このページの本文へ

AIがあるので、今年はエンジニア採用やめました Salesforce

2025年03月21日 12時50分更新

文● @sumire_kon

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
Salesforceのロゴ

 Salesforceは2月27日、同社が開発・使用しているAIエージェントの成功により、2025年はエンジニアの採用予定がないことを明らかにした。米メディア「サンフランシスコ・スタンダード」が報じている。

 報道によると、本件はSalesforceの決算発表会において、マーク・ベニオフCEO自ら公表したもの。

 同氏はフォーチュン100社のほぼ半数が同社のAIやデータクラウド製品を使用していること、2024年10月に提供を始めたAIエージェント「Agentforce」が5000件以上の契約を獲得していることに触れつつ、「我々は人間だけを管理する最後の世代である」と述べたという。

 同社は2023年には約7000人、2024年には約1000人と、大幅な人員削減を実施。2025年もすでに1000人以上を削減する一方、営業担当者の採用は拡大しており、「AIにできることはAIが、できないことは人間が対応する形」に移行しつつあるようだ。

 今回のベニオフCEOの発言も、こうした変化を受けたものではないかと、サンフランシスコ・スタンダードは分析している。

■関連サイト

カテゴリートップへ

ピックアップ