ビジネスインサイダー
Business Insider(ビジネスインサイダー)は、2009年2月に開設され、ニューヨーク市に拠点を置いている、アメリカ合衆国のビジネスや技術ニュースの専門ウェブサイト。日本語版は『Business Insider Japan』で、IT系ニュースサイト『GIZMODO』の日本語版『GIZMODO JAPAN』も運営する株式会社メディアジーンが運営する。
URL | http://www.businessinsider.com/ |
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運営者 | Insider Inc. |
設立者 | ケヴィン・P・ライアン |
収益 | 広告収入ほか |
開始 | 2009年2月 |
現在の状態 | 運営中 |
ダブルクリックの創業者で元CEOだった、ケヴィン・P・ライアンが創設したこのサイトは、先行して存在していた「Silicon Alley Insider」(シリコン・アレイ・インサイダー:2007年5月16日開設)と「Clusterstock」(クラスターストック:2008年3月20日開設)を包摂するブランドとして登場した[1]。このサイトは、ビジネス・ニュースの提供と分析を行ない、ウェブ上からトップ・ニュースを集積させる機能を担っている。このサイトのオリジナルな記述は、『ニューヨーク・タイムズ』[2]をはじめ、しばしば他の、より大きなメディアに引用され、また、ナショナル・パブリック・ラジオ (NPR) などの国内のニュースで取り上げられることがある[3]。オンライン・ニュースは、現在50人ほどのスタッフを雇用しており、2010年の第4四半期には、初めて利益を出したと報じられた[4]。2012年6月には540万人の閲読者を得たとされる[5]。
ビジネス・インサイダーは、デジタル・メディアの新たなビジネス・モデルを探る、業界の会合 IGNITION を主催している[6]。2012年1月、ビジネス・インサイダーは、「BI Intelligence」と名付けた、モバイル、決済、電子商取引、ソーシャル・メディア、デジタル・メディア業界についてのデータの提供と分析を行なう、購読契約ベースの調査サービスを立ち上げた[7]。このサイトは、毎年特集記事を組んでおり、「Digital 100: The World's Most Valuable Private Tech Companies」(世界で最も価値がある技術企業100社)などが掲載されてきた[8]。
脚注
編集- ^ “Welcome To Business Insider”. April 5, 2013閲覧。
- ^ Harshaw, Tobin (2009年10月30日). “Was the Car Rebate Plan a Clunker?”. Opinionator (New York Times blog) 2010年5月25日閲覧。
- ^ “What's Fair Stock Value Anyway?”. National Public Radio (Washington DC). (2008年12月2日)
- ^ “Business Insider Turns A$2,127 Profit On $4.8 Million in Revenue”. TechCrunch. (March 7, 2011)
- ^ Hagey, Keach. “Henry Blodget's Second Act”. The Wall Street Journal: p. B1
- ^ IGNITION
- ^ BI Intelligence
- ^ "Digital 100: The World's Most Valuable Private Tech Companies"
外部リンク
編集- BUSINESS INSIDER (英語)
- BUSINESS INSIDER JAPAN(日本語)