若き見知らぬ者たちのレビュー・感想・評価
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ポリコーわるきゅーれ バッドディズ
いつの時代のどこの国の話なんだか
最後の右隅の注釈久しぶりに見た。
「この物語はフィクションであり、登場する人物や団体名は実在するものとは一切関係ありません。」
そう言われてもねぇ🤔
神田川県警から苦情は一切なかったのか?
岸井ゆきのと磯村勇斗お目当てで鑑賞しました。
看護師役の岸井ゆきのは国営放送のドラマ「お別れホスピタル」でみてたからぜーんぜん新鮮味なし。
昼間からする?からの浴室曇りガラス越しヤモリ交尾カットなんか見たくない💢
それに、
こんな霧島れいかも見たくない💢
石井裕也監督の「月」で介護士役だった磯村勇斗がウ◯チまみれの霧島れいかのきれいな背中を映す風呂場シャワーシーンぐらいは用意して欲しかったなぁ💢
総合格闘技の金網デスマッチのセコンドになにげなく矢柴俊博😎
豪華な俳優陣でシネコンで掛ける映画。若い監督をヨイショする周りの環境のほうがワタシには悲しい。
父親が自殺した兄弟の違いを描きたかったのか?とは思うが、感情のバトルも説明も不足してるので、普遍的な解釈も難しい。
滝藤賢一が30年前の極悪端役にバック・トゥ・ザ・フューチャー😭
そりゃ、神田川県警はいろいろニュースを賑わして来たけどさぁ····
胸くそ警官が上手すぎた
滝藤賢一さんの胸くそ警官最高でした
街で見かけたら一瞬嫌な気持ちになりそう笑
霧島れいかさんの病気感はリアルで心苦しくなった
同日公開の「チャチャ」にも出演してる福山翔大さんの身体が映画で全然違うのにびっくり
磯村勇斗さんのもう何も感じなくなってる感も
岸井ゆきのさんのいい人ではないけど恋人の助けにはなりたい人感も素敵
ただ
突然拳銃でこめかみ撃ち抜く演出はあまり好きじゃない
現実味が無いし
きっと撃った本人は音聞こえないだろうから
棺おけ灼かれるのもちょっと苦手
音とか匂いは伝わらないから
実の親だったらできない事を日向はできる
彩人にしかできない度ことも沢山あるし
自分の諦め感、弟に託したい気持ちと
その気持ちを唄にした決勝リングのがへの入場曲
壮平の身体に拳に兄を宿して闘う姿も心をうつ
亡き彩人の想いを壮平は総合の舞台でチャンピオンになって叶えるのはある意味救い
格闘技見てこなかったけど
八角形のリングで決勝は手に汗握るナイスバウト
チャンピオンになって戻っても
もう店を片付ける人は居ないという現実
リアルは救われないけど
見知らぬ誰かを知って欲しいのは伝わる
ちょっと最近多くない?ラウドマイノリティーの作品
毒親、ヤングケアラー、LGBTQ、虐待、クスリに売春
知らないより知ってた方が良いかも知れないけど
知らない方が幸せだったり
いつまでも重たい
母親の状態ですが、序盤は知的な障害と思って観てました。でも夫が貯金や障害年金を使い果たしていたショックで気が触れ、失踪後自営のカラオケバーで夫が自殺していたのを第一発見したことで、もともと軽くあった脳の障害が加速したのだと私は解釈しました。
それにしても担当医が頼りない。
子どもたち、特に母が父に苦しめられている場面を陰で知っている兄は、幸せだった母を支えないとと気張る。
兄ほどは事情を知っていないと思われる弟は、幼い頃父から学んだ人生の戦い方を自分なりに全うする。
自分の人生をちゃんと生きるのも正解なんだけど、家族だからどんな母も支えて暮らす生き方も長男らしいのかもしれないけど、
胸がヒリヒリするし、
もっと方法があるかもともどかしかったし、
芸術的すぎて理解できない表現もいくつもあって。
兄は自分のバーでまずケガを負った、とまでは警察は遡って調べてくれないものなのか。
母は時々正気を取り戻すようで、夫の過去を振り返る場面が1つあったけど、画面が暗すぎて目が追いつかず、そこが残念でした。
バーの散らかった床を弟は片付けるけど、血痕とは思わなかったのかな、ワインとかの汚れと思った程度なのかな。
これはいろんなレビューを読ませてもらって、それをアドバイスに自分なりにじっくり理解していこうと思う映画でした。
生と死の境界
主人公と周辺の人間の執拗な対称性の提示によって
生と死の境界がいかに薄いもの(常に頭に銃口を向けられている状態)であること、
また、ときに軽い気持ち、ときに正義のつもりの行為が、
見知らぬ他人のその境界を意図せずに簡単に超えさせてしまうことがある
恐ろしさを描いているようだ。
後半の圧巻の長尺の格闘シーンは、
命を燃やす生の象徴と同時に生きぬくことの困難さを表しているようでもある。
最後まで前半の理不尽さや辛さを解消するための、後悔の念の吐露や復讐もなく、
さらに全般に演者の感情表現が抑制され、
なぜ主張しないのかと、ときに憤懣やるかたない気持ちになり、
