今や「当たり前」に使われているFlash 本連載では、ユーザビリティに配慮したFlashの正しい使い方や導入法について紹介します。 エンドユーザーのインターネット接続環境が加速度的に高速化している現在、ムービーやサウンドの要素を含んだリッチなウェブコンテンツは「当たり前」に見られるようになってきています。特に、閲覧に必要なプレーヤーアプリケーションの普及率が高く、プラットフォーム(OSやブラウザなど)の違いに依存せず使えるFlashは、スタンダードな手段として幅広く使われています。 Adobe社の発表(http://www.adobe.com/products/player_census/flashplayer/version_penetration.html)によると、日本国内のFlash Playerの普及率は、どのバージョンもおおよそ99パーセント近くとされています(2008年6月現
久しぶりに熱く語ってみたいと思います。 未だにいるんですよねぇ。。Flash至上主義。デザイン(というかカッコ良さ)至上主義の方たち。 僕が絡んでいたら絶対、薦めていないと思うのですが、Webリテラシーのままならないクリエイティブディレクターがまとめてきた話なので今更あまり口出しできないのが辛いところ。 そう、「オールフラッシュ(フルフラッシュ)」のサイトです。 しかもコンテンツボリュームがハンパない。 これ、HTMLにするだけでそこそこ集客に繋がるんじゃないかと。。 【PR】 ネタ帳デラックス | Flashテクニック 著者:MdN編集部 販売元:MdN 発売日:2008-09-18 おすすめ度: レビューを見る もちろん、導線が確保されていて、「企画物としてインパクトを与えたい」や、「ブランド力を高めたい」等の目的があるのでしたらオールフラッシュもまだわかるのですが、そういったのは一切
マルチメディアはウェブの役割のひとつではあるが、現在のFlash技術は以下の3つの点でユーザビリティを損ねる傾向がある。まず、デザインがダメになる可能性が高い。また、ウェブの基本的なインタラクションスタイルからも逸脱している。さらに、本来ならサイトの核となる値打ちを高めるために利用すべき資源を無駄使いしてしまう。 Flash: 99% Bad by Jakob Nielsen on October 29, 2000 ウェブサイトにFlashを利用すると、おおむね99%の確率でユーザビリティにとって病弊となる。めったにないことだが、よいFlashデザインというものも存在する(時にはサイトの価値を高めるのに役立っていることさえある)。だが通常は、Flashを利用するとユーザビリティは低下する。こういったマルチメディア・オブジェクトは、ほとんどの場合、削除した方がいい結果が得られる。 Flash
除夜の鐘のごとく連投しています、kijimaです。そろそろきつくなってきましたが止まりません。 さて、今回は新人Flasherがまずぶち当たるであろうポイントについて、「機能を実装するための考え方」という視点でまとめてみました。 新人Flasherを育成するにあたって、なにか参考になる部分があれば幸いです。 Flashコンテンツ作成にあたり、習得しなければならない考え方、汎用的ロジックが存在することについて Flashコンテンツの特性として、デザインや演出などの見た目は違えども、多くのFlashコンテンツに共通している機能がたくさんあります。代表的なものでは、以下に挙げた機能などですね。 ・プリローダーの実装 ・ポップアップウィンドウの表示、非表示 ・スクロールバーの操作 ・フォーム送信とそのエラー処理 ・ボタン操作を一時的に全無効にさせる処理 ・ページャー機能 そして、上で挙げたような機
【解説】ターゲットユーザや利用状況が限定される場合は、フルFlashコンテンツを用意することでより効果的なユーザ体験を提供できます。動きのあるコンテンツが表示されることを事前に想定しているユーザが対象のサイトでは、ストレスを与える可能性もグッと低くなります。 解説詳細 では、どのようなユーザに向けたサイトであればフルFlashが効果的だといえるでしょうか。 例として以下2つのケースをご紹介します。 1.ゲームソフトのプロモーションサイト サイトを訪問するユーザの多くは、対象ゲームに興味を持っている上、ゲームという商材の特性上、表現豊かな体感に訴えるコンテンツが求められているケースがほとんどです。 この場合、コンテンツをフルFlashとして提供することはユーザの期待に応える形となるためにストレスにはつながりづらい上、文字と画像のみで構成されるコンテンツと比べてより効果的にユーザの気持ちを盛り
