スティーブ・ジョブズは今年のMacworldにこそ姿を見せませんでしたが、iTunesのDRMフリー化および3Gネットワーク経由のダウンロードサービスの提供について、主導的な役割を果たしていたことがわかりました。彼はクリスマスイブにSony Musicの会長に電話をかけて説得していたのだそうです。 ニューヨークタイムズの記事がiTunesのDRMフリー化、3Gネットワーク経由のダウンロードサービスの提供、価格帯幅を緩めての音楽配信の裏側の交渉の模様を伝えていますが、なかなか興味深いです。 まず、ジョブズはMacworldの準備をするかわりに家族でゆっくりホリデーシーズンを過ごす、といってましたが、実はレコード会社の重役たちにせっせと電話をかけ、交渉していたようです。このクリスマスイブの電話は音楽業界に大きな波紋を呼び起こしたとタイムズは言っています。 次に、アップルとiTunesは世界的に