コンピューターを動かす上でどうしても出てしまう熱を排出するため、コンピューターには大きなファンを回して温度を下げる空冷式や、パイプを張り巡らせて冷却剤を通して温度を下げる水冷式の冷却装置が取り付けられています。アメリカのスタートアップ・Frore Systemsが、手のひらサイズで従来よりも静かで冷却効率の高い技術「Solid State Active Cooling(ソリッドステートアクティブ冷却)」を開発し、2023年5月30日~6月2日まで開催されたアジア最大規模のコンピュータ見本市「COMPUTEX TAIPEI 2023」で公開しました。 Radical AirJet cooling chips can double a laptop's performance | PCWorld https://www.pcworld.com/article/1388332/new-airje
はじめまして。「100円ショップのガジェット」を中心に電子機器を色々と分解をしているThousanDIYと申します。 このコラムでは、ガジェットを分解する中での発見や感想をつらつらと書いていきたいと思います。 2021年は「半導体の不足により自動車の減産」というニュースを中心に、突然「半導体」が注目された年でした。 第1回目は半導体の発展の象徴と言える「マイコン」の原点である「電卓」が現在はどうなっているか分解して見てみます。 はじめに 1991年のNHKスペシャル「電子立国日本の自叙伝」という半導体エンジニアには伝説の番組があります。 当時世界を席巻していた日本の半導体産業の歴史を中心に、半導体の誕生から電卓への応用、そして集積回路(LSI)化による世界初の1チップマイコンであるIntel 4004が誕生するまでを描いています。(現在も「NHKオンデマンド」で配信されています) 番組の舞
オープンソースで開発される命令セットアーキテクチャのRISC-Vは、半導体業界に大きな風穴を開ける新技術として期待されています。そのRISC-Vで設計されたCPUを搭載したポータブルコンピューターの「DevTerm R-01」が登場しました。 DevTerm Kit R-01 | ClockworkPi https://www.clockworkpi.com/product-page/devterm-kit-r01 The first RISC-V portable computer is now available https://lunduke.substack.com/p/the-first-risc-v-portable-computer 世界中のPCに使われているCPUのほとんどはIntelのx86という命令セットアーキテクチャ(ISA)、スマートフォンなどに使われているCPUや
近年発売される映像ソフトは、DVDやBlu-rayに加えて4K再生に対応した「Ultra HD Blu-ray」という形式でも販売されることが増えました。このUltra HD Blu-rayをPCで再生するには対応した光学ドライブやチップが必要とされていますが、2021年3月に登場したIntelの第11世代Coreプロセッサ「Rocket Lake-S」以降のCPUではUltra HD Blu-rayを再生できないことが話題となっています。 New Intel chips won't play Blu-ray disks due to SGX deprecation https://www.bleepingcomputer.com/news/security/new-intel-chips-wont-play-blu-ray-disks-due-to-sgx-deprecation/amp
【NHK】電気製品に使われている「半導体」。どの製品にどのような半導体が使われているのか?“半導体のプロ”が集まる調査会社に解説してもらいました。
論理回路(ろんりかいろ、英: logic circuit)とは、デジタルな電子回路による、論理演算や記憶を行う回路である[注 1]。 真理値の「真」と「偽」、あるいは二進法の「0」と「1」を、電圧の正負や高低、電流の方向や多少、位相の差異、パルスなどの時間の長短、などで表現し、論理素子など[注 2]で論理演算を実装する。電圧の高低で表現する場合それぞれを「H(ハイ)」「L(ロー)」等という。基本的な演算を実装する論理ゲートがあり、それらを組み合わせて複雑な動作をする回路を構成する。状態を持たない組み合わせ回路と状態を持つ順序回路に分けられる。 論理回路の設計には、論理式や真理値表が用いられる。さらに回路図的な表記手段としてMIL記号など論理素子記号が使われる。 負論理には正論理の信号名の上にオーバーバー(例: )を加えることで表現し、MIL記号では小丸(○)で表現する[1]。 正論理(左側
シリコン(ケイ素)の大きな単結晶(純度99.999999999%)を、ダイヤモンドブレードでスライスして、薄いシリコンウェーハを作ります。
今年のCPU実験では、有志からなる我らがX班が、おそらくCPU実験史上初である自作CPUへのOS (xv6) 移植に成功しました。コア係とコンパイラ係の面々がそれぞれまとめ記事を書いていたので、OS係から見たOS移植のまとめも書こうかなと思います。こんなことしてましたってことが伝わればいいなと思います。 この記事を読む後輩やらなんやらがいたら、ぜひ僕らがやったようなことはさっさとクリアしちゃって、さらにさらに面白いことをする踏み台にしていってほしいですね。 どなたが読んでもある程度概要が伝わるよう、まずCPU実験とは何かということをさらっと書いた後、実際にxv6を移植するにあたってやったことをまとめたいと思います。 CPU実験とは CPU実験は僕の学科(理学部情報科学科)で3年冬に行われる、半年間にわたる学科名物演習です。 最初の週で4~5人程度の班に分けられた後、それぞれの班でオリジナル
PC用CPU市場で圧倒的シェアを確保し続け絶対王者として君臨するIntelに対して、今や唯一のライバルであるAdvanced Micro Devices(AMD)は近年低迷を続け、最近では大手IT企業に買収されるのではないかという噂が出ては消える状態です。AMDがどのようにして生まれ、成長し、Intelに戦いを挑み、脅威を与える存在にまで上り詰め、そして打ち破れたのかについて、Hackadayが考察しています。 Echo of the Bunnymen: How AMD Won, Then Lost | Hackaday http://hackaday.com/2015/12/09/echo-of-the-bunnymen-how-amd-won-then-lost/ AMDは1969年にフェアチャイルドセミコンダクター出身のジェリー・サンダースらによって設立されました。ちなみに、フェアチ
By nera the photos コンピューターの演算処理をつかさどるCPU(Central Processing Unit)は、これまで日進月歩の進化を遂げてきました。スタンフォード大学のVLSI研究グループは、CPUの進化の歴史をさぐるべく過去40年間に登場したCPUをさまざまな角度から比較・分析しました。分析データから見えてくる「CPUの進化」の実態とはどういうものなのでしょうか。 CPU DB: Recording Microprocessor History - ACM Queue VLSI RESERCH GROUp - Stanford University http://vlsiweb.stanford.edu/ CPU DBは、スタンフォード大学のVLSI研究グループによってまとめられたCPUのデータベースであり、公称スペックやベンチマークなどCPUに関するあらゆる情
半導体メーカー大手のARMが、現行モデル比3.5倍の性能で消費電力を最大75%も低減させる新CPU「Cortex-A72」を発表しました。Cortex-A72の登場により、スマートフォンやタブレットがさらに高性能化し連続稼働時間もアップしそうです。 ARM POP™ IP Cortex-A72 licensees include HiSilicon, MediaTek and Rockchip. http://www.businesswire.com/news/home/20150203006487/en/ARM-Sets-Standard-Premium-Mobile-Experience ARM unveils Cortex-A72 CPU, Mali-T880 graphics, and more - The Tech Report http://techreport.com/new
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く