コンテンツにスキップ

99のなみだ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
99のなみだ
ジャンル 涙でこころ洗浄ソフト
対応機種 ニンテンドーDS
開発元 バンダイナムコゲームス
発売元 バンダイナムコゲームス
人数 1人
メディア DSカード
発売日 2008年6月5日
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
コンテンツアイコン セクシャル、犯罪、言葉・その他
テンプレートを表示

99のなみだ』は、バンダイナムコゲームス2008年6月5日に発売したニンテンドーDS用ソフト。イメージキャラクターには、入山法子が起用されている。携帯電話向けに移植されている[1]

概要

[編集]

感動して「涙を流す」ことによって、ストレスの解消や気分のリフレッシュを図ることができる。

ゲーム開始時に登録するプレーヤーの個人データ(職業、年齢など)、現在の気分などから、プレーヤーが最も感動する「泣ける感動の話」(1話約10分)が提供される。視聴の際には「静かな環境にいること」・「1人になっていること」の条件を守り、リラックスした状態で進めることが重要である。

早稲田大学・河合隆史教授監修の「なみだのソムリエシステム」を導入しており、最初に入力した個人データや現在の気分、ゲームプレイ中の会話や質問などの様々な要素から、今の自分にあった最も感動する話が提供されるようになっている。ただし個人差があるため、必ず泣けるというわけではない点に留意しておきたい。

ゲーム内容

[編集]

ストーリーは、とある店に入るところから始まる。日々の生活に疲れた主人公が、ふと見つけたのは「ナミダノモトあります」と書かれた看板が出ている店だった。店に入り、マスターに迎えられる主人公。そこは、感動する話を提供している不思議な店だった。

マスターからいくつか質問を受けた主人公は、「ナミダノモト」が入ったランプを手渡される。そのランプに火をつけることで、感動する話が始まる。

「話」の執筆作家

[編集]

ほか

テーマソング

[編集]
CMソング・エンディングテーマ『Tiny Star
オープニングテーマ『こころのしずく』
歌:moumoon

小説

[編集]

リンダパブリッシャーズ発刊。ゲームのノベライズ。1冊につき12編の小説を収録[2]

  • 99のなみだ 涙がこころを癒す短篇小説集(2008年4月発売、ISBN 978-4803001266
  • 99のなみだ・雨 涙がこころを癒す短篇小説集(2008年9月発売、ISBN 978-4803001396
  • 99のなみだ・空 涙がこころを癒す短篇小説集(2009年1月発売、ISBN 978-4803001433
  • 99のなみだ・風 涙がこころを癒す短篇小説集(2009年4月発売、ISBN 978-4803001624
  • 99のなみだ・花 涙がこころを癒す短篇小説集(2009年8月発売、ISBN 978-4803001631
  • 99のなみだ・月 涙がこころを癒す短篇小説集(2009年12月発売、ISBN 978-4803001822
  • 99のなみだ・光 涙がこころを癒す短篇小説集(2010年4月発売、ISBN 978-4803001839
  • 99のなみだ・星 涙がこころを癒す短篇小説集(2010年8月発売、ISBN 978-4803001990
  • 99のなみだ・雲 涙がこころを癒す短篇小説集(2010年12月発売、ISBN 978-4803002041
  • 99のなみだ・心 涙がこころを癒す短篇小説集(2011年4月発売、ISBN 978-4803002256
  • 99のなみだ・友 涙がこころを癒す短篇小説集(2011年8月発売、ISBN 978-4803002294
  • 99のなみだ・旅 涙がこころを癒す短篇小説集(2011年12月発売、ISBN 978-4803002973
  • 99のなみだ・桜 涙がこころを癒す短篇小説集(2012年3月発売、ISBN 978-4803003192
  • 99のなみだ・海 涙がこころを癒す短篇小説集(2012年8月発売、ISBN 978-4803003543
  • 99のなみだ・雪 涙がこころを癒す短篇小説集(2012年11月発売、ISBN 978-4803003826
  • 99のなみだ・虹 涙がこころを癒す短篇小説集(2013年4月発売、ISBN 978-4803004434
  • 99のなみだ・蛍 涙がこころを癒す短篇小説集(2013年8月発売、ISBN 978-4803004441
  • 99のなみだ・結 涙がこころを癒す短篇小説集(2013年12月発売、ISBN 978-4803005004
  • 99のなみだ・純 涙がこころを癒す短篇小説集(2014年3月発売、ISBN 978-4803005615
  • 99のなみだ・波 涙がこころを癒す短篇小説集(2014年8月発売、ISBN 978-4803006001
  • 99のなみだ・春 涙がこころを癒す短篇小説集(2015年1月発売、ISBN 978-4803006339
  • 99のなみだ・夏 涙がこころを癒す短篇小説集(2015年3月発売、ISBN 978-4803007015
  • 99のなみだ・秋 涙がこころを癒す短篇小説集(2015年8月発売、ISBN 978-4803007657
  • 99のなみだ・冬 涙がこころを癒す短篇小説集(2015年12月発売、ISBN 978-4803008371

リンダパブリッシャーズ発刊。読者からの実話集[2]

  • 99のなみだ 第一夜 本当にあったこころを癒す10の物語(2010年4月発売、ISBN 978-4803001884
  • 99のなみだ 第二夜 本当にあったこころを癒す10の物語(2010年12月発売、ISBN 978-4803002034
  • 99のなみだ 第三夜 本当にあったこころを癒す10の物語(2011年10月発売、ISBN 978-4803002690
  • 99のなみだ 第四夜 本当にあったこころを癒す10の物語(2012年11月発売、ISBN 978-4803003703
  • 99のなみだ 第五夜 本当にあったこころを癒す10の物語(2013年12月発売、ISBN 978-4803005011

泰文堂発刊。1冊につき10編の小説を収録。

泰文堂発刊。1冊につき15編の小説を収録。

徳間書店発刊。1冊につき15編の小説を収録。

漫画

[編集]

週刊コミックバンチ』で2009年35号-2010年39号掲載。毎回作者を変えてのコミカライズ

朗読劇

[編集]

ニッポン放送主催で俳優による朗読劇が催された。

  • RO-DOKU音戯草子2011『99のなみだ~涙が心を癒す朗読会~』(2011年6月3日 - 6月5日)
  • RO-DOKU音戯草子2012『99のなみだ~涙がこころを癒す~』朗読会(2012年6月1日 - 6月3日)
  • RO-DOKU音戯草子2013『99のなみだ~涙がこころを癒す~』朗読会(2013年6月7日 - 6月9日)

出典

[編集]
  1. ^ iモード新着|バンダイナムコゲームス公式サイト”. 2010年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月4日閲覧。
  2. ^ a b 99のなみだ関連商品|バンダイナムコエンターテインメント公式サイト”. 2020年12月19日閲覧。

外部リンク

[編集]