2025年3月10日の夜から11日未明にかけて、X(旧Twitter)で大規模な通信障害が発生した。国内外の複数メディアが報じている。日本や米国を含む多くの国々で、ユーザーがサービスにアクセスできない、あるいは読み込みが遅いなどの不具合に見舞われた。障害報告プラットフォームのDowndetectorによれば、障害は日本時間10日18時30分頃から始まり、一時的に落ち着いた後、21時頃に再び悪化し、断続的にアクセスしづらい状況が続いたと報告されている。
Xを所有するイーロン・マスク氏は11日未明、自身のXアカウントで「Xに大規模なサイバー攻撃があり、現在も続いている」と投稿した。マスク氏は「毎日のように攻撃を受けているが、今回はかなり大規模だ」と述べ、「大きな組織や国家が関わっている可能性があり、追跡している」と付け加えている。ただし、マスク氏は主張の根拠となる証拠を示していない。