【AFP=時事】運転をアシストするハンズフリー機器の使用は、ドライバーを注意散漫にさせ、安全運転の妨げになるとの研究結果が7日、発表された。研究によると、米アップル(Apple)の音声認識型機能「Siri」使用時にその傾向が顕著だったという。 注意力に応じ自動で加減速、豪チームが試作車公開 全米自動車協会(AAA)のために行われた研究では、ナビやラジオを操作するためのハンズフリー機器は、「認知力の乱れ」をもたらし、安全な運転を妨げる可能性があることが明らかになった。 これらの機器は、運転中に携帯端末の使用を避けるために用いられており、その利用者数は増加の一途をたどっているという。ただし、一部の機器では、レストランの予約をしたり、ソーシャルメディアをチェックしたりといった、より複雑なタスクにも対応しているため、それ自体の危険性も指摘されている。 今回の研究を行ったユタ大学(Univer