結果、ただ目の前の事を受けとめ、想いをはせることから
この故人の転生、遺志を継承する物語に一縷の希望を見出そうとするのはやっぱり辛いが、
それが容赦のない多くの現実なのかもしれない。
カタルシスを得ることができず、
心に打ち込まれた黒い釘が抜けないまま劇場を去らなければならないが、
その楔が鑑賞後もいろいろ考えさせられる余韻になっているし、
本当に挑戦的な(おそらく不満や批判も覚悟している)すばらしい映画だと思った。
花火
脳に障害を抱えて認知症状態の母親の介護をしつつ、昼夜働き両親の借金を返す青年と、世界がみえてきた格闘家の弟の話。
父親は亡くなり母親は何をするかわからないという状況にありながら、昼は土方のバイトをし夜は両親の経営していたカラオケスナックで働く兄貴。
超献身的な彼女や友人には恵まれているけれど、弟もあてにならないし…。
そんな主人公に起きるめんどくさいことの連続で、方法はあるだろうにと感じつつも、やり切れなさと胸糞悪さが堪らない。
警察のそんなアホな判断あるか?からの成り行きとか、目撃者もいるだろうにそんな下っ端がそんなことできる訳?とか、足取り追って店にも行かない?and more…今の時代警察があてにならなくてもいくらでもやり方はありますよね。
そんな感じで雲行きが怪しくなって、終盤は弟メインだけれど、すいません今更何も感じないんだが。
もうちょい蛮行を控えめにしたり、弟を早くから掘り下げたりしていれば、もっともっと面白くなりそうなのにともったいなさを感じた。
期待度○鑑賞後の満足度○ 着想と構成は面白いが、それが昇華しきれていないうらみは残る。然し心に残る映画であることは言えると思う。ただ、題名(特に英語の題名)にはやや違和感あり。
①督促状は出てくるが、持ち家に住んでいるようだし食べるものにはそれ程不自由していないようだし、結構高くなっているタバコ(私は吸いません)も吸える。
何より手に負えなくなりつつ母親を施設に入れるには十分な「金」が無いのだろうし、何とか自分が面倒を看ようとし続けているのは彼の優しさかも知れないけれども、既に家の外で人に迷惑を掛けているのは明白なので、何とか行政に助けを求める手立てはあるはずなのに(私も助けられました)、現状を変えようとしないのは、却って彼の意固地さか頑固さが原因だと思えて感情移入しにくい。
そういう意味で「貧困」を描こうとした作品では無いように思える。
②また、親友の結婚祝いパーティーの夜に悲劇が起こるという設定もドラマチックではあるが、閉店したのなら「閉店」という札を出していたのであろうけどその当たりがよく分からないし、ああいう店をやっているのならああいう客が来るのも経験しているだろうから不自然さが先に立つ。
自転車に乗っていた彩人を倒しておいて、“大丈夫ですか?”と心配する代わりに汚く罵るようなドライバーって今時いる?、と思うし、悲劇の夜にやってきた三人の酔っ払いもひどい輩だし、彩人が命を落とす一番の原因を作りながら自分達の落ち度を糊塗する警官達も酷い(遠藤憲一が珍しく憎まれ役)けれども、彩人の周りに意図的に酷い人間を集めたような話も作為感が強いので、世間の「不条理」さという側面もインパクトが弱い。
③染谷将太扮する大和が彩人を偲んでスナックで(事件の夜以来いつまでも放ったらかしかと思った)「我が良き友よ」を歌うのもありきたりすぎてベタさが先立つ。
④といった不満点はあるが、“降りかかってくる暴力から自分を守る領域”としてひたすら謝ることを選んだ兄、自ら暴力(私にとってはボクシングとかキック・ボクシングってルール化された暴力としか思えない)を選ぶことで暴力から身を守ることにした弟。(あれで世界チャンピオンになるのというのも安直な話だとは思うけれども)、チャンピオンになったというのに兄のいない暗いスナックで虚無感を漂わせる姿。
もどかしさはあるが、この監督が描きたかったものが何となく分かる。
⑤
24-106
見過ごされた人たち、見過ごされてる人たち
父親の借金を返済しながら難病の母親を自宅で介護する男性が閉塞感や理不尽な暴力に晒される様を描いている作品。
展開に憤りや疑問を感じる場面もあるし、咀嚼するのに時間がかかる作品でもあると思います。
絶望を生きる彩人の生活はとても閉塞的で苦しいです。なので彼女である日向の存在は希望のようで、親友である大和も心強い存在でした。
「あらゆる暴力から自分の範囲を守る」という亡き父親の言葉を胸に格闘技を続ける弟・壮平も人生に屈せず前を向いていて、救われました。
公開記念舞台挨拶有りの回だったのですが、内山監督ご自身もヤングケアラーで体験や感じたことを今作に反映させたそうです。「この映画に出会ってくれてありがとうございます」と話して、会場を去る際は深々と少し長めにお辞儀をしてました。
「佐々木〜」も好きな作品なので、次回作も楽しみにしています✊!