最近、ツイッター特集を組む雑誌が増えてきたので、その流れでモバツイッターにもお声がかかるケースが増えてきました。 その中でも、日経ビジネスアソシエについては、取材までしていただきました。 いろいろお話した内容が直接記事に反映されたわけじゃありませんが、140文字のつぶやきには、バックグラウンドの文脈が必ずあるのと同じく、記事全体の設計思想の中で少しでもお役に立てれば幸いです。 「ツイッター超入門」という記事です。 その他、同じ日経BP社の日経ネットマーケティングにも掲載していただいております。 日経ネットマーケティングは、定期購読専用なので、そっち系の会社さんは必ず読んでいるんでしょう。 こちらの記事を読んでいて、全然関係なく、ふと思い出したのですが、twitterを使ったマーケティング施策を行う場合には、そこにいるインフルエンサーとして、ハブとなるユーザーを意識して欲しいなと思いました。
Adobe MAX 2009の様子はアドビのビデオ配信サービス「ADOBE TV」にて確認できる(関連リンク)。英語のみだが、Flash関連を知りたい人は基調講演の「MAX 2009 KEYNOTE - DAY 1」をチェックしてみよう。 マルチタッチに対応したFlash Player MAXにて発表されたFlash Player 10.1 は、モバイル環境で動作する、初の本格的なFlash Playerである(関連リンク)。 従来、モバイル用のFlash Playerには、サブセットである「Flash Lite」が使用されていた。一方、今回のFlash Player 10.1では、PC、携帯電話、ネットブックなどで同じ機能性を実現している。これにより(スペックさえ足りていれば)PCで表示されるものと同一のコンテンツを、携帯電話でも表示できるようになる。 ちなみにFlash Player
Flashコンテンツを表示する際のHTMLパラメタってたくさん。。 一覧で将来自分がみたくなるだろうことは必至!!と思って、まとめてみます。 ざっくりですが・・・。
FLASHによるWebコンテンツは、ビジュアルでの表現力が高く、最近はサイト全体をFLASHで構築する例もかなり多くなってきました。しかし、通常のHTMLと比べてインターフェース作成の自由度が高いため、非常に使いにくいサイトになってしまう可能性もあります。 今回は、FLASHコンテンツを設計する上で気をつけたいユーザビリティ上の3つの原則をご紹介します。 ユーザがウェブサイトを利用する上で最も頻繁に利用するブラウザの機能が「戻る」です。 弊社で実施したユーザ行動観察調査では、FLASHコンテンツの場合でも一つ前の表示画面へと戻そうとする場合、ブラウザの「戻る」ボタンを押すケースが非常に多く見られます。これは、FLASH画面内に「戻る」ボタンが設置されていても同様でした。 この問題への対策として、「表示画面ごとにURLを設定する」ことが効果的です。ブラウザはURLでページを管理しているので、
最近はブロードバンド環境が当たり前となり、Flashを採り入れたサイトも当たり前のように見かけるようになりました。しかし残念ながらその多くは、Flashを使ったクリエイティブが「目的化」していて、ユーザビリティを損ねているように思います。 いくつか例を挙げてみましょう。(2006年8月14日現在) 某観光ホテルのサイト: ユーザーインターフェースに全面Flashを採用しており、クリック時のローディングで不必要に待たされます。せっかくきれいな写真が多く、魅力的なコンテンツを持っているのだから、Flashを使わずに「ユーザーがクリックしたらすぐにその情報を提示する」ほうが、ユーザーの満足度(ひいてはホテルへの好感度)も上がると思います。 某有名商業施設のサイト: ナビゲーションにFlashアニメーションを使っており、クリックした内容を見るのに待たされます。また、ショップ紹介とフロアガイドの
