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◆***disney post***流 ビデオ撮影術

〜今年の夏は、こう映す。

 パークに行ってショーやパレードを見ると・・・いやーいるわいるわ撮影隊が!しかしどうもみなさん、撮るのに苦労しているようですね・・。そこで!曲がりなりにも大学時代ちょっとだけソニーの撮影テクを習った(研修期間3日)私がそっと教える、今までないコンテンツをお送りします。

◆まず、ビデオカメラの選び方。

 最近の民生用のビデオカメラには、方式で言うと2種類、形で言うと3種類あります。まずはそのまとめを。

 方式的にはご存じのように「8ミリ」「ミニデジタルビデオ(以下DV)」の2種があります。最近は「デジタル8」というものも出てますがとりあえずこれはDVに入れておきます。で結論から言うとこれからビデオカメラを買う人はデジタルで決まりです。どんな素人が見ても、画質の差は明らか。値段的にも対して変わらないので絶対デジタルで行きましょう。で、買い換えの人は前の機種が8ミリならばデジタル8、それ以外の人はお好きな方を選んでください(ま、後述のカメラの大きさから行くとノーマルなDVがお勧めですが)。ショーなどを少しでもきれいに残したい、とお考えの8ミリorVHS-Cユーザのみなさま、はっきり言いましょう。DVに乗り換えるべきです。

 次、形(大きさ)です。大別すると目の付け所が鋭い会社の「ビューカム」タイプ、従来と同じ形の「スタミナタイプ」、いわゆるパスポートや手の中サイズの「ミニタイプ」の3種があります。東京ディズニーランドのショーやパレードの撮影が主、という方ははっきり言って「ミニタイプ」を超お勧めします。普通、運動会などの撮影をはじめとするまっとうな撮影時には長くて5分程度しか撮りません。しかし私ら東京ディズニーランドマニア(笑)は、短くても20分を超えるショーを相手にしますので、軽さはかなりのポイントになります。三脚、という話もありますが、これは結構な迷惑がかかるのでやめましょう。よって大容量バッテリも不要。30分持てばOKなのです。

◆そして以外と重要なファクター・・

 で、3CCDにするか否か、というと予算によります。画質はDVという時点でもう普通の人的はOKですが、みなさん忘れてしまっているファクターがあります。それは「音」。いくらレンズがすさまじい性能(ソニーなどいい例)であってもマイクは結構ショボ目。しかも後ろの音も拾ってしまいます。ですのでここは外付けで指向性の高いマイクをつけることをお勧めします。これだけで後で見たときの印象は全然変わります。
 で、ここが重要なのですが、マイクをつけるためのアクセサリーシューがあるのと無いのでは雲泥の差。コレばっかりは買った後に気が付くものなのでこれから買う人はぜひ注意してください。

◆撮るときの注意

 で、東京ディズニーランド撮影隊だけではなく通常の撮影時でも考えなければいけないことを羅列しましょう。

・「そんなに寄るな!」
 えー、コレがホント多いんです。いくらズーム機能がすごいからって、画面いっぱいいっぱいまで寄ってしまうと見ている方が結構キツイです。まずビデオを撮るときは少なくとも「デジタルズーム機能」はオフにしましょう。画質も落ちるしはっきり言って無駄な機能ですこれ。で、ズームは寄っても5倍程度、アップで見るよりは全体の雰囲気を撮った方が後で見てよいです。

・「AE固定、ピント固定を活用せよ」
 実はこれを使うだけで画像は全然よくなります。たとえば画面の8割方くらくて、2割があかるく、そのあかるいところに被写体があったら、明るいところにズームしそこでAEを固定、その後引いて映すときれいになります。たとえばMGMディズニースタジオ、インディ・ジョーンズのショーなどはコレを多用しないと何にも映りません。
 また、ショーなどは定位置に座っているのでピントはほぼ固定でOKです。最近のオートフォーカスは敏感なので、コレを切った方がきれいな時があります。

・「脇が甘い!」
 い、いや怒ってるんじゃなくて(笑)、三脚を使わない以上手ブレを少なくするために脇を締めて、カラダに固定するようにカメラを持ちましょう。基本。

・「ベストポジションを見極める」
 東京ディズニーランドのショーにおける、ベスト撮影ポジションは「立ち見の最前列」です。ですので、ビデオ撮影をするときは早めにその位置をキープ。たいていロープで囲まれている場所が座ってみる場所ですので、そのロープの後ろに陣取り、かならず15分前にはたちましょう。後ろの方へ迷惑です。
 さらに、ここでマナー違反に注意。たまに見かけるのですが、座り見最後列にシートで陣取っておき、ショー開始直前に後ろに潜り込みいきなり立ってビデオを取り出す黒常連が多数見受けられます。ものすごく迷惑なので絶対やらないように。

(Written by postmaster, 1999/6/21)

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