支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 0人
- 残り
- 58日
最初の支援者になりませんか?
プロジェクト本文
日本のまん中・静岡県袋井市宇刈に「里山のある町角」が生まれます!
▼自己紹介
地域の工務店が力を合わせて、地域性豊かな住まいの環境を提供していく。
里山には日本の原風景が残されています。多様な生命とともにある里山の豊かな環境の中にこそ、人間らしく生きることができる本来の住まいのあり方が残されているのではないでしょうか。
遠州田園住宅協同組合では、地域の工務店が力を合わせることにより、そんな「里山のある町角」を増やしていきたいと思っています。
多様性を重視したまちづくりにこそ、生きる歓びが生まれる。
郊外の住宅団地というと、全国チェーンのロードサイド店が立ち並ぶ高規格道路が通り、大型ショッピングモールに隣接した大規模な住宅街を想像される方も多いのではないでしょうか。
一様に平らに整地された地形、または、きれいなひな壇に造成された地形がつくられ、個々の区割りは短冊形にほぼ均等に区切られており、建物は道路に正対して配置され、道路側には車が2,3台停めることができるようになっています。歩道を歩いていると常に目に入ってくるのは車です。
建物は駐車場を除いた敷地いっぱいに建てられ、外構はメンテナンスが容易なように、アルミ製のカーポートや門扉、コンクリートブロックなど主に無機的な素材でつくられています。隣家とはアルミ製の柵で明確に区切られます。
歩車分離、イーズメント、コモン、里山を取り入れた、人間が主役のまちづくり。
それに対して「里山のある町角」では、車歩は分離され、駐車場は道路から奥まったところにまとめて停める形となっており、車と各戸は少し離れています。
住人は道路から歩道を歩いて各戸に入るか、駐車場から歩道を経由して自分の家に向かいます。
元の地形を生かした、なだらかな斜面の上に個々の住宅が建てられ、外構はすべて緑でつくられています。隣家との境界は曖昧で、まるで隣のお庭も自分の庭のようです。
敷地の真ん中には大きなコモンスペースが広がり、子どもたちは安心して外で遊ぶことができます。
さらに背後の山もこのまちの住人共有の里山です。
さあ、このまちでどんな暮らしができるのか、あなたの想像力を思いっ切り働かせて、自分たち家族の暮らしを想い描いてみてください。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
住宅を個人のモノとしてだけではなく、社会の資産としても位置付ける。
住宅寿命の短さに日本の住まいの貧困さが表れています。
日本では築後30年ほどで住宅の価値はなくなってしまいます。人生をかけて組んだ住宅ローンを払い終わる頃には住宅の価値はゼロになってしまうのです。資産のはずの住宅が資産にならず、その価値は時とともに目減りしていくだけです。
では、資産価値を目減りさせないためにはどうしたらよいでしょうか。
私たちがたどり着いた考えが、景観としての価値を維持し、さらに上乗せしていくことです。
住宅を個人の所有物としてだけでなく、社会の資産として位置付けることができれば、それができるのではないかということです。
住まいは”生き方”。地に足のついた生き方で、成熟した社会をつくっていく。
「里山のある町角」は、その答えの一つです。
個々の住宅の耐震性や耐久性、温熱性や省エネ性などの住宅性能を高めることはもちろん、これらの住宅が緑の中に美しく連なっている景観をつくり、周囲の景観と調和している環境をつくることこそ、社会資産としての価値が備わっていくのだと考えています。
そして、こうした価値を尊重できる住まい手が住み継いでいくことで、より成熟した住まい、成熟した景観を育んでいくことになるはずです。
私たちは、単に住宅というハードを提供するだけでなく、豊かな環境の中に紡がれるそれぞれの”生き方”を実現するお手伝いができればと考えています。
▼プロジェクトの内容
袋井宇刈の9戸の住宅購入者と、里山のある町角に住みたい・学びたい人を募集。
完成予想のイラストにあるような「里山のある町角」づくりがこれからはじまります。
今回販売していく袋井・宇刈のプロジェクトでは、9戸の住宅がつくられますが、この9戸の住宅の購入者を募集するとともに、宇刈以外の土地でも里山のある町角づくりを計画していきます。
そして、このプロジェクトは袋井市だけでなく、静岡県、そして、日本全国に広げていきたいと考えています。
里山のある町角に住んでみたいという方はもちろん、このプロジェクトに賛同していただける方に広く「グリーン・コーポラティブ会員」になっていただき、こうした住まいのあり方を学び、現在の住まいの中に取り入れていっていただきたいと思います。
~ご賛同・ご参加の呼びかけ~
支援者は、グリーン・コーポラティブ会員として緑のまちづくりの情報を受け取れる。
「グリーン・コーポラティブの会」味気ない家の連なり、殺風景な町の風景に、小さな緑の町角を一つ、また一つ、と生むことで、地域の「らしさ」を育み合いたい、普段着のように心地いい「暮らしの器」とともに子どもたちの健やかな成長を見守りたい―宇刈プロジェクトは、この思いからスタートしました。
そこで、このような「ちょっと郊外、緑の町角」づくりにご賛同いただける各地の方々との繋がりを、みんなで広げませんか、学びませんか。実現しませんか?
