寄稿 最新!訪問看護ステーションで人気の研修がこれ! 「OriHime eye(オリヒメ アイ)」は、パソコンや周辺機器を使用することで、介助者を必要とせず、視線での文字入力や入力した文字の読み上げ、メール、写真撮影が可能になった商品です。 透明文字盤は意思の疎通がむずかしい⁉︎ みなさんは文字盤ってご存知ですか? 文字盤とは透明の板などに、ひらがななどの50音が表になっており、会話が困難な方などが意思伝達のために使用します。 たとえば、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の場合、手足やのど、舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていきます。それに合わせコミュニケーション手段も変化し、会話から筆談、ジェスチャー、そして最後まで残ると言われている「視線」を使い、透明文字盤にある文字を示すことで意思の疎通を図ります。 透明文字盤での文字の読み取り方法は、患者の視線と介助者の視線が透