本サイトで連載中『山根博士の海外モバイル通信』でおなじみ香港在住ケータイ評論家でありコレクターの山根康宏氏よりご寄稿いただきました。 この冬の各通信事業社の新製品はスマートフォンが中心となっており、いわゆる“ガラケー”中心だった日本の市場も大きな変革を迎えようとしている。だが、ヨーロッパやアジアではメーカー端末を通信事業者が販売することが一般的だ。そのためメーカーは自由にスマートフォンを開発し、毎月のように新製品を市場に投入している。 特に海外ではFacebookやTwitterなどのWEBサービスの利用が急増しており、消費者もスマートフォンの通信事業者固有サービスへの対応はあまり求めなくなってきているようだ。ウェブブラウザーを搭載しマルチタスクで動くスマートフォンは、海外の携帯電話利用者の多くにとって使いやすい“旬”な製品であるわけなのだ。 そのため海外では複数の事業者から同一スマートフ
米SocialBeatは、Facebookの国際成長戦略担当のJavier Olivan氏を取材し、Facebookの国際戦略を聞き出している。それによると、日本市場に関して同社は、最高のエンジニアを東京に集結しモバイルサイトの開発を急いでいるという。 日本は、FacebookがトップSNSの座についていない残り主要4カ国の1つ。そこでシリコンバレーの本社から最高のエンジニアを東京に送り、日本市場にあったソフトウエアの開発を行っているという。最も力を入れているのが、日本に合ったモバイルサイトの開発。クッキーと呼ばれるパソコン向けサイトでは一般的なユーザー認識技術が携帯電話では使用できないなど「数ヶ月前にはどうにもできない」状況だったという。 またFacebookはインドやロシアを始め世界の携帯電話キャリア50社以上と提携し、携帯電話からFacebookをパケット料金なしで利用できるような特
米国のSNS大手Facebookは、日本向けの携帯電話向けサービスを本格展開する。まず米国本社のエンジニアを常駐させる日本事務所を2月2日に開設した。今後、日本の携帯電話の環境に合わせた新たなサービスを開発する。開始時期などは未定だ。 Facebookのヘッド・オブ・インターナショナル・グロース、ジャヴィア・オリヴァン氏が日経トレンディの取材に対して明らかにした。同社が米国以外のオフィスに本社のエンジニアを派遣するのは初めて。日本国内でも積極的に携帯電話向けサービスを展開して、国内の大手SNSに対抗する。 2008年5月にスタートした日本語版Facebookは現在約100万人のユーザーを抱える。ただ、さらに利用者を拡大するには、国内の大手SNSと同様、携帯電話向けサービスの拡充が不可欠となる。日本のモバイル環境に合わせた新たなプラットフォームを開発するための拠点として日本事務所を開設した。
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