はてなキーワード: Laputaとは
最初に断りますが、自分はアラフォー男性です 名古屋在住でもありません
そもそも「ヴィジュアル系」という言葉自体がもう死語であろうが
全盛期は、どんなメイクの系統か、曲がどんな音楽の系統なのかで、ヴィジュアル系はさらに細分化されていた
「コテ系」 「オサレ系」 「ラウド系」 「白塗り系」 など、ヴィジュアル系の中に多様なサブジャンルがあった
そして増田はその中でも「名古屋系」と呼ばれるヴィジュアル系が好きだった
源流はSilver Roseあたりからだと思うが、個人的には黒夢が祖だと思っている
そもそもヴィジュアル系以前のロックは、汗くさくて、男くさくて、力強くて、体育会系で…という音楽だった
そういうロックのステレオタイプに対して、ロックという枠組みの中でのアンチテーゼとしてヴィジュアル系の流れが生まれ、
その流れを決定的にしたのが名古屋系であり、黒夢だというのが増田の持論だ
黒夢は上記のようなロックのイメージの、すべて真逆をいった、つまり、
耽美で、女々しくて、病的で、退廃的な世界観で、ロックをやろうとしたのだ
これが衝撃的だった
すぐに多数のフォロワーが生まれ、名古屋系と呼ばれるジャンルが確立されていった
共通しているのは上記のような世界観なのだが、どうもこの方向性で長く続けるのは難しいようで、
名古屋系のバンドは軒並み短命、あるいはだんだん方向性が変わってポップになっていくことが多かった
また世間一般的なセールスもあまりふるわず、商業的に大成したバンドも少ない
それでも当時の世界観というか、名古屋系と呼ばれるバンドたちの空気感は何物にも代えがたく、
あれから30年近くたった今でも、当時の音源を引っ張り出してきてはたまに聞きたくなる
黒夢、Laputa、ROUAGE、Merry Go Round、Lamiel、kein、deadman、GULLET
当時の名古屋系バンドでしか感じられない没入感のようなものがある
いつか、同志と心ゆくまで語り合いたいと思っていたのだが
リアルで出会うことのできないまま、気づけばアラフォーのおっさんになってしまった
やり場のない熱をここで供養させてください
今年、FANATIC◇CRISISがFANATIC◇CIRCUSと名前を少し変えて(解散時のメンバーが2人欠けてるからの配慮だと思うけど)復活した。
ずいぶんと前に解散したバンドだったので、復活を嬉しく思ったのだが、その反面で『○○は再結成まだですか……』となってしまったのも事実。
筆者はROUAGEというバンドが大好きだったのだが、約20年ほど前に解散。(詳しく言うと解散ではないのだけど)
その後『日本のバンドって再結成あんまりしないから、このまま思い出になるんだろうな』と思って諦めていた。
だが、LUNA SEAやらSIAM SHADEやはたまたkeinやSilver Roseの再結成を見ると、どうにも期待をしたくなる。
LaputaというROUAGEと同じ名古屋で活躍していたバンドもあるのだが、そちらも再結成をしていない。
こちらはメンバーが『したくない』と口をそろえて言っているらしく、この先も再結成する確率は低そうだ。だけど、メンバーの3/4が今でも活躍しているので再結成はありそうではある。
5年ほど前までは『再結成待ってます』と言っていたけど、今ではもうメンバーの年を考えると厳しいかなあと思うようになってきた。
再結成して全盛期を超えられるのかと言われるとちょっと難しい気もするしね。
でも、また観たいなあなんて思うわけです。