ソフトバンクは3月25日、持分法適用関連会社でゲーム開発を手がけるガンホー・オンライン・エンターテイメントを連結対象にすると発表した。既存分と合わせ議決権の過半数を取得するほか、ソフトバンク子会社のソフトバンクモバイル(SBM)がガンホー株式を取得する。連結化に伴い、ソフトバンクは4~6月期決算(IFRS:国際会計基準)に約1700億円の利益を計上する見通し。 ガンホーはスマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ」が急速に成長しており、2月単月の売上高(単体)は100億円と、前年同月比から13.8倍と驚異的に拡大。ソフトバンクモバイルは「当社グループのスマートフォンを軸とした開発力・インフラと、ガンホーのスマートフォンゲームにおける企画力・制作力を組み合わせることで一層のモバイルコンテンツの充実化を実現し、携帯電話事業の収益性・競争力向上を図ることが急務」と株式取得について説明している。
情報処理推進機構(IPA)のセキュリティセンターとJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2012年11月14日、主に国内メーカーが製造した国内向けAndroid端末の複数機種に、DoS(Denial of Service、サービス妨害)攻撃を受ける可能性につながる脆弱性が見つかったことを公表した。 両組織が共同で運営している脆弱性情報公開サイト「JVN」(Japan Vulnerability Notes)に同日付けで掲載された情報(JVN#74829345)によると、同脆弱性は「Android OSを搭載した一部の端末に、特定のシステム領域を参照する際の処理に問題があり、これを悪用されるとDoS攻撃を受ける危険性がある」というもの。フォティーンフォティ技術研究所の大居司氏が発見してIPAに報告した。 具体的に、同脆弱性を利用したDoS攻撃の流れは次のようになる。ま
ソフトバンクは10月15日、米携帯電話事業者のSprint Nextelを買収することで合意したことを正式に発表した。Sprint Nextelの株式の70%を取得し、買収総額は1兆5709億円(約201億米ドル)におよぶ。 投資総額のうち約9469億円(121億米ドル)はSprintの株主に支払われ、約6240億円(80億米ドル)はSprintの財務体質の強化などに投じられる。両社は、2013年半ばに取引を最終的に完了すると見込んでいる。 ソフトバンクとSprint両社の取締役会で決議されており、幾つかの条件が提示されている。Sprint株主による株主総会における承認、競争法上の承認、連邦通信委員会による承認その他監督官庁の通常の承認、および表明、保証違反がないことなどだ。 ソフトバンクグループ代表の孫正義氏によると、ソフトバンクはいったんSprintの米国持ち株会社を買収し、新Spri
ソフトバンクモバイルは、2012年10月10日から12日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2012」会場内の「SoftBank Solution Provider」ブースで、iPhoneやiPadをクレジットカード決済端末として使えるようにする「PayPal Here」(関連記事)を展示している(写真1)。近日中の発売を予定する伝票印刷用の小型プリンターも参考出展している。 PayPal Hereは9月6日発売で、現在は全国主要都市17カ所のソフトバンクショップで販売する。オープン価格だが、ソフトバンクショップでの実売価格は1200円前後。法人向けの営業活動も始めており、これまでクレジットカード決済に対応していなかった零細店舗や、イベント会場のグッズ販売など一時的な用途での利用を見込んでいるという。 ブース担当者は、「主要ターゲットである中小店舗だけではなく、大手小売・
インターネット接続サービスとして、月額315円の「S!ベーシックパック」への加入が必須。パケット定額サービスは、月額5985円の「パケットし放題フラット for 4G」か、月額2100円~6510円(パケット通信料は0.0525円/パケット)の「パケットし放題 for 4G」を提供する。なお、毎月の通信量が7Gバイトを超えると、請求月末まで下りと上りの通信速度が最大128kbpsに制限される。2Gバイトごとに2625円のオプションを申し込むことで、制限が解除される。通信速度制限の予告と開始をSMSで知らせるサービスも提供するが、この通知はMy SoftBankからオフにできる。 あわせて、2012年12月31日までにパケットし放題フラット for 4Gに加入すると、定額料を5985円から2年間、5460円に割り引く「4Gスマホスタートキャンペーン」を実施する。 テザリングオプションや24時
今回は、ソフトバンクとして発表するスマートフォン6機種全てが「SoftBank 4G」に対応し、下り最大76Mbpsの高速通信が可能。さらに、「iPhone 5」と同様に12月15日よりテザリングにも対応する。 スマートフォンは、高精彩の4.9インチHD液晶にAndroid 4.1、高速な1.5GHzクアッドコアCPU「APQ8064」を搭載したハイスペックモデル「QUOS PHONE Xx(ダブルエックス) SoftBank 203SH」(シャープ製)や4.7インチ液晶にAndroid 4.1、1.5GHzのクアッドコアCPU、2420mAhの大容量バッテリを搭載した「ARROWS A(エース)SoftBank 201F」(富士通モバイルコミュニケーションズ製)。さらに、ソフトバンクのスマートフォンとして初登場となるモトローラ製の「RAZR M SoftBank 201M」、25色のカラ
