小説を収録。
- 99のなみだ・愛 ベスト作品集(2016年10月発売、ISBN 978-4199052118)
漫画
[編集]『週刊コミックバンチ』で2009年35号-2010年39号掲載。毎回作者を変えてのコミカライズ。
朗読劇
[編集]ニッポン放送主催で俳優による朗読劇が催された。
- RO-DOKU音戯草子2011『99のなみだ~涙が心を癒す朗読会~』(2011年6月3日 - 6月5日)
- RO-DOKU音戯草子2012『99のなみだ~涙がこころを癒す~』朗読会(2012年6月1日 - 6月3日)
- RO-DOKU音戯草子2013『99のなみだ~涙がこころを癒す~』朗読会(2013年6月7日 - 6月9日)
出典
[編集]- ^ “iモード新着|バンダイナムコゲームス公式サイト”. 2010年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月4日閲覧。
- ^ a b “99のなみだ関連商品|バンダイナムコエンターテインメント公式サイト”. 2020年12月19日閲覧。