ネコ好きのあなたへに関する記事一覧ページです。
夜に光る目、額から鼻にかけた白い線、細長い尾。その圧倒的な“侵入力”で東京都心に生息域を広げている野生動物がいる。アジア原産のネコの仲間「ハクビシン」だ。 都内東部の神社。昨年11月、区が契約する駆除業者が本殿の天井裏に入った。「ふんがありますね」。金網の箱ワナを仕掛けた。お祈りする付近の直上には尿のシミが広がる。「参拝者にしたたり落ちたら大変」と宮司の男性(43)。ビニールを広げていた。 異変は3年ほど前。天井からネコが歩くような音が響き、太鼓をドンドンと鳴らしても逃げない。小学生の息子らが庭の柿の木に2匹いるのを見た。「タヌキだ」と騒いだのがハクビシンだった。塀や電線の上を歩く姿を近くの住民も目撃していた。実害が出始めたため、区に相談した。 区の係長は「拳大の穴でも侵入してしまう。隙間が多い日本家屋の被害がめだつ」と話す。住民からの相談が増え、2012年度から箱ワナの設置を始めた。昨年
シカなどの獣害に悩む滋賀県東近江市池之脇町の集落が、羊の放牧で被害を減らす試みに取り組んでいる。羊の世話や見学などで人が集まることで被害が減り、活動が集落の結束にも効果を発揮している。 池之脇町は市南部にあり、26世帯が住む。集落に隣接して丘陵地や水田が広がり、動物の侵入を防ぐため高さ2メートルほどの柵を山と集落の間に設けた。だが、シカやサルに稲や野菜が食いちぎられたり掘り起こされたりする被害が後を絶たず、耕地面積17ヘクタールのうち2~3割が被害にあっていたという。 羊の放牧は2009年から始めた。永源寺ダム上流地域で行われていた獣害対策を兼ねた牛の放牧がヒントになった。羊なら体も小さくておとなしく、世話や管理もしやすいと目を付けたという。
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