ソフトバンク版iPhone 5ユーザーに朗報だ。ソフトバンク版iPhone 5は1.7GHz帯に対応することで接続エリアが広がり、LTEの通信速度規制の基準についても緩和される。テザリングも当初の解禁日から前倒ししてスタートすることになる。これら一連の施策は、ソフトバンクが10月1日に発表したイー・アクセスとの経営統合についての記者会見で述べられた内容だ。会見の内容をこのiPhone 5に絞ってレポートしたい。 iPhone 5が1.7GHzに対応 iPhone 5をめぐり、激しく争うKDDIとソフトバンク。iPhone 5の目玉となるLTE対応について両者の状況を見てみれば、LTEの利用周波数帯、料金プランなど、大枠で捉えた場合に両社の間で大差はない。しかし、今回のソフトバンクとイー・アクセスとの経営統合に、両者の違いが少し鮮明になるかもしれない。 そのキーワードとなるのが、iPhone
ソフトバンク孫正義代表は30日、自身のTwitterアカウント@masasonで、iPhone 5のLTE通信速度制限について改善の余地があることを明らかにした。これにより、ソフトバンク版iPhone 5でのLTE通信速度制限の基準が緩和される可能性が出てきた。 ソフトバンクモバイルは、iPhone 5の通信速度制限について、iPhone 5利用時に加入する料金プラン「パケットし放題フラット for 4G LTE」「パケットし放題 for 4G LTE」「4Gデータし放題フラット」において、当日を含まない直近3日間のパケット通信量が839万パケット(約1GB)以上に達した際、当日6時から翌朝6時まで通信速度の制御を実施する場合があるとしている。また、「パケット定額 for 4G LTE」加入者に対しては、前々月の月間パケット通信量が1,000万パケット(約1.2GB)以上に達したとき、当月
ヤフーとソフトバンクモバイルは2012年9月21日、「Yahoo!Japan」の有料会員サービスであるYahoo!プレミアムで協業すると発表した。Yahoo!Japan IDとソフトバンク携帯の電話番号の連携や、ソフトバンクショップ店頭での会員登録などが可能になる。 ヤフーはまず10月1日から、Yahoo!プレミアム会員向けにスマートフォン用コンテンツを拡充する。占いや乗り換え案内など1000種類以上の専用コンテンツを、月額399円のYahoo!プレミアム会員料金を支払えば使い放題とする。これは契約する携帯電話事業者によらず、スマートフォン利用者であれば誰でも利用できる。コンテンツ拡充のほか、10月1日以降は個人でECサイト運営が可能な「Yahoo!バザール」、動画配信サービス「Gyao!」での映画の無料配信などのプレミアム会員向け特典を順次追加していく計画である。 ソフトバンクモバイルと
ソフトバンクモバイルは9月19日、同社が提供する「SoftBank 4G」および「SoftBank 4G LTE」対応スマートフォン向けに「テザリングオプション」などの新サービスを提供すると発表した。テザリングオプションについては、9月21日より申し込み受付を開始し、2013年1月15日より提供を開始する予定。 テザリングオプションは、iPhone 5を含む4G/LTE対応スマートフォンをモバイルWi-Fiルーターとして利用するためのサービス。月額525円支払うことで利用することができる。同サービスを利用した場合の「パケットし放題フラット for 4G LTE」の利用料は、2年間、5,460円になる。なお、月額使用料の月額525円は、2年間は無料で提供される。 またテザリングオプションは、毎月のデータ量が7GBを超えた場合は、請求月末まで通信速度が送受信最大128kbpsに制限される。ただ
NTT ドコモから契約者の流出が止まらない。モバイルナンバーポータビリティ(MNP)の転出超過数の推移を見てみると、ここ半年間で毎月約9万件前後の契約が他社に流出しており、春商戦のピークとなった2012年3月には約14万件、4月には約10万件と、“大台”を突破してしまった月もある。 一方の KDDI(au)とソフトバンクモバイルはこの流出した契約者を着実に取り込んでおり、ドコモは“一人負け”の状態が続いているのだ。 この契約者の動きに大きく影響を与えているのが、間違いなく iPhone 4S の存在だ。ドコモはここ最近の記者発表などで一貫して iPhone の導入に否定的な考えを明らかにしており、これが iPhone に興味を持つドコモユーザーの失望感を招いているほか、au とソフトバンクモバイルが相次いで割安感の高い料金プランや割引キャンペーンを打ち出しているのが、契約者の MNP 利用
5月9日、ソフトバンクは緊急会見を開き、米ペイパルと合弁会社「PayPal Japan」を設立すると発表した。主に小規模店舗に向け、スマートフォンを用いた決済システム「PayPal Here」を提供し、クレジットカードによるオフラインでの決済利用を促進するのが目的のようだ。ソフトバンクはなぜ、ペイパルとの合弁を選んだのだろうか。 「PayPal Here」の国内展開が提携の柱 ペイパルは、米国でオークション関連の事業を展開するイーベイの子会社で、主としてクレジットカード等を用いたオンラインでの決済事業「PayPal」を展開している。日本では利用者も少なくあまり馴染みがないが、海外に目を向けると、190の国や地域と、25の通貨に対応し、すでに1.1億人の会員を抱えているオンライン決済では世界最大の企業となっている。 そのペイパルがソフトバンクと提携し、合弁会社を設立すると発表した。両社は10
「5~10年先には若者がお財布を持ち歩くのはかっこ悪いと思う時代がくるのでは」──ソフトバンクと米PayPalの戦略提携では、スマートフォンをクレジットカード決済端末として使うことができる「PayPal Here」を日本で展開し、ネットだけではなくリアル店舗でも使えるO2O(Online to Offline)ナンバーワンの決済インフラ確立を目指す。 5月8日、孫社長と、PayPalを傘下に持つ米eBayのジョン・ドナヒューCEOが都内で会見して発表した。孫正義社長は「日本の決済市場を変える。一気に日本の消費者のライフスタイル変える」と意気込んだ。 提携では、両社で10億円ずつ出資し、新会社「PayPal Japan」を7月までに設立。CEOとして前ヤフーCOOの喜多埜裕明氏(現ソフトバンクモバイル常務)が就任する。 新会社は国内で「PayPal Here」を展開していく。PayPal H
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