一命を取り留め、一般病棟に移ることができた私は、「くも膜下出血を発症し職も失った。完全に人生の底をついた。あとは上がるだけだ!」と思っていました。
しかし、そんなことはありませんでした。更なる地獄が待ち受けていたのです。
地獄の始まりはお見舞いに来た母方の叔父の一言からでした。
「マーちゃん、札幌のどこで倒れたの?」
私は答えました。
「それが…よく憶えてないんですよー(ウソ)」
そこからお見舞いに来ていた親族総勢12名による「どこで倒れていたか推理合戦」が始まったのです。私は「絶対に倒れた場所バレたくない! バレるくらいなら死んだほうがマシ!」と思いました。
果たして、12人の優しい親族たちは真実に辿り着くのか!?
「白いご飯、ぬか漬け、それと…」7つのミシュラン星を獲得した料理人がたどり着いた最期に食べたい3つとは
ほんまに「おいしい」って何やろ? #3