日経「星新一賞」第一回受賞作品集
著者 日本経済新聞社
日経「星新一賞」グランプリ決定 星新一の没後16年が経った2013年の夏、日経「星新一賞」は創設されました。 生涯で1000以上もの作品をのこした星新一さん。時間が経って...
日経「星新一賞」第一回受賞作品集
商品説明
日経「星新一賞」グランプリ決定
星新一の没後16年が経った2013年の夏、日経「星新一賞」は創設されました。
生涯で1000以上もの作品をのこした星新一さん。時間が経っても色あせないその作品は、小中学校をはじめとした教育機関、公共施設に数多く置かれており、現在でも絵本化や映像化が進められるなど、衰えることのない人気を誇っています。読むほどに引き込まれる物語展開と気持ちいいまでに予想を裏切る結末が、読者を魅了しつづけていることはもちろん、理系のバックグラウンドを持つ作家ならではのサイエンス・イマジネーションは、文学の域を超え、現実の世界で科学に取り組む人たち、未来を創ろうとしている人たちをも刺激してきました。
日経「星新一賞」は、その側面を“理系文学”と捉え、広く日本の発想力と想像力を問う新しい文学賞として誕生、第一回となる今年度は、一般部門に2,546作品、中学生以下を対象としたジュニア部門に511作品の応募をいただきました。
この電子書籍に収録されている5作品は、SF作家・SF評論家の方々による複数の予備審査を経て、新井素子(SF作家)、益川敏英(京都産業大学 教授・益川塾塾頭・ノーベル物理学賞受賞者)、野口聡一(宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙飛行士)、石井裕(マサチューセッツ工科大学 教授 メディアラボ副所長)、朝倉啓(株式会社IHI 常務執行役員 経営企画部長)、滝順一(日本経済新聞社 論説委員兼編集委員)の6氏の最終審査により決定した、全受賞作品です。
自由な発想から生み出された個性豊かなイマジネーションはきっと、みなさまの中に次なる想像を生み出すことでしょう。科学と想像のはざまの物語を、ぜひお楽しみください。
収録した受賞作は以下の5編です。
◆一般部門グランプリ作品
「『恐怖の谷』から『恍惚の峰』へ ~その政策的応用」(遠藤慎一氏)
◆ジュニア部門グランプリ
「おばあちゃん」(松田知歩氏)
◆準グランプリ(IHI賞)
「ピロウ」(相川啓太氏)
◆優秀賞(JBCCホールディングス賞)
「認証」(春名功武氏)
◆優秀賞(東京エレクトロン賞)
「朝に目覚ましの鳴る世界」(窓川要氏)
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賞の名前にふさわしい作品集
2024/08/07 18:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
亡くなって30年近くたった今も高い人気を誇る星新一。その星新一の名前をつけた賞だけにレベルの高い作品が並んでいる。
グランプリ 準グランプリの2作品のレベルの高さは当然のこととは言え、特にグランプリ作品の「学術論文形式」にはすっかりやられてしまった。
ジュニア部門の「おばあちゃん」の日常生活に溶け込んだ3Dプリンター 高齢化社会の課題 の扱いには驚嘆した。
読んで
2022/07/25 19:10
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黒い瞳のレベッカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編なので少し空いた時間に読みやすい。
すこし ふしぎ
2020/07/22 03:33
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ほの - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は、悲しいかな、自分の暮らす現実と距離のある世界観にすんなりと浸ることにかなりエネルギーが必要な人間で、それゆえファンタジーやSFにこれまで馴染めなかった。
しかし、この短編集で価値観が変わった。SFは、遠からずして私に迫ってくる、少し先の現実であるのだと考えを改めた。どれも絶妙なリアリティがあるのだ。
とくに、自殺についての作品が印象的だった。死生観さえも、この先どうなっていくかわからないな、と、淡々とした筆致の中、ふと思った。
印象に残った。
2024/04/21 23:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
自由で豊かな創造力には世界を変えていく力があると思います。
面白かったです。ワクワクしながら、安らぎながら読んでいました。
印象に残っているのは3Dプリンターの話でした。
3Dプリンターを見るたびに思い出させます。
もっと明るい作品が読みたいです。
いいね
2020/01/31 07:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:頭良くなりたい高校生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごくおもしろかった。朝読むと頭が冴えるので、おすすめです。内容は、高校生でも大丈夫なので、割と大丈夫だと思います。
独創的でおもしろい。
2019/08/29 21:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:祐彦 - この投稿者のレビュー一覧を見る
星新一の作品に負けず劣らず読みごたえ・独創性がみられるものが多くあり、普通の小説のように違和感なく読むことができ、おもしろかった。
どことなく
2021/02/25 05:43
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
星新一さんの、筆のタッチを思い出すストーリーばかりでした。亡くなってかなり……になりますが、こうして、後から続く若手作家が、故人を尊敬して書いてるからかな……
面白い!
2019/01/26 15:51
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投稿者:misya - この投稿者のレビュー一覧を見る
星作品へのときめきは果てしないが、その絶妙な範疇にはいる作品には出会ったことはない。
これらの作品もまたそうだ。
同じものは求めないと言う意味で素晴らしい作品だった。
興味が広がった。
2020/09/16 18:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あみちゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
星新一さんは昔からすきでした。作品集と銘打っていますが、メカニズム的な物が書かれていて、それはそれで興味を惹かれました。
様々な方々が掲載されてます。
2020/06/09 13:32
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投稿者:capeofdragon - この投稿者のレビュー一覧を見る
星さんの小説が影響していて様々な方々が掲載されてます。お勧めです。