不器用
彼が生きられたのはなぜか
「悲しい」というのが最初に出た感想です。どう感想を伝えればいいのか、なかなか言葉が見つからず、見終えた後しばらく主人公である彩人に思いを馳せていました。
「何が彼を殺したのか」と作品のキャッチコピーにある通り、不条理や無念さが激しく胸に迫ってきます。しかし、こんな息をするだけで苦しいような日々の中で、それでも彼が生きられたのはなぜかとも思いました。
その答えかはわかりませんが、夢を追う弟である壮平が勝利し、母も亡き父も、恋人である日向も喜んでくれる。それでしか埋められないものがあり、そのために彼は生きて、生きながら自分を殺していたのかもしれないと感じました。また、終盤にある日向と母とのシーンには微かな希望を感じられました。
磯村勇斗さん、メッセージ性が強い作品への出演が多いですね。この作品でも演じる中にすごく優しさ、強さ、人間性を感じました。また、岸井さん、福山さん、染谷さん、霧島さんはじめキャストの皆さん、素晴らしかったです。
男性の生きづらさ?
【前半の救いのない展開が、観ていて辛いです。後半の展開にやや救われた気がするが、気になるシーンも幾つかあるし、心理的にキツカッタ作品です。】
■死んだ父(豊原功補)の300万の借金を抱え、脳の病気のために行動がオカシイ母(霧島レイカ)の面倒を見るアヤト(磯村勇斗)。
一方、弟のソウヘイ(福山翔太)は、総合格闘技の世界チャンピオンを狙う日々。
アヤトは睡眠一時間で工場勤めをしながら、父の遺したスナックを守ろうとし、恋人(岸井ゆきの)や親友(染谷将太)が手助けするも、警察の杜撰すぎる職務質問により、命を落とす。
◆感想
・今作の前半が、観ていて心理的に辛すぎる。又、夢想なのだろうが、前半と後半に一回づつ描かれる拳銃発砲シーンの意図も分かるようで、分かりにくい。
・今作は内山拓也監督のオリジナル脚本のようだ。それは尊重するが、余りにも息苦しい展開が続くと、観ていて疲弊する。
<所謂、兄弟の間の悲惨さと栄光を描こうとしたのだろうが、ソウヘイの栄光も短カットで終わるし、その後の希望ある展開が見えない、と言うか無理がある気がする。
私は、映画製作者の方々の大変さを想い、出来るだけ見た映画の良い点にフォーカスし、レビューするように心掛けているが、今作は上手く書けなかった。
何だか、申し訳ない。>
内山拓也監督と俳優陣•スタッフの皆様、良かったです!
レビューで、暗いという投稿を見て、見に行くかどうか迷ったのですが、見に行って本当に良かったです。
重い部分はありましたが、見た後まで、どんよりとするなんてことは、ありませんでした。
2時間、飽くことなく、見応えのある映画でした。
まさに名もなき若者、借金、病んだ親の世話•介護を背負い、理不尽な世間の仕打ちに巻き込まれた若者の話ですね。
可視化されない人々の苦しみ、重荷、問題解決能力を持たない、持つ気力さえ失った人間を描いたものと思いました。
限界に達したなかでも、主人公の彩人の母への愛、それを受け継いだ恋人の日向には、人としての素晴らしさを感じました。
しごく勝手な解釈ですが、彩人がなぜ、お母さんを病院に入院させず家で世話していたのか。それは、今の日本の精神科医療が貧困で監獄に送るようなもの、そんな場所に母を入れられないという、深い愛情からだったのではと想像していました。
表面化されない苦しみにあえぐ人たちを救うための対策を行政がもっと立てて、相談できる場所作りをしなければならないし、我々の意識変革、温かい目を持つことも重要と思いました。
見終わった後、重さで鬱々することなどなく、むしろ、こういう映画を制作できる内山監督が存在することに嬉しくなってしまいました。今後も頑張っていただきたいです!
日本の俳優陣の質の高さも感じることもできました。各役者さんの思いのこもった演技も見応えがありました。
なお、私は女性ですが、問題なく見れましたよ。暴力シーンもありましたが、えぐさで見るに耐えないとは感じませんでした。
注意: べた褒めになってしまいましたが、私は映画関係者でも、インフルエンサーでもありません。
初めてレビュー投稿するので、皆さんみたいに気の利いたレビューは書けませんが、映画素人の素直な感想です。
些細な
出来事なのに、あんな事で死を迎えてしまうなんて、何だか喪失感を持ってしまいます。父親の死、母親の難病、借金‥、色んな困難を何とかしのいでいたのに。最初と最後の銃撃死亡シーンはどういう意味があったのでしょうか?よくわからなかったです。
製作意図…
警察官の悲しき終末
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