【明慧日本2023年8月5日】マレーシアのジョホール州の法輪功学習者(以下、学習者)は7月2日、プリンスエドワード市の森林公園で「7.20反迫害」記念式典を開催した。この日、ジョホール州、ペナン州、セラン州、パハン州の学習者が一堂に会し、夕方、中国共産党(以下、中共)に迫害され死亡した中国人学習者を偲び、蓮の灯を手に哀悼の意を表した。
会場には「法輪功の平和的反迫害24周年」と書かれた横断幕と「法輪大法は世界に広く伝わる」と書かれた横断幕が掲げられた。 学習者は蓮の灯を手に座禅を組み、中国で迫害によって殺害された学習者に哀悼の意を表し、その場面は厳かであった。
7月2日、プリンスエドワード市の森林公園で開催された「7.20反迫害」記念式典 |
学習者3人が中国語、英語、マレー語で集会開会の辞を読み上げた。開会の辞では、法輪功の素晴らしさと中国の学習者への迫害状況について紹介した。この活動を開催した目的は、不当に迫害されている中国の学習者の死を悼むだけでなく、現地の人々に法輪功への理解を深めてもらい、迫害を止めるために協力を呼びかけるためだ。
学習者の代表者が、「学習者が長年にわたってたゆまぬ真実を伝えることによって、世界は中共の悪事を徐々に理解するようになり、各国の政治家と人々が立ち上がり中共の残虐行為を非難するようになりました。正義を支持し、悪を阻止するすべての善良な人々は、自分のために素晴らしい未来を切り開きました」とスピーチした。
活動当日、政治部の役人であるシュクリ氏が活動現場に訪れた。同氏は法輪功の状況について知っており、健全活動の一環だと話す。同氏は何人かの学習者と交流し、7.20反迫害を紹介する横断幕に目を通した。
そして「生体臓器収奪はとても残酷で非人道的です」 「(法輪功を迫害する)このような悪人たちが、どうしてまだこの世に生きているのでしょうか?」と言った。
地元の若い学習者・彩萍さんは、中国の学習者が受けている残酷な迫害を受けた経験はないが、中国で受難の中にいる学習者たちを見てとても悲しいと話す。彼女は、「真実を伝えることで、人々に中共の邪悪さをはっきり見てとらせ、中共が真・善・忍を信仰する善良な人々を迫害していることを知ってほしいです。また、真実を知った人々がこの悲劇を直視し、中共による法輪功への迫害を止めるために協力することを望んでいます」と話した。
法輪功の資料を配る学習者 |
この日、彩萍さんと母親は一緒に公園で法輪功を紹介していた。公演には多くのマレー人がいて、彼らの多くは法輪功を聞いたことがないと言ったが、法輪功について知りたいと言い、手渡したリーフレットを受け取った。彼らは中国の学習者が遭っている迫害に同情を示した。