バスでの観光中に気になるスポットが目に入ってくると、今ではスマホでググるのが定番ですよね。 しかしスマホを見ていると、せっかくの綺麗な景色を見逃してしまいますし、乗り物酔いも起こしかねません。 そんな中、台湾・工業技術研究院(ITRI)は、こうした難問を解決する画期的な「車窓」を開発しました。 「ARインタラクティブ車両ディスプレイ(AR Interactive Vehicle Display)」と名付けられたこの窓は、AR(拡張現実)と視線トラッキング技術を用い、観光客が目を向けている物の情報を窓に直接表示してくれるのです。 これにより、いちいちスマホを見なくても、建造物の名前や歴史背景を知ることが可能となります。 研究の詳細は、2024年1月9日〜12日にかけて米ラスベガスで開催される世界的なテクノロジーイベント「CES 2024(Consumer Technology Associa