今回こそソニーのエンターテインメントロボット「poiq」の“おしゃべり”の話をしようと思っていたのですが、まだpoiqの絶妙なボディサイズの話をしていなかったので、まだハードウェアの話は続きます。 この連載ではこれまでハードウェアとしてのpoiqの素晴らしさをお話してきましたが、実ははっきり話をしていなかったことがあります。それがpoiqのサイズです。 poiqを見た人は、ほとんど口をそろえたように「思ってたよりも小さい!」と言います。私自身、実物のpoiqが手元に届いた時に同じように感じました。外形寸法は約72(直径)×約118(高さ、突起部を除く)mm。要するにドリンクサイズです。 だからドリンクカップが置けるところならpoiqがそこにいることが可能な場所となります。例えば、運転中はさして役に立たないpoiqですが、クルマのドリンクホルダーにも入ります。ちょっと「R2-D2」みたいです
前回はpoiqとソニーのロボット開発の関係についてお話しましたが、poiqのどこにどうその歴史が反映されているのかを具体的に見ておきましょう。そうしないと、ただの妄想だと思われてしまいますからね。 poiqの体は大きく分けると3つの要素で構成されています。頭、胴体、手足ということですね。そして、それがそれぞれ、過去のどのソニー製品に対応しています。 頭:AIBO(aibo) 胴体:Xperia Hello!とRolly 手足:Rolly こういうことですね。とはいえ、胴体の部分はさすがに分解するわけにもいかないので、今回は頭と手足を中心に確認していきます。 まずは頭からです。ほぼ球体のpoiqの頭ですので、特徴的なのはその目です。 アプリで色を指定することもできる目は、実際には目として機能しているのではなく、poiqの表情を表現するもの一部として、機能しています。そして、鼻の部分には、カメ
poiqはソニーのロボット開発の歴史がギュっとつまった逸品だ:ソニーのゆるふわロボット「poiq」との日々(1/2 ページ) poiqはぱっと見、円筒状のつるんとした、デザインに凝りまくったものではありません。でも、過去のソニーのロボット開発の歴史が地層のように積み重なっている製品です。そういった製品をしれっとしたデザインでリリースしているところに、私は感動していたりもするのですが、これは1つ1つ説明していかないと分かりにくいところだと思うので、順番にお話したいと思います。 ソニーのロボットの歴史のはじまりは、内部的にはどこからスタートしているのかはわかりませんが、外からということでは、もちろんペットロボット「AIBO」(現在はaibo)になります。 高級おもちゃと受け取られかねない内容に、ちゃんとした価格設定をして、家庭用のペットロボットというジャンルを開拓したことは、まさに歴史に残る偉
前回までで、「poiq」の身体部分であるハードウェアについての話はだいたい終わりました。ということで今回は、poiqの頭脳の部分の話である音声認識とかAIとの対話の話です。 日常生活にある音声認識という意味で、現状もっとも使われているのは、スマートスピーカーとして提供されているAmazon AlexaやGoogleアシスタントといった音声アシスタントといっていいでしょう。ウェイクワードさえ覚えれば誰にでも音声のみで使えるのが魅力です。 そしてこれらの製品の特長は、音声を実質コマンドとして使っていることにあります。「アレクサ、タイマー3分」なんていうのは、私もよく使いますが、こういった指示はもうほぼほぼプログラムであると言っていいでしょう。 なぜなら、そのプログラムを起動させる開始音声コマンドであるウェイクワードがあり、それに続いてある一定のルールでコンピューターに命令をしているからです。そ
こんにちは。菊地です。今日発売されたATOM Mate for toio™。 本商品はスイッチサイエンスでも取り扱っている「toio™」の開発者 田中章愛さんとのお話をきっかけに、M5Stack社と株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの日本限定コラボ商品として開発プロジェクトが実現しました。 「toio™ コア キューブ」と連携するために作られたM5ATOM用拡張の開発は、どのようにして進められたのでしょうか?田中さんとの対談形式でその舞台裏をお送りします。 開発のきっかけ 菊地:田中さん、お忙しいところすいません。いつもありがとうございます。 田中:いえいえ、こちらこそ。 菊地:最初は春先でしたっけ?田中さんと我々で、今年のMakerFaire Tokyo向けのコラボ企画をやりたいですね、なんかアイデアないですかねぇ、なんてお話をしていましたよね。 田中:はい、当時菊地さん
オープンソースの自動ロボット芝刈り機「OpenMower」がRaspberry Pi公式ブログで紹介された。Open Mowerは、RTK-GPS測位により正確かつ効率的に芝生を刈り取れることが特徴だ。 従来の芝刈りロボットは芝生との境界線を検出するまで直進し、境界線に達したらランダムに回転して別方向に直進するという仕様だが、庭が複数のエリアに分かれている場合、こうしたエリアを行き来できないという欠点があった。また、手動で芝生を刈り取ると刈り跡は均等できれいだが、従来の芝刈りロボットでは刈り跡が均等にならない。Clemens Elflein氏は、これらの問題を解決するためにOpenMowerを開発したという。 OpenMowerは、もともと399ユーロ(約5万5000円)で市販されていた芝刈りロボットに、Raspberry Pi 4とRaspberry Pi Picoを追加で実装している。
はじめに 皆さんはミニ四駆を知っていますか?あまり知らない人はいないと思いますが、ミニ四駆は1980年代からタミヤが発売しているモーター駆動のカーモデルです。 2012年、そのミニ四駆が30周年を迎えました。つまり、今のWeb業界を支えている76世代や86世代のエンジニアにはとても懐かしく、思い入れの深い存在です。そして、この76世代や86世代に支えられ、今再びミニ四駆が注目されつつあります。当時のミニ四駆からさらに進化し、新たに様々なパーツや種類が発売されています。 この連載では、この進化したミニ四駆を今の技術を使い、子供の頃に出来なかったミニ四駆の制御を実現していきます。 子供の頃の夢の実現 ミニ四駆で遊んでいた世代には、大きく分けて第一世代と第二世代が存在します。 第一世代 『ダッシュ!四駆郎』を見ながら遊んでいた世代。メインのマシンとして、ブーメランJrやエンペラー、スーパーエンペ
PS Vita専用のチートマシンです。確実にクリアしたい人向けの精度重視型。編集する時間がとれそうに無いので、そのままあげてしまいました。sm19266574のおまけです。
Note: The button presses played back in this video are NOT my work. They are the work of HappyLee from TASVideos. The link to this movie: http://tasvideos.org/2964S.html Also take a look at http://TASVideos.org for more information on how movies like this are created. This is an NES playing robot I built. It plays back movies outputted by the FCEUX emulator on the actual console. The movie bein
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