こんにちは。このコラムもついに最終回です。 サムネイルをスクロールさせる。Flashでは多用される表現です。ユーザが触れる機会も多い重要な個所でもあります。 ということでじっくり考えてみましょう。 ※スクロールの王道である「スクロールバー」を使ったスクロールについては今回は言及しません。SWFWheel ライブラリといった便利なライブラリもあったりするので別途お調べください。 サンプル1:単純なサムネイルスクロール まずは基本として 画面の両端のボタンにマウスをロールオーバーするとサムネイル全体がスクロールする。ボタンからマウスを放すとスクロール停止する。ボタンにロールオーバーしていても、サムネイルの端まできたらスクロール停止する。というシンプルな仕組みを Flash 上で作ってみます。 ※今回は ActionScript のコードも記載していきますが、実際やっていることは「この右端のサム
はじめに はじめして、トゴル・カンパニーのNORI(伊藤のりゆき)といいます。 Flashを使って10年。最近のFlashは、ActionScript3の登場で、かなり高度なプログラムが可能になりました。しかし、Flashユーザにとって1つの悩みは、どのように更新しやすいWebを作るかではないでしょうか? もちろん、バックエンドにDB関係のエンジニアがいて、DBとの接続が前提の中規模以上のWebであれば、そんな心配は無用でしょう。しかし、規模がそれほど大きくない場合、どうすれば良いでしょうか。 解決策として、更新情報を書いた外部テキスト(Flashから見て外にあるため外部と呼びます)を、FTPソフトでアップロードし、Flashで読み込み表示するという方法がありました。しかし、肝心の外部テキストの更新すら戸惑う場面がありました。しかし、Movable Type(以下、MT)の登場によって、外
「Cam with me」はハンディカムを売るためのサイト? SONY Handycamスペシャルサイト「Cam with me」。女の子の親となって、誕生の瞬間から成長し、大人になっていくまでをハンディカムで撮影するコンテンツです。ウェブ界隈では「感動した」「親の気持ちになって泣いてしまった」という感じでかなり反響があり、ABMやはてブでは続々コメントが付きました。かくいう私もグッとキてしまったクチです。彼氏が出てきたときにはぶん殴ってやろうかと思いましたからねw 企画の発想やブログを通した露出のさせ方から見るにこれはまさに「Web発信のCM」であり、遂にCMを発信する舞台がTVからWebに移り始めるのかもしれないなーという雰囲気を感じました。 一方、ブログではこんな声も見かけました。「いいとは思うけど、これハンディカムが直接売れることとは関係なくない?」なるほど、その通りかもしれません
先に補足を追記します: 僕のスタンスをはっきりしておかないとFlashという単語などの想定しないところで思考がひっかかる人が出てきそうなので書いておくと、 ・これから以下に書くようなFlashを作っていた人でもあります。 ・FlashやAdobe(Macromedia)プロダクトが大好きです。 ・現状の環境で素晴らしいUIを実現するにはFlashとJavaScript(Ajax)の適材適所での利用は不可欠だと思っています。 以上のことを踏まえた上で読んでいただけるとありがたいです。 こんな記事を見つけた。 次世代画像クルージング技術「ImageCruiser」、楽天市場で実験開始 :: SEM R 色検索とか地図検索とか作っていろいろ思うところが多い者としては、行く末が気になります。 予想を裏切って欲しいという意味で、成果があがることを期待しつつ。 が、どうしても気になっていて、これ画面ね
Fladdictなんだから、一年の頭の話はやっぱりFlashで。 というわけで、年始恒例の今年一年の予想デス。 今年の懸念事項を全部書いたので、超長文です。読みたい人だけどうぞ。 個人的な予想精度としては7割ぐらいかと。 Flashそのものについて Flashの課題 AIRについて 広告コンテンツについて 製作者として この先 Flashそのものについて リーマンショックがAdobeを直撃。 実は主収入がPhotoshopと見せかけてPDFで、エンタープライズなAdobeとしては現在の盤面はだいぶ厳しそうです。一昨年前からスゴイ勢いでAdobe labsが実験プロジェクトを出しましたが、今年は色々と統廃合が起こりそう。 数年前から言われていた、Apple, Gooleとのプラットフォーム戦争がいよいよ本格化。しかしAdobeは出遅れている感があります。 もっともFlashの本領は、環境が細
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