——イギリスの新しい学習者レイチェルさんとリリーさんの物語
文/イギリスの大法弟子
【明慧日本2025年2月28日】「法輪功の主要な著書である『轉法輪』は、私が読んだ中で最も不思議な本でした。これは、人生についてのすべての疑問に答えており、他のところでは答えを見つけることができませんでした。——レイチェルより」。「法輪大法は私に第二の人生を与えて下さいました。もし、大法に出会っていなければ、私は今日、生きていなかったでしょう。——リリーより」。これは、イギリスの二人の新しい法輪功学習者が大法から受けた恩恵に対する心からの言葉である。
運命の転機
4年前、レイチェルさんの生活は表面上には平穏だったが、彼女の心の奥深くには、ずっと虚しさを感じていた。「人生の意義とは何か? なぜ一部の人は順調に良い人生を送り、一部の人は苦難に満ちているのか? 死後はどうなるのだろうか?」としばしば考えていた。
これらの疑問は、レイチェルさんを長年悩ませてきたが、どんな本も、哲学も、宗教も、彼女に満足のいく答えを与えることはできなかった。
ある日、友人がレイチェルさんを法輪功の勉強会に誘った。そこでレイチェルさんは『轉法輪』という本に出会った。ページをめくって李洪志師父の説法を読み進めていくうちに、心に衝撃を受けた。まるでこの本が彼女の長年来の疑問のすべてに答えているかのようであった。その瞬間、レイチェルさんは探し求めていた本当の答えを見つけたと確信した。
修煉によってもたらされた奇跡
師父に感謝するレイチェルさん |
レイチェルさんは以前、体が弱く病気がちだったが、法輪功を修煉してから、体には信じられないような変化が現れた。体全体の状態が一新され、顔のシワが減って輝き、エネルギーに満ち、思考はより機敏になり、さらにはフランス語を簡単に学び、そしてピアノを弾けるようになった。さらに、自分が新しい知識を学ぶ能力が大幅に向上したことに驚き、まるで脳の一部が開かれたかのように感じた。
レイチェルさんは、かつて肉を食べることをやめるべきかどうか悩んでいたが、師父の教えによって、修煉は自然に任せることだと理解した。そして、無理に自分を強制することはなく、肉を食べることで罪悪観を感じることもなくなった。その結果、彼女の体は自然に調整され、食欲も改善された。
レイチェルさんはこの関を乗り越えた後、人生の試練が次々に訪れた。
死に直面し、心性を高める
修煉を始めて間もなく、レイチェルさんの母親が末期癌と診断され、この衝撃的な知らせにレイチェルさんは一時的に受け入れがたく、どう向き合うべきかが分からなかったという。「もし、大法を修煉していなければ、恐れを感じ、死と向き合うことを避けていたかもしれません」とレイチェルさんは語った。
しかし今回は、レイチェルさんは逃げることなく、苦しみにも陥らなかった。彼女はようやく、生と死には因縁関係があることを理解し、死は終わりではなく、生命の一つの段階に過ぎないことだと悟った。この理解を胸に、恐れを捨て、穏やかな心で母親の最後の旅を共に歩むことができた。
さらにレイチェルさんにとって安心できたことは、母親が亡くなる前に、中国共産党による法輪功への迫害に反対する請願書に署名したことだった。母親が最も正しい選択をしたことで、彼女の心の中は、安堵と感謝の気持ちで満たされた。
同時に、レイチェルさん自身の心性にも大きな変化があった。以前、他人と自分を比較することが多く、他人が自分より優れていると感じると、嫉妬心が芽生えてしまうことがあったが、修煉を通じてその心に気づき、それを克服しようと努力した。
嫉妬心を本当に手放し、他人を積極的に助けるようになると、レイチェルさんは驚くほど心が穏やかで軽くなり、他人との関係がより調和されたことに気づいた。
二度、死の危機を乗り越えたリリーさんの物語
ベトナム出身のリリーさんは、かつてロンドンの西区で美容とネイルサロンを経営していた。ビジネスは好調だったが、健康状態は悪化していた。彼女は重度の喘息、不眠症、ドライアイ、脳下垂体腫瘍を患い、20年間あちこちの医者を訪ね、薬を飲み続けていたが、一向に良くならなかった。
2016年の年末、友人から『轉法輪』という本が贈られた。リリーさんはその後、学法と煉功を学び始め、数日後には体が軽くなり、睡眠も改善された。「この本は本当に不思議だ!」とリリーさんは、家族に喜びながら話した。
中国語版の『轉法輪』も読めるリリーさん |
リリーさんの経験も同様に奇跡的だった。20年前から彼女はひどい喘息に悩まされ、ずっと苦しんでいた。修煉を始めた後、リリーさんは喘息が二度再発したが、煉功を強化し、内に向けて探した結果、突破することができたという。二度目の喘息発作時、リリーさんは苦しみながらも煉功を続け、突然、頭上から全身に暖かい流れを感じ、胸が開いたのを感じた。以来、彼女の喘息は治った。
それを見たリリーさんの夫は、「大法に救われたね!」と感嘆した。それ以来、家族全員が一緒に煉功をし、法輪大法を広める活動にも参加するようになった。彼らは自宅近くの公園で煉功拠点を開き、法輪大法の素晴らしい効果を紹介している。
毎週末、自宅近くの公園で法輪功の功法を教えるリリーさんと家族(中央) |
法輪功の良さを伝える
現在、『轉法輪』の出版から30周年を迎え、法輪大法はすでに100以上の国と地域に広がっている。リリーさんとレイチェルさんは、自分たちがこの本に出会えたこと、そして師父の救い済度に感謝している。彼女たちは、もっと多くの人々が『轉法輪』を読み、法輪大法の偉大な力を直接体験できることを望んでいる。
リリーさんはこう言った。「法輪大法がなければ、私は今、生きていないでしょう」
レイチェルさんは、「もし、人生の本当の意義を知りたいなら、この本を読んでください。それはすべての哲学や宗教を超越しており、修煉を成功に導く不思議な本です」と、縁のあるすべての人々に伝えたいという。
今、二人は法輪功の良さを世界に伝えるというそれぞれのプロジェクトに専念している。道を歩いていても、バスに乗っていても、二人はよく周りの人に法輪功の資料を配り、個人的に体験した奇跡を話し、縁のあるすべての人々がこの貴重な本から恩恵を受けることを願っている。