ご登録いただきますと、これから田園居住推進協議会が携わっていく全国の計画案件の最新情報のほか、田園居住らしい家づくり、庭づくり、畑づくり、暮らしにまつわるさまざまな情報や、独自のセミナー・勉強会※などをご案内いたします。
田舎(野)であろうが、郊外(里)であろうが、はたまた都市部(街なか)であっても、田園居住の住まいのあり方や農的暮らしを実践することはできます。
「住まいは、生き方。」「住まうこと自体が歓びになる、まちへ。」家づくりを検討されている方はもちろん、すでに家をお持ちの方、都市部にお住まいの方、農的暮らしに関心のある方、移住を考えている方、どなたでも、ぜひご一緒に!
※セミナーや勉強会への参加については、原則現地集合・現地解散を予定しています。現地までの交通手段や宿泊場所については参加者各自で手配していただくことになります。
▼支援金の使い道
ご支援いただいたお金は、「里山のある町角in宇刈」のまちづくりをより多くの皆さんに知っていただくための資金として、また、里山のある町角」をつくるための「環境づくり」「家づくり」「庭づくり」をより多くの皆さんに学んでいただくための勉強会やセミナー開催のための資金として使わせていただきます。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
スクラップアンドビルドから脱却し、里山を生かして日本の住まいを豊かなものに。
グリーン・コーポラティブ会員が増えることで、「里山のある町角」が日本全国に広がり、資産価値としての住まいのあり方が浸透し、社会性を伴った豊かな郊外の景観がつくられ、維持され、多様な生態系が守られていくことにつながっていけばと思います。
日本の郊外が再び、美しい日本の原風景となっていくことを願っています。
- プロジェクト実行責任者:
- 小池一三(遠州田園住宅協同組合)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年4月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
集まった資金で「里山のある町角in宇刈」のプロジェクトをより多くの方たちに知っていただくとともに、里山のあるまちづくりの考え方が日本全国のまちづくりに生かされるように勉強会やセミナーを開催していきます。 ●里山のある町角in宇刈のプロジェクトの広報:50万円 ●ランドスケープデザインについて学ぶセミナー開催:10万円 ●宇刈の野山を歩く<自生種を採取する>学び開催:10万円 ●宇刈の土地と袋井市と遠州の魅力発見ツアー開催:10万円 ●コモンを意識したまちづくり先進事例見学会開催:10万円 ●歩車分離やクルドサックなど人優先のまちづくりを学ぶ:10万円
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- 宅地建物取引業免許:2025年4月中旬資格取得予定
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
佐渡が島の自然の中で、大人も子どもも共に遊び育つ居場所をつくりたい
#地域文化
- 総計
- 8人
人としての根っこを育む保育「森のようちえん」の映画を作りたい!
#地域文化
- 現在
- 484,000円
- 支援者
- 59人
- 残り
- 23日
新たな幼児期支援の未来を作るプロジェクト
#地域文化
- 現在
- 476,000円
- 支援者
- 20人
- 残り
- 11日
日本伝統のわら細工文化を未来に継承したい。職人育成にご支援を!
#地域文化
- 現在
- 153,000円
- 支援者
- 12人
- 残り
- 35日
「防衛技術博物館を創る会」のマンスリーサポーターを募集します!
#地域文化
- 総計
- 391人
真の復興は間近!奇跡の美酒、世界流通に向けてあと一押しのご支援を。
#地域文化
- 現在
- 4,526,000円
- 寄付者
- 186人
- 残り
- 35日
女川町の自然が育んだワイン造りを通して新たな産業を創出したい!
#地域文化
- 現在
- 1,899,000円
- 支援者
- 96人
- 残り
- 5日