インターネットを通じた中古本などの販売・買い取り大手「ネットオフ」(愛知県大府市)で、顧客情報を管理するサーバーが不正アクセスを受けたことが20日、分かった。具体的な被害は調査中だが、最大1万589人分の個人情報が外部に流出した可能性がある。同社は県警東海署に相談している。 同社によると、9月末にクレジットカード会社から「『記憶にない買い物をした』と客から問い合わせがある」との連絡があり、調査でサーバーに何者かが外部からアクセスした痕跡が見つかった。 不正アクセスをされたサーバーには11年4月1日から12年9月4日の間、クレジットカードによる決済をした利用客の氏名、住所、カード番号などが記録されている。いずれも携帯電話による取引だったという。 同社は現在、コンピューターによる取引を停止。専門調査機関に調査を依頼している。問い合わせは毎日午前10時〜午後6時、特設ダイヤル(0120・0