政府・与党はビール系飲料にかかる酒税について、酒類間の税額格差を段階的に縮小する方向で検討に入った。ビールにかかる税額を引き下げ、ビールよりも税額の少ない発泡酒や第三のビールを引き上げる。増減税同額の税収中立とする方針だ。酒税が商品価格に大きく影響し、市場の競争環境を過度にゆがめていると判断した。ビール業界の商品開発や経営戦略にも影響を与えそうだ。(関連記事企業1面に)与党は2015年10月に
またもや日本酒業界にあってはならない事件が発生してしまいました。富久娘酒造による、いわば食品偽装というか誤表示事件です。おそらく第一報だったと思われる、神戸新聞の記事がこちら。 この事件は、大阪国税局から今年10月に指摘を受けて、調査した結果判明したことです。同じ大阪国税局からの今年2月に食品偽装を指摘されたのは、浪花酒造でした。こちらの件に関しましては、ここに詳しい記事を書いています。 今回のニュースと、前のニュースのどちらも本当にあってはならないことです。何が問題であり、どこが悪かったのか、詳しく解説していきましょう。 神戸市灘区の酒造会社「富久娘酒造」は11日、純米酒に醸造アルコールを混ぜたり、吟醸酒の原料に規格外の米を使用したりしていたことを明らかにした。 (神戸新聞より) 富久娘酒造が行ったのは「純米酒に醸造アルコールを混ぜる」「吟醸酒に規格外の米を使用する」という2点です。この
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