ESPRIMO FHシリーズのそのほかの魅力もチェック
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ちょうど撮影中に放送していたサッカー・ワールドカップの中継を見る遠藤。FH550/3AMはダブル地デジチューナーを内蔵する立派なテレパソでもある |
ESPRIMO FHシリーズの魅力は3D映像だけではない。最後に3D映像以外のFH550/3AMおよびFHシリーズの他機種の特徴も解説しよう。
冒頭のページでも触れたが、FH550/3AMは地上デジタル放送チューナーを2台内蔵し、地デジ番組の視聴と録画、2番組同時の録画が可能になっている。テレビ機能はすべてWindows Media Centerに統合されていて、ライブ視聴や録画番組の再生などは、Windows Media Centerを起動して行なう。
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Windows Media Centerの番組表画面 | 単なる予約録画だけでなく、毎週放送する番組をまとめて録画する「シリーズ録画」も可能だ |
ダブルチューナーのおかげで、サッカー・ワールドカップの決勝トーナメントを見ながら、裏番組のドラマやアニメを撮ることも可能だ。毎週放送する番組をまとめて録画予約する「シリーズ録画」機能も備える。録画時はHDDにアクセスし続けるが、CPU負荷は2番組同時録画中でも10%前後程度で済む。録画しながらウェブブラウジング程度は造作もなくこなせる。
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録画番組の一覧。番組名だけでなく、番組情報も表示されるので、「これ何の番組だっけ?」という場合も、再生前に確認できる |
テレビを録る・見るだけならFH550/3AMでも十分だが、例えば、長時間録れる圧縮録画でたくさんの番組を録りたいとか、より高画質なテレビ表示を楽しみたければ、FHシリーズの最上位機種「FH900/5AD」をお勧めしたい(3D映像機能は搭載しない)。
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FHシリーズの最上位機種「FH900/5AD」は強力なテレビパソコンだ |
FH900は富士通独自の映像処理LSI「DixelHD エンジン2」を搭載し、地上/BS/110度CSデジタル放送3波を、2番組同時に長時間録画ができる。圧縮率は最大10倍にもなり、1TBのHDDに最大約865時間分もの番組を録画できる。2層式BDへの記録なら、約48時間分だ。また、高画質化ボード「Dixelエンジンボード2」により、テレビやBDソフトの映像を、より鮮やかな画質で再生できる。
身振り手振りでDVDを再生? ジェスチャーコントロール
FH550/3AMとFH900/5AD、および「FH700/5AT」には、ウェブカメラを使って身振り手振りでアプリケーションを操作する「ジェスチャーコントロール」機能を搭載している。手を振るような操作で、BDやDVDの再生操作をできるので、マウスどころかリモコンもいらない(すべての操作ができるわけではない)。「Windows Media Center」や「Windows Media Player」、DVD再生ソフトの「Corel WinDVD」などが対応している。
また、3D機能を持つFH550/3AMは対応していないが、FH900/5AD、FH700/5AT、「FH550/3A」では、タッチパネルを搭載している。画面のタッチ操作でWindowsやアプリケーションを操作できる。タッチパネル搭載パソコンは人気商品で、Windows 7ではタッチ操作で使いやすいよう、さまざまな改良が施されている。今までタッチ操作パソコンを使ったことがない人も、これを機にタッチ操作デビューしてみるのもよさそうだ。
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3D映像は今や、大画面テレビから携帯ゲーム機までが対応しようとしており、2010年はまさに3D映像元年となる年である。どうせ買うならパソコンも、3D映像に対応した製品を選びたい。そんな時期に登場したFH550/3AMは、BDやDVDから写真まで、3D映像の魅力をいち早く堪能するのに相応しいパソコンと言えるだろう。
ESPRIMO FH550/3AM の主な仕様 | |
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CPU | インテル® CoreTM i3-350M プロセッサー (2.26GHz) |
メモリー | 4GB |
グラフィックス | Intel HD Graphics(CPU内蔵) |
ディスプレー | 20型ワイド 1600×900ドット |
ストレージ | HDD 1TB |
光学ドライブ | 記録型BDドライブ |
無線通信機能 | IEEE 802.11b/g/n |
インターフェース | USB 2.0×5、10/100/1000BASE-T LANなど |
サイズ | 幅497×奥行き198×高さ391mm |
質量 | 約10.4kg |
OS | Windows 7 Home Premium 32bit/64bit(セレクタブル方式) |
価格 | オープンプライス(実売価格 20万円前後) |