概要
新潟地区、長野地区においてもともと急行列車で使われていた165系、169系の普通列車運用を置き換えるために登場した電車。ワンマン運転に対応、3扉、2両編成が特徴で、VVVFインバータ制御を採用している。
0番台(新潟地区)
1995年に登場。同じ新潟地区を走る115系にも採用されている緑と黄緑のラインを巻いている。全席ロングシート。
13本製造されたが、V3編成は2008年9月の踏切事故による火災で廃車。
残存車のうち10編成が2015年の北陸新幹線金沢延伸開業に伴いえちごトキめき鉄道へ譲渡、妙高はねうまライン用のET127系に改名され、JR東日本所属は2編成のみとなった。以前は信越本線(新潟─長岡)、白新線(新潟─新発田)、羽越本線(新発田─村上)、越後線(新潟─吉田)で運用されていたが、2015年3月からは越後線の同区間と弥彦線(弥彦─東三条)のみでの運用となっていた。
2022年3月をもって残る2編成も引退し、新潟支社からE127系は撤退した。……はずだったのだが、同年6月にE129系が落雷の影響で一部車両が故障。これにより、本数を維持するために急遽引退した2編成を上越線(越後中里─長岡)に投入することになった。一度引退した車両が復帰した上に以前の営業運転路線と別の路線に投入されるのは珍しい。
2023年9月13日より南武支線で運用を開始した(トイレは業務室として締め切り、踏切事故がなければ完全に205系を置き換えられてた・・・かは謎である。)
100番台(長野地区)
1998年に登場。車体が東北の701系によく似ている。長野地区の青と緑のラインを巻いてる。大糸線(松本─南小谷)で運用しており、北アルプスの見えるように西側がクロスシート、東側がロングシートの座席配置となっている。2013年の篠ノ井線ワンマン運転開始・辰野支線の123系引退に伴い、信越本線(長野―篠ノ井)、篠ノ井線(篠ノ井─塩尻)、中央本線(塩尻―茅野)、辰野支線(塩尻─辰野)でも運用されている。(かつて松本―塩尻、塩尻―辰野の運用があったが、篠ノ井線の保安装置の仕様変更で一時期無くなっていた。)
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関連項目
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