・意味としては、まったくつながりがないのだけれど、 音の響きが近いものは、「だじゃれ」としてつながる。 「だじゃれ」は、最初から「駄」が付いているくらいで、 くだらないものとしてあるのだが、 ぼくは、ばかにしちゃいけないんじゃないか とさえ思っている。 音の響きが似ているから、同じ引き出しに収納しておく。 このことの、どこがくだらないのだろうか。 日本の古典的な定型詩の世界の表現技法 「掛詞(かけことば)」とは、 まさしく「だじゃれ」ではある。 「待つ」と「松」を重ねることについては、 学校の授業で習うような掛詞なのだが、 「ふとんがふっとんだ」はくだらない「だじゃれ」である。 しかし、ほんとは、同じである。 「検索エンジン」が当たり前に使われるようになって、 「音の響きが同じ」ということは、 ひとつの「タグ」として重要な要素になった。 意味や成り立ちでの集合ができるように、 音の響きでの