「MacBook Air」がIvy Bridgeベースに移行
メモリー/ストレージ最大容量が2倍にアップ
シラー氏は、まずMacBook Airにフォーカスを当ててアップデート内容を紹介。多くが予見していたように、MacBook Airでの最大の強化ポイントはプロセッサーが「Ivy Bridge」ことIntelの第3世代Coreファミリーに変更された点にある。
加えて、搭載メモリー容量が最大8GB、フラッシュストレージ容量が最大512GBと、BTOでの初期カスタマイズ以外構成変更できないMacBook Airにおいて、メモリー/ストレージともに最大容量が2倍へと強化された。
また、Ivy Bridgeへとプロセッサーが移行したことにより、チップセット側で標準サポートされる「USB 3.0」「Thunderbolt」端子を搭載。同製品に2つあるUSB端子はどちらもUSB 3.0となり、将来的な高速ストレージ接続などで活用しやすくなった。そして、MacBook Airでのアップデートポイントとして、着実に値下げが実施されている点が挙げられる。特にハイエンドモデルで顕著で、「スペックは倍増で値段は据え置き」の傾向が見て取れる。
そしてUSB 3.0のサポート。競合他社の製品(写真左)がUSB 2.0端子とUSB 3.0端子を別々に搭載していることが多いなか、新型MacBook AirではUSB 3.0端子(もちろんUSB 2.0対応)のみを2基搭載(写真右)とアピール
主なスペック | ||
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製品名 | 13.3インチ MacBook Air | |
直販価格 | 10万2800円 | 12万8800円 |
CPU | Core i5 1.8GHz(2コア) | |
メモリー | 4GB(最大8GB) 1600MHz DDR3L | |
ディスプレー(最大解像度) | 13.3型 LEDバックライトクリアワイド(1440×900ドット) | |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵) | |
ストレージ | 128GB フラッシュストレージ | 256GB フラッシュストレージ |
光学式ドライブ | ― | |
通信機能 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n) | |
インターフェース | USB 3.0×2、Thunderbolt×1、 Bluetooth 4.0 、FaceTime HDカメラ | |
カードスロット | SDカードスロット | |
テレビ機能 | ― | |
サウンド機能 | ヘッドホン端子、ステレオスピーカー、マイクロホン | |
本体サイズ/重量 | 幅325×奥行き227×高さ03.〜17mm/1.35kg | |
バッテリー駆動時間 | 最長7時間(最長30日間のスタンバイ時間) | |
OS | OS X Lion |
主なスペック | ||
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製品名 | 11.6インチ MacBook Air | |
直販価格 | 8万4800円 | 9万4800円 |
CPU | Core i5 1.7GHz(2コア) | |
メインメモリー | 4GB(最大8GB) 1600MHz DDR3L | |
ディスプレー(最大解像度) | 11.6型 LEDバックライトクリアワイド(1366×768ドット) | |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵) | |
ストレージ | 64GB フラッシュストレージ | 128GB フラッシュストレージ |
光学式ドライブ | ― | |
通信機能 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n) | |
インターフェース | USB 3.0×2、Thunderbolt×1、 Bluetooth 4.0 、FaceTime HDカメラ | |
カードスロット | ― | |
テレビ機能 | ― | |
サウンド機能 | ヘッドホン端子、ステレオスピーカー、マイクロホン | |
本体サイズ/重量 | 幅300×奥行き192×高さ03.〜17mm/1.08kg | |
バッテリー駆動時間 | 最長5時間(最長30日間のスタンバイ時間) | |
OS | OS X Lion |