ASDの人だと、
就労に対して自分ごとという意識を持てないまま、
「行っていれば就職できる」という理屈だけで行き、
日々の訓練を「目の前に課題を出されたから」やり、
「人に任されている仕事をしている(あるいはできるようになる)」という肌感覚がないまま、
就労移行支援に行っている人が多いのではないか?
今は「訓練」「練習用」でも、就職したらそれは「人に任されている仕事」。
そういう感覚がうまく習得できていないという事実を、残念ながら職員も利用者本人も(そしてその家族も)理解していない。
だから就労移行支援利用者の就職率は低い上に6ヶ月後の在職率も低い。
ASD当事者の私自身の失敗談、というか最近になって自分自身の考えを深く掘り下げられるようになって思ったことだったんだけど…これに気づくまでに10年もかかってしまった。
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